EF Education-EasyPostの25歳の英国人、サイモン・カーがCofidisに移籍だ。
もったいない使われ方をしているなあと思っていたけれど、Cofidisでは重宝されるのでは。
2027年末までの3年契約
Talentueux, consciencieux et ambitieux. Voilà les mots qui définissent notre nouvelle recrue !
C’est avec une grande fierté que nous vous annonçons l’arrivée de Simon Carr pour 2025 🤩🔥 pic.twitter.com/rPbYFUifS0
— Team Cofidis (@TeamCOFIDIS) August 6, 2024
サイモン・カーは、フランスのマアチュアのトップチームAVC Aix-en-Provenceから、2020年8月よりNIPPO DELKO One Provenceに移籍。
2020年の最終戦となったスペインのプルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ(1.1)では、独走で勝利してプロ初勝利を飾っている。
NIPPO DELKO One Provence解散に伴い、2021年からEF Education-EasyPostに所属。一気に花開いたのは2023年シーズンだ。
まず、初戦のチャレンジマヨルカ第1日目のトロフェオ カルビアで勝利。最初から125kmも逃げていて、勝利したのは凄い。
2023 ツアー・オブ・アルプス第5ステージで26.5kmの独走を決めて勝利。これがプロ3勝目。
2023年シーズンの2勝目は、ルート・ドクシタニー第4ステージでGroupama – FDJのラース・ファンデンベルフと残り60kmから逃げて、スプリントで勝利している。ゴール前ギリギリでの勝利だった。
さらに、ツール・ド・ランカウェイ第5ステージのゲンティンハイランドでも、チームメイトのジェフェルソン・セペダエルナンデスと共にワンツーフニッシュ。総合優勝も飾っている。
2024年シーズンは、ツアー・オブ・アルプス第4ステージのクイーンステージでは、残り45kmから独走勝利している。
Cofidisが求めているのは、ランカウェイのようなリーダー役と、クラシックでの活躍だ。
これまでEF Education-EasyPostの中では、アシスト役が多かったが、Cofidisでは、ツール・ド・フランス出場が約束されているかのような書き方がされている。
Cofidisは、ギヨーム・マルタンに、アクセル・ジングルも放出。サイモン・カーはアクセル・ジングルの代わりを務めることになりそう。
EF Education-EasyPostの時よりも、自由に走れれば勝利数も増えてくるはずだ。
サイモン・カーのコメント
Cofidisから提示されたプロジェクトは本当に魅力的だった。常にパフォーマンスを求めるチームのメンタリティは、私自身ととても似ていると感じた。
しかも、私の目標はチームの目標と一致していた。私はプロとしてすでにいくつかのレースで優勝しているが、UCIワールドツアーで優勝したことはない。
カルカッソンヌの近くで育ったので、ツール・ド・フランスに出場してステージ優勝を狙うのが夢なんだ!
山岳レースや逃げが得意なんだ。タイムトライアルも好きだから、総合ランキングで上位に食い込めるかもしれない。
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