世界選手権ジュニアタイムトライヤルでは、珍しいトラブルが発生。
男児ジュニアを制したのは、アントニオ・ティベーリ(イタリア)。
昨年17歳で走った世界選手権ジュニアロードでは9位。この時の優勝はレムコ・エヴェネプールだ。
18歳になってむかえた今回のジュニアTTでは優勝候補の一人だった。
それが、スタートしてすぐに左クランクが外れるという信じられないトラブル。
普通ありえないですよねえ~。
アントニオ・ティベーリ
スタートしてすぐですから、ビックリですね。
それよりも、ビックリは遅れを挽回して優勝してしまうこと。
最初のトラブルでの40秒を取り戻し、2位に8秒の差をつけているんだから凄いパワーですね。
ただ、交換して走ったバイクには、メーターもなく無線で知らされるタイム差だけが頼りだったそうで、コーチは嘘のタイムを教えて彼の奮起をうながしたとか。
これで、アントニオ・ティベーリはアドレナリンが噴き出たんでしょうね。実力以上の力が出たのかもしれないですね。
昨年8位だったロードは、さらに順位を上げることは間違いないなさそうです。
今度は、ちゃんとスタート前にクランクも点検しておかないと(^-^;
アイグル・ガレーヴァ
こちらは、コースミス。ゴール手前500mでおこってしまう。
When you do this….
…but win anyway!!
😱🤯👏What a ride from Aigul Gareeva! #Yorkshire2019 pic.twitter.com/LTNlO00pAz
— UCI (@UCI_cycling) September 23, 2019
ロシアの18歳。アイグル・ガレーヴァ。
昨年17歳でのぞんだ世界ジュニアTTでは7位だったが、今年は大きく順位をあげてきた。
ロシア国内のジュニアTTは2年連続で制しており、今年はロシア国内ロードでも優勝している。
今回の世界ジュニアTTでは、最終コーナーまでトップタイムを出していたが、道路のラインだけ見ていたという彼女は、コース誘導員の指示も見えてなくて直進。
普通ならば、このミスで順位を落とすところだが、ここまでのリードでミスを帳消しに出来た。
落車でロスタイムは、よくあることですがクランクが落ちたり、コースミスというのは珍しい。
それも男女の金メダリストの両方がトラブルにあうとは初めてなのでは。
それでも優勝してしまう二人は、ロードでも間違いなく良い走りが出来るでしょう。
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