101回目となったミラノ~トリノのワンデイレース。
最後は、スプリンターによる共演となったが、ゴール手前7.8kmで大落車発生。これは交通整理員を二人配置して欲しかったようなレイアウト。
コースの真ん中に大きな標識が2回連続で現れては、ライダーも困るだろう。
One day race » Mesero › Stupinigi (198k)
イタリアのミラノとトリノを結ぶ198kmのワンデイレース。
序盤は平坦コースが続くが、中盤過ぎあたりに、ヴィニャーレ・モンフェッラートという標高293mの地点がある。
だが、例年終盤にある標高620mのスペルガ峠はなく、フラットなゴールでスプリンターのためのセミクラシックレースだ。
問題の大落車が発生したのはゴール手前7.8km地点。映像を見ると2回目の交通標識で起った。
イヴ・ランパールトの隣の選手が大きくグラついている。その選手は隣の選手に当てられているのだけど。
イヴ・ランパールトは標識に激突。すぐに立ち上がって後続から突っ込まれることはなかったけど鎖骨を骨折。
後ろから乗り上げて、1回転して宙を舞っているのではイーサン・ヘイター(Team INEOS)。ヘイターはそのまま走って12分遅れでゴール。
この落車により4人がそのままリタイヤしている。
選手はレース前に、ここに交通標識があることは理解しているが、それでも安全のために整理員を配置して旗を振るなどの注意が欲しかった。
イヴ・ランパールトはヤコブセンを心配
I’m okay after my crash today. Thanks for all messages! Let’s focus on Fabio and pray everything will turn out okay! 🙏 https://t.co/sXKuW8bAgK
— Yves Lampaert (@yveslampaert) August 5, 2020
イヴ・ランパールトは事故後にツイートしており、自分のことよりもファビオ・ヤコブセンのケガを心配をしている。
イヴ・ランパールトの復帰は10月のフランダースツアーからとなる。
これで、クイックステップは二人の重要なライダーをクラッシュによって失ってしまった。
同じ日に二人もケガするのはチームにとって大きな痛手だ。
ゴールはアルノー・デマール(Groupama – FDJ)がカレブ・ユアンを破っている。
- アルノー・デマール(Groupama – FDJ)
- カレブ・ユアン(Lotto Soudal)
- ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma)
- ペーター・サガン(BORA – hansgrohe)
マチュー・ファンデルプールは13位。
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