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なぜレムコは石畳を走ったのか?新チームメイトとのパテルベルグ試走が意味するもの

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Photo credit: s.yuki on VisualHunt
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レムコ・エヴェネプールは、2026 ツール・ド・フランスと世界選手権を最大の目標とするのでクラシックは出ないといわれている。

 

だが、何故かレムコ・エヴェネプールの姿がオウデクワレモントとパテルベルグで目撃されている。これは何故か?

 

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来年以降への布石なのか?

 

レムコは12月28日(日)、黒いトレーニングウェアに身を包み、オウデクワレモントとパテルベルグの急坂を走行。しかも2回あがったと。

単なるサイクリングではなく、新チームメイトとなるジャンニ・フェルメルシュや、スタッフ陣も帯同していたとのこと。

 

レムコは以前、2025年のスケジュールを発表した際、ロンド・ファン・フラーンデレンはリスクが高すぎるとしてプログラムから外していた。

レムコは「タデイ・ポガチャルとツール・ド・フランスで戦うために、クレイジーなことはせず、通常通りのシーズンを送りたい」と語っており、石畳クラシックへの参戦は否定的な見方が強かった。

しかし、今回の視察には以下の不可解な点がある。 自宅から近いとはいえ、わざわざロンドの最重要セクションを選んで、しかも2回登坂しておりクラシックでは最高のアシストとなるジャンニ・フェルメルシュもいたのだから。

2台のサポートカーと来季から加わるスポーツディレクターが同行しており、単なる気晴らしのライドにしては本格的すぎる。

Red Bull-BORA-hansgroheのスポーツディレクター、ザカリ・デンプスターは先日、「彼がベルギー人である以上、ロンドへの憧れはある。しかし、打倒ポガチャルを目指す今の計画にロンド参戦が含まれるとは考えていない」と慎重なコメントを出している。

ただ、タデイ・ポガチャルも以前パリ~ルーベのコースを走っていた。

 

タデイ・ポガチャルの場合、出ないといいながら結局パリ~ルーベを走った。

果たしてこれは、将来のためのデータ収集なのか、それとも2025年のサプライズ参戦への第一歩なのか? 

 

2026年 レムコ・エヴェネプールレース予定

 

  • 1月29日:トロフェオ  セス・サリーナス 
  • 2月4日〜:ブエルタ・ア・バレンシア
  • 3月23日〜:ボルタ・ア・カタルーニャ
  • 4月19日:アムステルゴールドレース
  • 4月26日:リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
  • 6月7日〜:オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ(クリテリウム・デュ・ドーフィネ)
  • 7月4日〜:ツール・ド・フランス
  • 9月11日:GPケベック
  • 9月13日 :  モントリオール
  • 9月20・27日:世界選手権モントリオール

 

ロンド・ファン・フラーンデレンは、4月6日開催。レムコのスケジュールをみると無理ではないのだけど果たして。

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