プリモシュ・ログリッチにとって、2026 ブエルタ・ア・エスパーニャは、開幕前から決して順調ではなかった。
モナコでのグランデパールを前にトレーニング中の事故に遭い、準備期間を大きく失った。
Red Bull – BORA – hansgroheによれば、本来の準備から10日間を失うほどの影響があり、出場そのものも不確実な状況だった。
それでもスタートラインに立ち、3週間を戦い抜いた。そして最後に待っていたのは、総合2位だった。
この2位は勝利のようなもの
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ログリッチは最終的に、エンリク・マスから2分15秒差の総合2位でブエルタを終えた。
これでブエルタでは7回の出場で6度目の総合表彰台。2019、2020、2021、2024年の4度の優勝に加え、2023年の3位、そして今回の2位となった。2022年だけ第16ステージで落車してリタイヤ。
そう、プリモシュ・ログリッチは落車さえしなければ、凄い成績を残す選手なのだ。
だが、しかし今回は、開幕前に自身のコンディションに大きな不安を抱えていた。
これについては、本人も振り返っている。
「数週間前の自分の状態を考えれば、2位で終えるなんて想像するのは難しかった。だから今回は勝利のように感じる」
そして、毎日少しずつ状態を確認しながらレースを進め、3週間を通して調子を上げていったと話している。
最終的にマスを逆転することはできなかったが、事故によって準備が狂った状況から総合2位で終えたことを考えれば、ログリッチにとって非常に価値のある結果だった。
そして「来季」は?
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一方、ブエルタ終了後に多くの人が知りたかったのが、ログリッチの今後だ。
36歳となったログリッチは、来季も現役を続けるのか。そして、続けるのであればどのチームで走るのか。
当然ながら質問は本人にも向けられた。しかし、ログリッチは明確な答えを出さなかった。
「来年、グランツールで10度目の表彰台を狙う可能性」について聞かれると、本人は、
「まったく分からない」
と返答。
そのうえで、これまでどれだけ多くのレースや日々を走ってきたのかを振り返り、ロードレースが自分に与えてくれた経験について語った。
つまり、2027年も現役を続けるのか、そしてどのチームで走るのかについて、本人はまだ明言していない。
今はこの2位を楽しみたい
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ログリッチが今回強調しているのは、未来よりもまず現在だ。
本人は、今回の2位について「勝利のように感じる」と語り、エンリク・マスについても「彼のほうが強く、優勝に値した」と称賛している。
タデイ・ポガチャルが第8ステージでリタイアしたことで、ログリッチ自身も「全員が一つずつ順位を繰り上げることになった」と認めている。それでも、自分のアプローチや戦略は変わらず、最後まで全力を尽くしたと話している。
事故による準備不足から始まり、最終的には総合2位。ログリッチは2026年ブエルタで、まだ自分がグランツールの表彰台に立てることを証明した。
だからこそ、その先が気になる。2027年もログリッチは走るのか。そして、走るとすればどのチームなのか。現時点で本人から出た答えは、ただ一つ。
「まったく分からない」
来季の去就は、まだ霧の中にある。






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