第17ステージは、途中雨も降ったけれどスタートでは34度の猛暑。
連日過酷なサバイバルが続くジロ・デ・イタリアだが、第17ステージでは思わずクスッと笑ってしまう心温まる珍事件が発生した。
Lidl-Trekのシモーネ・コンソンニが、なんとレースの真っ最中にコース脇へピットインしたのだ。
機材トラブルかと思いきや、応援に駆けつけた自身の家族から手渡されたのは、キンキンに冷えたアイスクリームだった。
灼熱のステージを癒やす、家族からの甘く冷たい差し入れ
The perfect pit stop on a hot day 🤗
Simone Consonni cooled off with a quick ice lolly stop during Stage 17 of the Giro d’Italia 🇮🇹
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🇮🇹 #GirodItalia pic.twitter.com/S8oihlmLay— Velon CC (@VelonCC) May 27, 2026
この日のメイン集団は比較的まったりとしたペースで進行していたため、シモーネ・コンソンニにもほんの少しだけ道草を食う余裕があったようだ。
フィニッシュ地点のアンダロへ向かうルートは茹だるような暑さ。
そんな地獄のオーブンの中で家族から手渡された冷たいアイスクリームは、どんな高級スポーツジェルよりも効く究極のエネルギーチャージになったに違いない。
だが、彼にはアイスを舐めてのんびり景色を楽しんでいる暇はなかった。
なぜなら、シモーネ・コンソンニはチームの絶対的エーススプリンターであるジョナサン・ミランの勝利を導く、超重要なリードアウト役を背負っているからだ。
今後の平坦ステージでジョナサン・ミランを大砲のように発射させるためにも、こんな山岳ステージでタイムアウトになって帰宅するわけには絶対にいかないのである。
Sprinter on a mountain stage 😰
Simone Consonni traded sprint lead-outs for survival on Stage 16 of the Giro d’Italia, which packed 3,000 metres of climbing into just 113km. pic.twitter.com/UBP0EfzZLj
— Velon CC (@VelonCC) May 26, 2026
家族からの甘すぎるエールで完全にリフレッシュしたシモーネ・コンソンニは、迫り来るタイムアウトの足音から逃げるため、途中から全開でペダルをぶん回し始めた。
アイスクリームパワーが見事に炸裂したのか、最終的には区間優勝のミケル・ヴァルグレンから約20分遅れの151位で無事にフィニッシュラインへ生還。
見事、自らの脚でタイムアウトの危機を回避してみせたのだ。今回タイムアウトは13%だったので、時間的には余裕があったのだけど、そんな心の余裕は、まあないですよね。
第18ステージでは逃げが頑張りそうだけど、Lidl-Trekもジョナサン・ミランにスプリントさせるために頑張るはず。果たしてスプリントに持ち込めるかな。



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