2023 ルート・ドクシタニー第4ステージ　　最終ステージで総合優勝は?

第3ステージの登りゴールでは、マイケル・ウッズが、Team Arkéa Samsicのクリスティアン・ロドリゲスと抜け出してステージ優勝。

総合でもトップにたった。最終ステージでは、Israel – Premier Techがマイケル・ウッズの総合守るために全力でアシストするだろう。

 

第4ステージ   サン＝ゴーダンス～サン＝ジロン　164.7km

 

最終ステージも簡単には終わらない。2級山岳頂上からゴールまでは36kmあるがたどり着いたライダーでのスプリント勝負となりそうだ。

 

1. スプリントポイント　メリゴン
2. スプリントポイント　Santo girons
3. 1級山岳   Col de Core 14.1km・5.9%
4. 2級山岳　Col de latrape  5.9km・7.2%

 

12人の逃げ

12人が逃げに。第1ステージでスプリント勝利したEF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフも入っている。何故、逃げにはいったのかな。

1. ルディ・モラール　Groupama – FDJ
2. ラース・ファンデンベルフ　Groupama – FDJ
3. バスティアン・トロンション　AG2R Citroën Team
4. フィリッポ・ガンナ　INEOS Grenadiers
5. サイモン・カー　EF Education-EasyPost
6. マライン・ファンデンベルフ　EF Education-EasyPost
7. オメル・ゴールドシュタイン　Israel – Premier Tech
8. ドリス・ファンゲステル　TotalEnergies
9. ローラン・ピション　Team Arkéa-Samsic
10. Nicolas DEBEAUMARCHÉ(St-Michel-Mavic-Auber 93)
11. Joris DELBOVE (St-Michel-Mavic-Auber 93)
12.  Maxime JARNET(Van Rysel-Roubaix Lille Métropole)

 

1級山岳   Col de Core 14.1km・5.9%

1級山岳下りから二人が逃げている。

1. サイモン・カー　EF Education-EasyPost
2. ラース・ファンデンベルフ　Groupama – FDJ

 

残り54.6kmでタイム差は2分11秒差。

 

2級山岳　Col de latrape  5.9km・7.2%

集団はIsrael – Premier Techが引いている。

 

少しずつタイムが広がっていて2分36秒差に。先頭は、今日もステューブン・ウィリアムズだ。

 

マイケル・ウッズの総合順位には先頭の二人は関係ない。

 

クリス・フルームは、集団牽引。

 

クリス・フルームがずっと先頭を引いている。

 

ルーベン・ゲレイロが仕掛けるが、マイケル・ウッズが逃がさない。

 

Team Arkéa Samsicのクリスチャン・ロドリゲスがAG2R Citroën Teamのライダーに文句言っている。何だ?

 

AG2R Citroën Teamのヴァランタン・パレパントルがアタック!

 

一人反応してついている。

 

だが、ヴァランタン・パレパントルは集団に捕まってしまう。

 

少し集団が割れてきた。

 

また、Israel – Premier Techのステューブン・ウィリアムズが先頭をまとめる。

 

サイモン・カーは15分遅れ。ラース・ファンデンベルフは5分53秒遅れ。総合には関係ない。

 

2級山岳頂上を追走も越えた。

 

下りで、二人がアタック!

1. ヴィクトル・ラフェ　Cofidis
2. 二コラ・プラドム　AG2R Citroën Team

二人は差を広げる。

 

先頭は1分6秒差。だが、ゴールまでは下っているので逃げ切りは厳しい。

 

ヴィクトル・ラフェは捕まる。集団先頭はIsrael – Premier Techのドメニコ・ポッツォヴィーヴォ。

 

残り9.9kmでタイム差は44秒。集団が近づくと、サイモン・カーは単独アタックにでそうだ。

 

集団が追いつけば、残っているスプリンターで勝負となる。

 

残り6.1kmで、42秒。これは～。

 

クライマーのドメニコ・ポッツォヴィーヴォが引いても、タイム差はあまり変わらない。残り5.1kmで35秒。捕まえるならばゴール前だが。果たして追いつくのか。

 

ようやくINEOS Grenadiersが集団牽引に入る。だが、時すでに遅しだ。

 

残り3.1kmで、25秒差。Israel – Premier Techだけの牽引では追いつかない。

 

マイケル・ウッズが先頭に立って追う。

 

さあ、ゴール前に二人が帰ってきた。

 

後ろから、フィリッポ・ガンナが迫る。

 

先行するのはラース・ファンデルベルグ。

 

さあ、そのままゴールに向かうか。

 

いや、サイモン・カーがまくりに入る。

 

ゴール前で並んだ!

 

勝利したのはサイモン・カーだ。凄い、不可能と思われた逃げ切りを見事に決めてしまった。

サイモン・カーは、今シーズン2勝目も逃げ切り勝利できめた。この男を逃がしてはいけない。Groupama – FDJのラース・ファンデンベルフは、プロ初勝利ならず。

 

3位には、EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフが入った。この瞬間、Israel – Premier Techのマイケル・ウッズの総合優勝が決定した。

 

リザルト

サイモン・カーのコメント(チーム公式サイトより)

危なかったけど、なんとかたどり着いたし、最高の気分だよ。スタートでいい差をつけられたけど、うまくいくかどうかわからなかったんだ。

ブレーキングに力があったんだ。僕はアタックして、ラースと一緒に逃げ切った。彼は超強かった。彼を攻撃することも考えたが、最終的にはスプリントになり、それが僕にとってうまくいった。

第4ステージリザルト

総合

マイケル・ウッズのコメント(チーム公式サイトより)

このレースで2度目の総合優勝を果たすことができたのは、本当に特別なことだ。このエリアは、私が住んでいるアンドラからそれほど遠くないので、とても気に入っている。父の日に家族や子供たちが私の優勝を見守ってくれたことは、本当に特別なことだ。

ステューブン・ウィリアムズは、レースで最高のクライマーたちと一緒に登り、すべてをうまくコントロールして、とても印象的だった。彼のレースぶりを誇りに思う。

今日もチーム全体がよく頑張った。ただ、ブレークに追いつけず、コービン・ストロングのスプリント勝負に持ち込めなかったのは残念だ。

いずれにせよ、このレースには本当に満足している。フォームもいいし、ツールへの期待も高まっている。行く準備はできている！

ポイント賞

山岳賞

新人賞