SRAMが面白い特許を取得している。
自転車のホイールを取り付けたままで、動かすのはチェーンのみというダブルチェーン構造のシステムだ。
SRAMはトレーナーを出していないけれど、参入してくるかもしれない。
ダブルチェーン構造
Wild new SRAM patent might make turbo trainers a lot easier to use https://t.co/44WbdWN2uo
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) December 13, 2024
この設計は、自転車を直接マウントに取り付け、チェーンをカセットから外すことで機能する。
その後、チェーンは本体のギアに装着され、別のギアが抵抗輪に連結された別のチェーンを駆動する。
ホイールも動かないし、自転車側のギアの摩耗もない。自転車のチェーンをトレーナーのギアに取り付ける方法は図を見るだけではわからない。
この方法だと自転車側のタイヤもホイールも摩耗しない。さらにダイレクトドライブ方式のスマートトレーナーだと、新しいカセットの準備なども必要となるが、それもいらない。
固定のギアだけど、SRAMは無線技術が進んでいる。バーチャルシフトを使えば、ギアチェンジも思いのままだ。
バーチャルシフトは、私も使っているけどギアチェンジの音もしないし、チェンジミスもない。慣れると便利だ。
ただ、SRAMの方法だと、ダイレクトドライブ方式よりも後方にもスペースが必要。ここら当たりをクリアーしていかないといけないだろう。
例によって特許なので実現するかはわからない。ただ、SRAMがスマートトレーナーの世界にも参入を考えているのは間違いない。
コメント
最後が「間違い」で終わってますが「間違いない」では?
あ~、その通りです。ご指摘ありがとうございます