デニス・ベッセマ(Denise Betsema)はオランダのシクロクロスライダー。
2018年から19年シーズンにUCIワールドカップでのコクシードでの優勝を含む15回の勝利をあげている26歳。2児の母だ。
だが昨年、アナボリックステロイドの陽性テストで彼女は出場停止処分となっていた。
UCIは1月になって6か月の禁止により制裁を受けたと発表。再び走れることになり、1月25日にはKasteelcrossでレースを再開する。
処方されたサプリメント
オランダ人ライダーは、昨年1月と2月のシクロクロスレースで2回陽性と判定され、暫定的に出場停止処分をうける。
UCIは、デニス・ベッセマの停止は2019年4月5日に始まり、2019年10月4日に終了したと今年1月になって発表。すでに終わってる?
1月21日の記者会見でようやく概要がわかってきた。
記者会見で、彼女はそれが0.37%の汚染であることを明らかにした。簡単に書くとベルギーの薬剤師にサプリメントを注文した。その残りのサプリメントをWADAが検査していたが、結果が出るまでに時間がかかってしまった。
なぜベルギーの薬剤師を使ってサプリメントを注文したのかと尋ねられたとき、彼女は、ベルギーのガイドラインがより厳しく、汚染のリスクが低減されるためだと言った。
彼女は薬剤師から説明を受けていなかったが、「それについて他に何も言えない」と付け加えている。
ステロイドテストの陽性に対する最低制裁期間は通常4年。だが、UCIアンチドーピングルールでは、意図しないアンチドーピングルール違反(10.2.1.1)の禁止を削減している。
汚染された製品などの場合、UCIルールは、「ライダーの過失の程度に応じて」(10.5.1.2)の懲戒から2年間の停止までの処罰を認めている。
つまり、彼女の場合には意図しないドーピングであると結論づけられたようだ。0.37%の汚染というのが、どの程度パフォーマンスに影響するのかわからない。
再び走れる資格を得た彼女は、以前のチームであるPauwels Sauzen-Bingoalに加入。彼女は1月25日からKasteelcrossでレースを再開する。
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