3DプリントサドルはSpecializedやFizikなどから販売されている。
各個人に合わせてカスタムサドルを作れるというのが売りだが、まだ、カスタマイズされたサドルを各ライダーが使っている訳ではない。
チェコの新会社、Posedla Joyseatはライダーごとに個別のカスタムサドルを作れるようにPosedla Joyseatサドルを開発。
3Dプリントながら、145g~200gとかなり軽量。公式サイトでは、世界初で唯一の完全カスタム3Dプリントサドルと豪語している。
PosedlaはJoyseatにアップデートを施した。Joyseat 2.0は、人間工学に基づき、いくつかの部分が変更されている。
Joyseat 2.0 3Dプリントサドル
この投稿をInstagramで見る
Joyseatは、世界40カ国で約2年間、サイクリストの痛みのない走りをサポートしてきた。
何千人ものライダーが喜んでおり、ユーザーやアンバサダーからのフィードバックを積極的に集め、改良点を慎重に検討し、研究所で作り上げている。
Joyseat 2.0の最初の変更点は、形状の刷新だ。サドルはやや「スリム」になり、ノーズは短くなった。
サドルの前部はスリムになったが、サドルの後部はさらに幅が広がり、ユーザーの座骨の幅に応じて、幅130~170mmの40種類のサドルが用意されている。
同時に、サドルの重量も145gからわずかに軽くなった。さらに、タイムトライアルやトライアスロンバイク用の新しいサドルも生産されている。
その結果あらゆるライダーのために、カスタマイズ性と快適性をさらに高めた自転車用サドルとなっている。
この投稿をInstagramで見る
購入すると、座骨の幅を測定して痕跡を取得するためのスマイリングバットキットと呼ばれるものも一緒に送られてくる。また、ライディングの種類やユーザーの身体の柔軟性なども考慮に入れている。
カスタムサドルなので、以下のように硬さの調整も可能。
- ノーズゾーン : 軟部組織に圧力をかけずに最も柔らかい
- レールゾーン : 少し硬く
- 座骨エリア : 最高レベルのサポートを備えた最も硬い部分で
特許出願中の テクノロジーは、一般的なフォームサドルの場合ではなく、究極の快適性を実現するために徐々に剛性が高まるゾーン間のスムーズな移行領域を可能にしている。
当然のことながら、自分のお尻の形、幅に基づいて作られているので、快適となるのは当たり前だ。ウルトラライダーなど、多くのライダーの称賛の声が公式サイトで見られる。
長い距離を走るライダーでサドルが合わなかったら、走り続けることも出来なくなるのでサドル選びは重要となる。
- 重量: 145 – 200 g サドルの重量はライダーの個々のパラメータによって決まる
- 長さ: 251 mm (セミショート)
- 幅: 130 – 170 mm (サドルの最終的な幅はライダーの坐骨の幅によって決まる)
- レール: 9x7mm (フル、楕円形)
- 最大耐荷重: 100 kg
- 納期 : 8週間
- 価格 : 550ドル(約8万円)
- 30日間の返品保証
コメント