CCC Teamからウィリアム・バルタ(BARTA William)がEF Pro cyclingに移籍。
バルタは、ブエルタ第13ステージの個人TTでプリモシュ・ログリッチに次いで2位。この時のタイム差はなんと1秒。
あと少しでステージ優勝というところまでいった。移籍出来たのも、この素晴らしい活躍があったことも要因の一つだろう。
1年契約
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ウィリアム・バルタはアメリカの多くのプロを輩出しているHagens Berman Axeonの出身。
アメリカ代表チームの一員としても活躍しており、EF Pro cyclingのローガン・オーウェン、ニールソン・ポーレスとは顔見知り。
ルーベン・ゲレイロもHagens Berman Axeonでチームメイトだったので、チーム内には多くの知り合いがいる。英語でそのまま喋れるのも嬉しいことだろう。
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バルタは幼い頃からレースを始め、11歳でアイダホ州ボイジーのクラブに参加。注目すべきはタイムトライアル能力で、2017年のU23全国選手権でブランドン・マクナルティ(当時Rally Cycling)に次ぐ2位、エリートで4位となっている。
2017年にU23リエージュ-バストーニュ-リエージュで4位となり、アルデンヌクラシックの力があることも証明。オールラウンダーの可能性を見せてくれる。
だが、2018年U23ジロデイタリアでのクラッシュで大腿骨骨折。手術では、臀筋を切る必要があり、完全な力を取り戻すために8か月のリハビリテーションに直面した。
6月16日にケガをしていたが、2019年にはCCC Teamとの契約を勝ち取る。2019年のツール・ド・ロマンディでは一流TTスペシャリストに交じって8位を獲得。
この時の優勝はプリモシュ・ログリッチ。彼とは43秒のタイム差があった。それが2020ブエルタでは1秒差まで縮めている。
ブエルタも総合22位で終えており、TTのみならず総合力もあることがわかる。
EF Pro cyclingでの更なる活躍は間違いないだろう。
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