ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma)は、予定を1週間早めてオンループ・ヘットニュースブラッドでロードバイクに戻ってくる。
すでに、シクロクロスでは完全復活したと言っても良いだろう。最後のシクロクロスレースとなったクワラテンクロスではついに優勝した。
ワウト・ファンアールトはストラーデビアンケでロードに復帰予定だったが、コロナウイルスの影響でレースがキャンセルになる可能性もあるので急遽予定を早めた。
すでにロードも力はかなり戻っているようで、クリス・フルームの持つSTRAVA記録も破ったという。その記録とは?
オンループ・ヘットニュースブラッドのメンバー
🇧🇪 #OHN20
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) February 26, 2020
Our line-up for Omloop Het Nieuwsblad⤵️ pic.twitter.com/SQJ0cBzOlM
Team Jumbo-Vismaのメンバーは以下の通り。
オンループ・ヘットニュースブラッドは悪天候が予想されており、12か所のパヴェではトルクのかけられない厳しい路面状況となりそうだ。
シクロクロス選手ならではのライディングテクニックが生きてくるコースとなるだろう。
クリス・フルームのSTRAVA記録を破る
シクロクロスが終わってから、ワウト・ファンアールトはスペインのテネリフェ島でトレーニングしていた。
ワウト・ファンアールトは、GuíaDe Isoraの登りで、クリス・フルームが持つ記録を4秒更新。4%平均勾配で、3.86kmの距離なので長い登りではない。
ベスト10の中には、ミカウ・クウィアトコウスキー、ディラン・ファンバーレの名前があることから、トレーニングキャンプで使われるコースなのだろう。
すでにロードの登りでも、力が戻っていることがわかる記録だ。
ツアー・オブ・フランダースとパリ~ルーベを目指す
ワウト・ファンアールトはリハビリの段階でフィットネスに多く取り組んだために、身体に1~2キロほど筋肉がついたらしい。
それらも3週間のトレーニングキャンプで落とすことに成功したようだ。
ワウト・ファンアールトは、ツアー・オブ・フランダースとパリ~ルーベを狙っている。
それが目標です、はい。昨年、私はミラノ・サン・レモとE3ビンクバンク・クラシックの間が好調だった。
フランダースとパリ~ルーベでは、少しトップコンデションを過ぎていた。今年はケガからの復帰なので、少し遅れて狙うほうが現実的だと思う。
最初に乗るレースで上手く走りたいですよね? 私は数週間で百パーセントになることを目指している。
シクロクロスではマチュー・ファンデルプールに大きく水をあけられてしまったが、ロードではどうだろうか?
シクロクロスからの切り替えとなるレースだが、早くも二人が激突することになる。注目されるライダーが一人増えたことは間違いない。
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