スペインの新体制のもとで再出発を果たしたFeltが、ブランド史上最軽量かつ最速となる新型エアロロードバイクNexarを発表。
約20年にわたり同社の空力性能を牽引してきた名機「AR」の後継モデルであり、最上位グレードの完成車重量は驚異の6.48kgをマークしている。
Felt Nexar
What happens when aero takes a new shape?
A new chapter in aero begins March 20th, 2026. #speedtobefelt pic.twitter.com/MSVSnkdM5K— Felt Bicycles (@FeltBicycles) March 18, 2026
Next ARを意味するNexarは、エアロロードの常識を覆す軽さを実現している。
最上位モデルであるNexar FRDのフレーム重量(サイズ54)はわずか800gであり、Shimano Dura-Aceを搭載した完成車の重量は6.48kgと公称されている。
空力性能においても妥協はなく、ヘッドチューブの幅やダウンチューブとの接合部をスリム化し、前面投影面積を削減した。
これにより前世代のARと比較して5%の高速化を達成し、時速40km走行時において競合の最速エアロバイクに4wの差まで迫っている。バイクの名前は書かれていない。
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ジオメトリも現代のパフォーマンスライダーに合わせて刷新された。前モデルのARと比べてスタックを高く、リーチを短く設定し、シートチューブ角を立ててゼロオフセットのシートポストを採用している。
これにより、極端な柔軟性を必要とせずに、効率的でエアロなポジションを維持しやすくなった。
また、最大32mmのタイヤクリアランスを確保し、全サイズで165mmから170mmという短めのクランクを採用するなど、長時間のライドにおける快適性と安定性も向上している。
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ラインナップはShimanoコンポーネントを搭載した4モデルで展開される。
Dura-Ace Di2搭載のトップモデル「FRD」をはじめ、パワーメーター付きUltegra Di2の「Pro」、Ultegra Di2の「Expert」、そして105 Di2の「Race」が用意されており、全モデルに重量300g以下の専用ワンピースコックピットが標準装備される。
2025年11月にスペインの新たな経営陣へと移行し、バルセロナに拠点を移したFeltにとって、2026年の創業35周年という節目に投入されたNexarは、プレミアムロードバイク市場の最前線への力強い復帰を示すモデルとなる。



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