2022 CROレースでヨナス・ヴィンゲゴーをゴールで何度も追い込んだオスカー・オンリー。
今年はブレークの年となりそうな予感があったけれど、アムステルゴールドレースでオスカー・オンリーは、鎖骨骨折をしてしまった。
なんと9か月で3度目の鎖骨骨折という不運。あまりにも非情だ。
挫折の日々
27 August 2023 – Oscar Onley breaks collarbone
28 January 2024 – Oscar Onley breaks collarbone
14 April 2024 – Oscar Onley breaks collarbone.
That is the worst luck ever 😞 pic.twitter.com/1DgRxzGWs5
— José Been (@JoseBeenTV) April 15, 2024
オスカー・オンリーの1度目の落車は、2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージの雨のレースで落車。2日でブエルタを去っている。
2度目は、2024年シーズンが始まって、ツアーダウンアンダーのウィランガヒルでステージ優勝。総合4位となっていたが、その後のカデル・エヴァンス・グレートオーシャンレースで鎖骨骨折している。
復帰レースのグラン・カミノでは3位。イツリア・バスクカントリー最終ステージでは逃げにのって5位でフニッシュしており、順調に回復していた。
しかし、またも鎖骨骨折ではあまりにも可哀そうだ。21歳だが、キャリアの中では4度目の鎖骨骨折。日本式にいえば、お祓いでもしたほうが良いような感じだ。
登りは抜群
💬”The team have a lot of confidence and trust in me and I’m confident we can get the most out of my ability in this environment.” – @OscarOnley
Progressing each year, Oscar will wear our colours through 2027 as the 18th #DevoTeamDSM rider promoted to WT💪🏻
— Team dsm-firmenich PostNL (@dsmfirmpostnl) December 5, 2022
オスカー・オンリーが注目されるきっかけとなったのは、上記の2022 CROレース第3ステージの登りゴールだ。最後の登りで先頭にたってゴールを目指す。
ツール覇者のヨナス・ヴィンゲゴーが渾身のスパートを見せたが、最後まで追いすがったのがオスカー・オンリーだ。
ここでは僅差の2位。
一度ならば、ステージの中であることだ。だが、CROレースのクイーンステージ第5ステージでも再びヨナス・ヴィンゲゴーを追い詰める。
登りの周回コースでは、ヨナス・ヴィンゲゴーとトップを争い、最後のゴールも僅差での2位。ツール覇者の一流クライマーである、ヨナス・ヴィンゲゴーをここまで追い込む走りを見せていた。
今年は、ウィランガヒルでプロ初勝利もあげており、実力を発揮するシーズンとなると思っていただけに、非常に残念だ。
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