2024年5月にトラックにはねられて、レースから遠ざかっていたEF Education-EasyPostのアンドレイ・アマドールが引退の報告に。
アンドレイ・アマドールは、2025年末までチームと契約があったが、足のケガはプロで走れるほどには回復しなかった。
2024年末で引退に
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アンドレイ・アマドールの投稿コメント
それは挑戦と満足感に満ちたキャリアだった。プロ自転車競技から引退することを発表するためにここに来た。
妻、家族、同僚、トレーナー、ファンにとても感謝している。 それは簡単な決断ではなかった。計画されたものではなかったが、人生やサイクリングでは、自分の体の声に耳を傾け、健康を最優先にしなければならない場合もある。
現実には、今年は怪我だらけで、高いレベルで自転車に乗ることができず、難しい年だった。
プロの自転車競技には別れを告げるが、大好きなこのスポーツとはこれからも関わり続ける。美しい思い出と、バイクで常にベストを尽くしてきたという満足感を大切にしている。
これからは平穏な瞬間があり、健康に気を配る時間がある。皆さんありがとう、そしていつも会いましょう。
事故で脛骨と腓骨を骨折し、足も負傷。ビデオでは金具が入っている様子も映っている。
マリアローザも着用
アンドレイ・アマドールの2009年から始まったキャリアの歩みは素晴らしい。
2015ジロ・デ・イタリア総合4位。2016ジロ・デ・イタリア総合8位。第13ステージではマリアローザも着用している。
ただ、Movistar Teamに在籍した、2011年から2019年にはアレハンドロ・バルベルデという圧倒的エースが存在。
2016年のジロ・デ・イタリアではアレハンドロ・バルベルデの総合3位を助けながら、自らも総合8位となっている。
さらに、ナイロ・キンタナ、ミケル・ランダ、リチャル・カラパスなども在籍していた時期もあり、自らがエースとして走れるレースは少なかった。
そのためキャリアでの勝利は、2012ジロのステージ勝利と2018 クラシック・プリマベーラ・デ・アモレビエタでアレハンドロ・バルベルデと共にゴールした2勝のみとなっている。
アンドレ・アマドールは元々2021年までMovistar Teamと契約していた。だが、リチャル・カラパスのINEOSへの移籍に伴い、ツール・ド・フランス終了後にINEOSへの移籍希望を発表。
Movistarは当然反対。揉めにもめた紛争はついにUCIの介入により、Movistarが折れる形となり契約解除となった。
INEOS Grenadiersでも、移籍した2020年にはツールとブエルタに出場しているが、2021年からはグランドツアーの出場はない。
2022年末には、またもリチャル・カラパスを追ってアンドレイ・アマドールもEF Education-EasyPostに移籍。山岳アシストとして活躍していた。
中央アメリカのコスタリカでは、彼ほどの成績を残したライダーはいない。その名を刻むはずだ。
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