バワーメーターの種類にも色々とあり、どれにしたらよいか迷ってしまいます。
バワーメーターは、クランク・ペダル・ハブで計測出来るようになっているのが主流です。
今回は、LOOKのペダル型のパワーペダルの初期のレビュー記事があったのでどんなものか見てみました。
現在のペダル型パワーメーターの種類
ペダルでひずみを計測して測るタイプには4種類あります。

https://www.dcrainmaker.com/

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左から右順に
- PowerTap P1
- Favero Assioma
- LOOK SRM EXAKT
- Garmin Vector 3
機能 | LOOK SRM EXAKT | Favero Assioma | Gamin Vector3 | PowerTap P1 |
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引用 Copyright DC Rainmaker | ||||
価格 | $ 1,200〜$ 1300(1,399EUR) | $ 519 / $ 799(シングル/デュアル) | $ 999 | 679ドル |
発売日 | 2018年7月1日 | グローバル | 2017年10月出荷開始 | グローバル |
測定タイプ | ダイレクトフォース | ダイレクトフォース | ダイレクトフォース | ダイレクトフォース |
重量 | 155g | 150g | 161g | 216g |
接続タイプ | ANT + / Bluetoothスマート | ANT + / BLUETOOTH SMART(DUAL) | ANT + / Bluetoothスマート | ANT + / Bluetoothスマート(デュアル) |
バッテリー寿命 | 100時間 | 50時間 | 120〜150時間 | 60時間+ |
電池 | 充電式 | 充電式 | LR44 | AAA |
ペダル型のパワー計測機としては、一番後発で発売されているLOOK/SRM Exaktですが重量とバッテリー駆動時間は長くて良いと思います。
重量も軽いですね。
充電方式
充電に約5時間かかります。 このユニットには、スピンドルの側面に差し込む小型の充電アダプタが付属し、マイクロUSBケーブルを介して接続します(ペダル自体にはマイクロUSBポートはなく、一口サイズの充電アダプタのみ)
価格
ただ、値段はちょっと高めですね。
- EXAKT デュアル+SRM PC8: SRM PC8ヘッド+EXAKTデュアル(2,179EUR)
- EXAKTデュアル:デュアルサイドパワーメータペダルセット(1,399EUR)
- EXAKTシングル:片面パワーメータペダル(799EUR)
本体はカーボン製で、同じ「ブレード」カーボンリーフスプリング保持システムを使用しています。
スタックの高さは11.9mm。 Qファクタは54.6mmになります。
LOOKとSRMとのコラボ

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フランスのルックとドイツのSRMとのコラボレーションとなっていて、ルックのペダルをSRMに送って作られています。
私たちはペダルのスペシャリストであり、SRMはパワーメーターのスペシャリストです。
一緒に働き、市場で最高のパワーペダルを開発することは大変意義深いものでした。
とLOOKのプロダクトマネージャーAlexandre Lavaud氏は述べています。

https://www.cyclist.co.uk/reviews/
主な目的は、最良のパワー対重量比、最高の安定性、最高の重量など、最高の機能を備えた最高のペダル・ボディとスピンドルを開発することでした。
とLavaud氏は語ります。
パワー測定機器はすべてペダルスピンドルの内側にきれいに収められています。

https://www.cyclist.co.uk/reviews
Lavaudは、SRMの歪みゲージに関する専門知識がExaktが他のパワーペダルと区別すると主張しています。
Exaktペダルは他のブランドと同様のものかもしれませんが、測定方法は異なります。 これは、アルゴリズムに基づくものではなく、「真の」電力測定に関するものです。

多くのパワーペダルが電力量を見積もるために電子機器に依存する方法をとっており、Exaktペダルは、歪みゲージの精度と位置をより正確に判断し、直接的かつ一貫した測定値を提供することを示唆しています。
SRMのエンジニアは、ゲージの配置場所を正確に計算し、力を測定する適切な場所を見つけました。 彼らのアプローチは実用的で、再生可能で正確なデータを得ることが目的です。
取り外し可能なバッテリー(Garmin Vector 3のように)を使用するのではなく、Exaktペダルは充電式で、磁気ケーブルコネクタがスピンドルの端に飛び出します。 バッテリ寿命は約100時間です。
接続性は、Bluetooth LEとANT +を介して行われます。つまり、自転車のコンピュータやスマートフォンに接続する必要があります。
ケイデンスはペダル本体に小さな磁石を使用してスピンドルを回転し、その位置を正確に追跡します。

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ペダルは防水性があり、温度変化に自動的に適応します。損傷の場合は、さまざまな部品を交換することができます。
つまり、転倒した場合に全額を払う必要はありません。

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また、心拍数モニタのチェストストラップ、ルッククリートのセット、充電ケーブルとSRMヘッドユニットのマウント、パワーペダルのセットアップとキャリブレーションについての説明があります。

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レビュー
EXAKTのセットアップですが、正確に測定するために何度かセットアップを繰り返したそうです。
左右のペダリングのパワーの差が大きすぎる場合にはセットアップがうまくいってないことが原因の場合があるようです。
Garminのメーターとのペアリングは簡単であったとあります。

- メーターには、GPSがないので別のメーターが必要。
- ディスプレイをカスタマイズするには関連するソフトをダウンロードしないと出来ない。
- ペダルを付け替える(他の自転車に移す)と最初からセットアップとキャリブレーションのプロセス全体をやり直す必要がある。
- 使いやすさを追求するためには完成度を下回ると感じた。
- パワーの測定値は正確。

https://www.cyclist.co.uk/review
まとめ
パワー計測機としては、正確で非常に優秀であるけれどもセットアップやカスタマイズが面倒なのは、マイナス面だと思いました。
最近は、箱から出したらすぐに使えるイメージがあるので、これからのソフト面の改良に期待したいかなあと思うレビュー記事でした。

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