第4ステージは総合勢が休憩できるスプリンターステージかと思っていたけど、落車によりタイムを失う総合勢もいた。
ゴール手前4.2kmで起こった落車では、道路上にある交通標識のようなものが邪魔をしたようだ。警備員は配置されていなかったように見えた。
また、ゴール前でも落車が起こっている。事前にゴール手前400mにカーブがあることはわかっていたけれど、それでもライダーは突っ込んでしまう。
サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious
ゴール手前4.2kmの落車では以下のライダーが巻き込まれている。
- ブライアン・コカール (Cofidis)
- サンティアゴ・ブイトラゴ (Bahrain – Victorious)
- カミル・マウェツキ (Bahrain – Victorious)
- フランソワ・ビダール (Cofidis)
- コービー・ホーセンス (Intermarché – Circus – Wanty)
- ウィルコ・ケルデルマン Jumbo-Visma
サンティアゴ・ブイトラゴは長く地面に横たわっており、骨折が心配された。だが、なんとか立ち上がり再スタート。
しかし、2分22秒遅れのステージ127位。総合8位から2分57秒遅れの総合33位まで沈んでしまった。Bahrain Victoriousは、
- ワウト・プールス 総合16位
- ミケル・ランダ 総合23位
- ダミアーノ・カルーゾ 総合25位
- サンティアゴ・ブイトラゴ 総合33位
チームとして総合順位を狙うのは厳しい状態となっている。
ウィルコ・ケルデルマン Jumbo-Visma
総合9位だったウィルコ・ケルデルマンも3分39秒遅れのステージ160位でなんとかゴール。
総合では9位から総合38位までおちてしまった。公式サイトでは大きなケガは報告されていないが、総合ライダーを失ったのは痛い。
ゴールの写真を良く見ると、左膝から出血している。
Jumbo-Vismaの順位は
- ヨナス・ヴィンゲゴー 4位 +31秒
- プリモッシュ・ログリッチ 8位 +37秒
- セップ・クス 13位 +49秒
総合で交互にアタックが出来るライダーが減るのは作戦上もマイナスとなる。
マライン・ファンデンベルフ EF Education-EasyPost
ゴール手前で起こった落車では、EF Education-EasyPostのマライン・ファンデンベルフがフェンスに突っ込んでしまう。
後ろを走るAlpecin-Deceuninckのロッベ・ヒスも落車。幸い、二人共骨折とかの大きなケガはない。
だが、これも危険なコーナーだったことは間違いない。猛烈なスピードでカーブを曲がると突っ込んでしまうのは致し方ないのでは。
ステージ2位となったフアン・モラノもカーブでスマホが頭に当たっていた。大事には至らなかったけれど、これも危険だった。
さて、続く第5ステージもスプリントで決着がつきそうだ。総合勢は落車に巻き込まれないことを祈るしかないかもしれない。
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