ロンド・ファン・フラーンデレンでマチュー・ファンデルプールは最多4勝目とはならなかった。
すでに前半から目一杯だったというマチュー。3回目のオウデクワレモントではタデイ・ポガチャルのアタックに追従することはなかった。
しかも、ズルズルと後退。それまでの走りが嘘のように弱い場面を見せてしまった。しかし、これには二つの理由があった。100%ではなかったようだ。
落車
A touch of wheels in the peloton brings down 12 riders, including the defending champion, Mathieu van der Poel!
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残り126kmで起こった落車でマチュー・ファンデルプールは激しく転倒。この転倒でマチューは肩を痛めたとジャンニ・フェルメルシュがコメント。
さらに、1分のタイムロスで集団復帰するのに時間がかかってしまった。ジャンニ・フェルメルシュが必死でアシストしていた。
UAE Team Emirates – XRGもティム・ウェレンス、フロリアン・フェルメルシュが落車しており、タデイ・ポガチャルもアシストを失う状態ではあったけれど。
この落車の影響はなかったとマチューはいう。
マチュー・ファンデルプールのコメント
4度目の優勝とはなりませんでしたね。
実際にはそれには近づけなかった。 すでに前半からすでに限界にかなり近づいていた。
途中で転倒したことも、この原因の一つとなったのか?
もちろん、このような衝突は理想的ではないし、何の役にも立たない。しかし、被害はそれでもかなり限定的で、幸運だった。
その後はチームとよく戦い、自分にできることはすべてやった。だから3位と表彰台を獲得できて嬉しいよ。
時々ポジショニングに苦労しているように見えた。例えば、ポガチャルが悪魔の力を解き放った2回のオウデクワレモントでは、大きく遅れをとってましたね。
クワレモントの直前で側面にぶつかってしまい、遠くから来なければならなかった。あとは大丈夫だった。
決勝では、4人組は一歩も近づけなかった。
一番強いのは先頭だった、そうだろ? クワレモントの頂上に最初に到達するのは、たいてい最強のライダーだ。今日誰が一番強かったかは明らかだ。
私は十分ではなかった。もう一度言うが、私は本当に良い感触を持ったことがなく、限界ぎりぎりだった。経験と意志の力で表彰台に上がることができた。
4回目の優勝で記録は来年になる?
4度目の優勝は簡単に達成できると誰もが言っている。でも、それは前の3ピースの人たちも思ってたんだ(笑)。 3のままになるかも知れないが、私はそのことにとても誇りを感じている。
日曜日のパリ〜ルーベで二度目のチャンスがある。
脚の調子が戻ることを期待している。いずれにせよ、ルーベの方がフランドルよりも優勝候補が多いと思う。
レースはそれほど具体的ではなく、自分が一番でも差をつけるのは難しい。また、少し運も必要なので、来週は多くのライダーに優勝のチャンスがあると思う。
Alpecin-DeceuninckのGMフィリップ・ルードホフトが、マチュー・ファンデルプールの体調について話している。
偶然にも4月1日にマチュー・ファンデルプールから体調が良くないとメッセージが送られており、冗談かと思ったと。
E3以降体調が良くなく、3日間抗生物質を飲んでいる。そのため、3日間トレーニングセッションも中止。前日には良くなっていたけれど、100%まではコンデションが上がっていなかった。
それに加えて落車。それでも、2回目のオウデクワレモントでもタデイ・ポガチャルについていき。次のパテルベルグではアタックをかけてタデイ・ポガチャルと二人になったほど。
ベストならば、さらに良い展開が待っていたはずだ。パリ~ルーベに向けて体調が上向き100%の状態でタデイ・ポガチャルと戦えることを期待したい。
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