39歳のオランダのピーター・ウェーニング(Pieter Weening)がTrek-Segafredoと契約するというニュースがあったが、まさかこの時期にと思っていた。
ピーター・ウェーニングはRoompot-Nederlandse Loterijのプロコンチネンタルチームで走っていたが、2019年限りで契約は切れている。
だが、噂通りにTrek-Segafredoとの契約を発表した。
過去の実績だけではないのか
🚨 Breaking News 🚨
We’re happy to announce the signing of Pieter Weening! The experienced Dutch rider will join @TrekSegafredo for the rest of the 2020 season. Welcome @WeeningPieter !!
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— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) June 5, 2020
ピーター・ウェーニングの実績については申し分ない。2019年までRoompot – Charles で走っていたが、今シーズンの契約更新はなく未所属だった。
昨年も、Skoda-Tour de Luxembourg (2.HC)第2ステージで勝利している。マリアローザを着用したこともある。
それ以外の経歴については、以前の記事にも書いているので参考にしてほしい。
メンバーの不足
Trek-Segafredoの契約メンバーは最低人数の27名でスタートした。
だが、2月に若手スプリンターのマッテオ・モスケッティ(イタリア)がエトワール・ド・ベセージュの落車事故で骨盤骨折。長期離脱をしている。
この時点でチームは26名。これから先を戦うには物理的に人数が足りない。そこで2月の時点で、ピーター・ウェーニングに打診したのだ。
この時期に未契約で実績のある選手という選出だった。しかし、コロナによりレースは中断。この話は噂で終わったかと思われていたが。
だが、ここにきてレース再開の話も出てきており、70日で50レース以上を走らないといけない状態になりそう。
そこで、39歳で未契約のピーター・ウェーニングと正式契約となった訳だ。だが、多分今シーズン限りの契約となるかもしれない。
来シーズンには、マッテオ・モスケッティも帰ってくるはずだし。モスケッティは何か月も前にローラー練習は初めているので復帰の時期は遅れても、必ず帰ってくる。
私はまだチームを見つける望みを持っていたので、シーズン前と同じようにトレーニングを続けていた。体調を崩したくなかったので、冬の間ずっとトレーニングを続けた。
2月に初めて連絡してきたとき、 4週間から6週間で競争力のあるレースができると彼らに言った。提案はあったが、Covid-19とレースカレンダーの中断のため、プロセス全体が一時停止した。
ルカ(GM)との話し合いの後、レーシングが再開された場合、チームが彼らの言葉を守ることは間違いなかった。多くのチームが苦戦している今、トレックセガフレードが新しいライダーを採用することをいとわないのは非常に特別なことだ。
これは、私が実際に何ができるかを示す絶好の機会であり、どのレースに選出されても、チームリーダーが良い結果を達成できるように支援することに非常に意欲的だ。
ピーター・ウェーニングとしては、またとないチャンスなので全開で走り続けて欲しい。
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