2024ミラノ~サンレモは、史上最速のペースでゴールまで駆け抜けている。
これまで最速は1990年の45.806km/h。この時には、ジャンニ・ブーニョが優勝。今回は、距離は6kmほど短いけれど、46.11km/hと最速記録を更新している。
ポッジオで2度アタックをかけてレースをリードしたタデイ・ポガチャルだったけれど、逃げ切ることはできなかった。
スプリントにかけたタデイ・ポガチャルだったけれど、マッズ・ピーダスンを上回るスプリントで、表彰台を獲得している。
ただ、ゴール後にタデイ・ポガチャルは、史上最速のレースでありながら最も簡単なレースの一つだと言っている。
最も簡単なレース
IT’S THE FIGHT WE WANTED, IT’S 🇸🇮 TADEJ VS 🇳🇱 MATHIEU #MilanoSanremo pic.twitter.com/6DH5E3ZBfp
— Milano Sanremo (@Milano_Sanremo) March 16, 2024
タデイ・ポガチャルのコメント
プランがあり、それに忠実だった。チプレッサとその後に10%のミスがあった。結局、チームはポッジオで長く待つしかなかった。信じられないような脚があったけど、今年はクライマーのレースというほどハードじゃなかった。
結果として、ポッジオの登りを十分に難しくすることができなかった。
3位フィニッシュは昨シーズンの成績を上回ったが、この結果については?
できることはすべてやった。このような状況で3位になれたし、これ以上の結果は望めなかったが、惜しかった。
今回のミラノ・サンレモはレース史上最速で、6時間半のレースの平均時速は46.1km/hだったのですが、これについては?
どうだろう、今日はこれまでで最も簡単なレースの一つだったと思う。特に最初の数時間はあまり速くなかった。でも、レース前に言ったように、すべては完璧でなければならないし、今日はすべてが完璧ではなかった。
UAE Team Emiratesは、最後のポッジオの前にメンバーを使い果たしていた。チップレッサでは、ティム・ウェレンスとアイザック・デルトロしか残っていなかった。
これには、昨年追い風だったコースが、横風だったことも影響している。このため、最後のポッジオではティム・ウェレンスだけとなり、絞り込むことができていない。
一度目のアタックは、ティム・ウェレンスが引き終わった後であり、誰もがわかりやすいタイミングだったが、それでも4人までしか絞れなかった。
2度目のアタックは完璧で、昨年のマチュー・ファンデルプールを思わせるリードでこれは勝ったと思ったのだけど。まあ、これもレースだ。
ジロとツールのダブルを目指す、タデイ・ポガチャルの走りが色あせることはない。
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