ロードバイクの情報を発信しています!

UCIの不確実性 エリ・イーゼルビットは3レースの出場停止から2レースの出場停止に

海外情報
Photo credit: Phil Roeder on Visualhunt
この記事は約3分で読めます。

2024-2025 Exact Cross第1戦ベリルゲンの5周目でライアン・カンプと絡んで落車したエリ・イーゼルビット。動画では、しっかりとライアン・カンプの後輪のスポークを踏みつけている。

 

 

事件の背景には、これまでの昨年からのチーム内での経緯もある。ライアン・カンプは、昨シーズンにもPauwels Sauzen – Bingoalのチームメイトであるマイケル・ファントーレンハウトとレース中に口論している。それも2レースに渡って。

今回もライアン・カンプがエリ・イーゼルビットに「くそ、小人」とぶつかったあとに言い放ったことで、踏みつける事態に。

結局、エリ・イーゼルビットは100スイスフラン(約1万7千円)の罰金とこのレースの失格処分を受けていた。

 

だが、事態を重く見たUCIは追加制裁で3レースの出場停止と、2,500スイスフラン(約44万円)という巨額の罰金を課してした。しかし、この3レースの出場停止は少し緩和されるようだ。

 

スポンサーリンク

3レースから2レースの欠場に

 

エリ・イーゼルビットの所属するPauwels Sauzen – Bingoalは、以下のように声明を発表

国際自転車競技連合UCIは当初、Pauwels Sauzen – Bingoalのライダーに1週間の出場停止処分を科した。

これは同選手が3レースに出走できないことを意味していたが、今回になって初めて、彼の処分の正確な終了日についてより明確になった。

出場停止処分は土曜日ではなく金曜日に満了するため、UCIからの以前の連絡に反して、彼は土曜日のヘールダーストラントのスタートに引き続き出場することになる。

 

これはエリ・イーゼルビットにとっても、レース主催者にとっても朗報。シクロクロス選手は、レースの賞金、参加費も収入の大きな柱となっている。

主催者側も有名選手が来ないと観客を呼べない。これは入場料収入が必要なシクロクロスにとっても死活問題となる。

マチュー・ファンデルプール、ワウト・ファンアールト、トム・ピドコックなどが来るとなるだけで、観客は倍増する。一流選手の出場はレース主催者にとっては願ってもないことなのだ。

これでエリ・イーゼルビットは、10月27日のスーパープレスティージュ第1戦オーベレルエイセも出場可能となった。

もし、欠場だった場合にはランキングは諦めないといけない事態となっていたかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました