フィリップ・ジルベール(Lotto Soudal)はモナコに住んでいる。
モナコはロックダウン中で、買い物以外の外出は禁止されており、自転車もプロといえども禁止だ。
ジルベールは11キロの周回コースを走る予定だったが、警官に捕まり100ユーロ(約1万1千円)の罰金を支払った。
気晴らししたいですよねえ~。
30キロくらいの走行
2019 Paris-Roubaixを含む5つのモニュメントを勝ち取ったフィリップ・ジルベールは、Facebook のインタビューに次のように語っている。
11 kmのラップを3〜4回続けて走らせ、1時間新鮮な空気を得ることができた。
ある時点で逮捕され、100ユーロの罰金が科せられた。私たちのステータスにより、無料パスはない。
すべての市民は法律の前で平等だ。昨年パリ~ルーベで優勝したからといって、他の人よりも多くの権利を持っているわけではありません。
そして公人として、私は正しい模範を示す必要がある。
フィリップ・ジルベールの母国ベルギーに里帰りでもしていたら大丈夫だったんですけどねえ~。
ベルギーのライダーは50kmまでならば自転車でのライドもOKなのでストレスが溜まることもなかったでしょうに。
アンチドーピング試験でひやり
After 17 years, this could have been the end of my professional career if I didn’t pass this test before 30/4…. I had to watch a video and answer questions. If you didn’t get 80%, you had to retake this two hour test 😅🤯 pic.twitter.com/3s3o3SUCFn
— PHILIPPE GILBERT (@PhilippeGilbert) April 10, 2020
世界アンチドーピング機関WADAもさすがに、ロックダウン中はドーピング検査を各ライダーの自宅に行って行うことは出来ない。
現在は、オンラインでアンチドーピングルールとその所在について2時間説明を受けたあとにテストを受けるようになっている。
4月30日までに、テストに合格しないと証明書が貰えないのだが、フィリップ・ジルベールはひやっとしたそうだ。
これが私の17年のキャリアの終わりだったかもしれない。そうでなければ、ビデオをもう一度見て、2時間のテストをもう一度受けなければならなかっただろう。
まあ、皮肉を言ってるんですけどね。
テストは、オリバー・ナーセンによると、間違えても「質問を繰り返す」をクリックして正確をクリックするだけでOKなようだ。ナーセンは時間の無駄とツイートしてる(^^;
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