フランダースツアーは「ロックダウンエディション」のバーチャルレースで4月5日に開催。
同じ日に行われたRONDE VAN ZWIFTは、Alpecin-FenixとeRacingが争った。
RONDE VAN ZWIFTとは、違ってこちらは屋内トレーニングプラットフォームBkoolでおこなわれいる。
これが、結構リアルに作られていて、選手がローラーを漕いでいる姿も見れるのでRONDE VAN ZWIFTよりも見ていて面白いという印象。
スタートラインから放映
スタート位置に並んだ選手も結構リアルに作りこんである。横からの画像のほうがリアルっぽい。やはりスタートからやって貰わないとねえ~。
顔と体形は皆同じだけど(^-^;
Zwiftでは全く選手の顔などが見れないのが残念。しかも後ろからの映像ばっかりだし。
13人と少ないので、ジャージの色で誰かわかるのもリアルでいい感じ。
ばらけてくると、争っている二人をクローズアップして実際のローラー画面も出ていてわかりやすい。
たまに、バーチャルのライダーがダンシングするのも見ていて面白い所。
それと、Zwiftと違ってタイム差だけでなく、前のライダーからの距離も表示してくれるので、より分かりやすい。
もっと驚いたのが、グレッグ・ファンアーヴェルマートが単独になって、通り過ぎる場面があるのだが、これがリアル。
スマホのちっこい画面で、ローラーしながら見てたら多分実写のように見えるはず。
結局レースのほうは、最初はレムコ・イヴェネブールがトップを走っていたが後退。
その後、トーマス・デヘントや、オリバー・ナーセン、二コラシュ・ロッシュが激しく争う。
オリバー・ナーセンはローラーをしている姿はもう必死。下を向いて苦しそうにもがいていた。
勝利したのは、最後に抜け出したグレッグ・ファンアーヴェルマート。後続に20秒の差をつけての圧勝だった。
優勝したグレッグ・ファンアーヴェルマートは
自宅の屋根裏部屋から参加していたグレッグ・ファンアーヴェルマート。ゴール後には、娘さんの姿が見えたりして面白い。
自分のパフォーマンスに満足している。家からレースするのは少し奇妙ですが、ベストを尽くした。
最初はスピードにショックを受けたが、全てを実際のレースのペテルベルグ(Paterberg)の登りに焦点を置いた。そこから最後まで死にかけていた。本当にブロックしたんだ。
トーマス・デヘントは私に、坂道で違いが生じることを知らせてくれた。フラットを運転するのは非常に困難。
坂道だけに集中することを頭の中に入れた。私は本当に「ローラードライバー」ではない。本当の石畳と屋外でのライディングが好きだが、悪くはなかったので、勝ててうれしい。
やるのは楽しかった。言うまでもなく、みんな楽しい時間を過ごしたと思う。私の心拍数は長い間それほど高くなかったと思う。
とても素晴らしいアイデアで、誰もがフランダースのツアーを愛している。これは実際のツアーに代わる価値のあるものではありませんが、人々を少し楽しませることができた。
グレッグ・ファンアーヴェルマートのCCCは大変な状態だが、それでも関係なくベストを尽くすところは、さすがプロですね。
- Greg Van Avermaet (CCC) in 43m17s
- Oliver Naesen (AG2R La Mondiale) 20s
- Nicolas Roche (Team Sunweb) 21s
- Thomas De Gendt (Lotto Soudal) 50s
- Jasper Stuyven (Trek-Segafredo) 1m33s
- Remco Evenepoel (Deceuninck-Quick-Step) 1m42s
- Tim Wellens (Lotto Soudal) 2m08s
- Wout van Aert (Jumbo-Visma) 2m21s
- Mike Teunissen (Jumbo-Visma) 2m38s
- Zdenek Stybar (Deceuninck-Quick-Step) 3m29s
- Yves Lampaert (Deceuninck-Quick-Step) 3m29s
- Alberto Bettiol (EF Pro Cycling) 3m39s
- DNF. Michael Matthews (Team Sunweb)
マイケル・マシューズはギアが変わらなくてリタイヤとなった。普通のロードレースと違ってメカトラとなるとリタイヤしかないのもバーチャルならではかな。
全体的に、Zwiftレースを見るよりもBkoolでのレースを見るほうがよりリアルで面白い。Bkoolはローラーも左右に振れるようになっている製品を販売している。
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