世界最速のTTスペシャリストを決定する男子エリート。
過去の優勝者
- 2022 トビアス・フォス
- 2021 フィリッポ・ガンナ
-
2020 フィリッポ・ガンナ
-
2019 ローハン・デニス
-
2018 ローハン・デニス
-
2017 トム・デュムラン
-
2016 トニー・マルティン
-
2015 ヴァシル・キリエンカ
-
2014 ブラットリー・ウイギンズ
-
2013 トニー・マルティン
男子ジュニア スターリング~スータリング 22.7km
男子ジュニアは22.7km。最後はスターリング城の登りでゴールは変わらない。
- 第1計測 9.5km地点
- 第2計測 18km地点
ライダート・ルイ
ドイツのライダート・ルイが29分1秒で暫定トップに。
オスカー・チェンバレン オーストラリア
これまでのタイムを34秒も更新。
オスカー・チェンバレンがトップタイムを更新した。av48km/hと驚異的だ。最終的に、オスカー・チェンバレンを抜くライダーはいなかった。
現在、AG2R Citroën U19 Teamで走っている
リザルト
2位には、ブラットリー・ウィギンズの息子、ベン・ウィギンズが入っている。
Rnk | Rider | Team | Time | Avg |
---|---|---|---|---|
1 |
CHAMBERLAIN Oscar
|
Australia | 0:28:29 | 47.817 |
2 |
WIGGINS Ben
|
Great Britain | 0:25 | 47.128 |
3 |
LEIDERT Louis
|
Germany | 0:34 | 46.885 |
4 |
NORDHAGEN Jørgen
|
Norway | 0:38 | 46.777 |
5 |
BUSH Jacob
|
Great Britain | 0:51 | 46.432 |
6 |
GIAIMI Luca
|
Italy | 0:57 | 46.274 |
7 |
MARIVOET Duarte
|
Belgium | 0:58 | 46.248 |
8 |
RAFFERTY Adam
|
Ireland | ,, | 46.248 |
9 |
AUGUST Andrew
|
United States | 1:02 | 46.143 |
10 |
FIETZKE Paul
|
Germany | 1:10 | 45.936 |
11 |
O’BRIEN Liam
|
Ireland | 1:18 | 45.73 |
12 |
NEY Matthew
|
Canada | 1:23 | 45.603 |
13 |
GRIMSTAD UGLEHUS Mikal
|
Norway | 1:24 | 45.577 |
14 |
SCHWARZBACHER Matthias
|
Slovakia | 1:25 | 45.552 |
15 |
VLOT Mees
|
Netherlands | 1:27 | 45.501 |
16 |
DUNÁR Dominik
|
Slovakia | 1:31 | 45.4 |
17 |
SENTJENS Sente
|
Belgium | 1:32 | 45.375 |
18 |
BELOKI Markel
|
Spain | 1:36 | 45.274 |
19 |
LUGTHART Sjors
|
Netherlands | 1:44 | 45.074 |
20 |
HOLMES Wil
|
Australia | 1:46 | 45.025 |
21 |
STORM Theodor
|
Denmark | 1:49 | 44.95 |
22 |
BLAISE Arthur
|
France | 1:57 | 44.754 |
23 |
DONATI Davide
|
Italy | 2:01 | 44.656 |
24 |
ALVAREZ Hector
|
Spain | 2:02 | 44.631 |
25 |
JUST PEDERSEN Carl Emil
|
Denmark | 2:03 | 44.607 |
26 |
WIKA-CZARNOWSKI Dawid
|
Poland | 2:05 | 44.558 |
27 |
ŠUMPÍK Pavel
|
Czech Republic | 2:07 | 44.51 |
28 |
DECOMBLE Maxime
|
France | 2:09 | 44.461 |
29 |
RINCON Robinson
|
Colombia | 2:10 | 44.437 |
30 |
CRANAGE Joshua
|
Australia | 2:16 | 44.293 |
男子エリート スターリング~スータリング 47.8km
タイムトライアルは主にスターリングの西で行われる。男子エリートは47.8kmと長い。90度以上の曲がりは 12箇所。獲得標高は352m。
登りの勾配と長さは以下の通り。最後のスターリング城でタイムを落とさないように頑張らないといけない。
- 0.8km・3.2%
- 0.4km・5%
- 0.3km・3.7%
- 0.6km・3.7%
- スターリング城 0.8km・5.5%
- 第1計測 残り34.9km
- 第2計測 残り13.1km
- 第3計測 残り4.3km
ライアン・ミューレン アイルランド
6度のアイルランド王者のライアン・ミューレンがアーリースタートで良いタイムを出す。58分21秒。これが当面の目標タイムとなりそう。
ベン・ヒーリー アイルランド
今年ブレークしたベン・ヒーリー。2022・2023アイルランドTT王者。第1計測15分2秒で暫定2位。
ゴールは58分33秒で暫定3位。
デレク・ジー カナダ
2023ジロ・デ・イタリア総合敢闘賞の、カナダのデレク・ジーが、58分17秒でトップタイム更新。
ローソン・クラドック オーストラリア
ローソン・クラドックが57分55秒で暫定トップに。
ブルーノ・アルミライル フランス
2022年フランスTT王者のブルーノ・アルミライルがスタート。
ブルーノ・アルミライルは、58分23秒で暫定6位。
ローハン・デニス オーストラリア
2018・2019世界TT王者のローハン・デニスがキャリア最後の世界選手権をスタート。
第2計測で、40分45秒で暫定トップタイムを更新。
あっと、ローハン・デニスは、ゴール手前でバイク交換。これは痛い。
ローハン・デニスは、57分12秒で暫定2位に。バイク交換がなければ暫定トップだった。
ジョシュア・ターリング 英国
英国TT王者のジョシュア・ターリングがスタート。19歳でエリート出場。
第1計測を14分3秒でトップ。第2計測も39分47秒で58秒もトップタイムを更新。
ジョシュア・ターリングは、56分7秒。av51.1km/hで暫定トップに。恐るべき19歳だ。
ワウト・ファンアールト ベルギー
2023世界選手権ロードは銀メダル。このTTではシルバーコレクターから脱却できるか。
ワウトがスタート。後続のライダーを諦めさせるタイムが出せるか。
ワウト・ファンアールトは、途中もふるわず56分56秒の暫定2位。ワウト本来の調子ではなかった。
シュテファン・ビッセガー スイス
2022欧州TT王者。2023世界選手権ミックスリレー金メダルのメンバーでもある。
シュテファン・ビッセガーは、58分2秒の暫定8位フニッシュ。
ブランドン・マクナリティ アメリカ
2023米国TT王者。世界選手権ロードは欠場。UAE Team Emiratesとは2027年まで契約延長している。
ゴールタイムは、56分46秒。
ネルソン・オリヴィラ ポルトガル
ネルソン・オリヴィラがスタート。
ネルソン・オリヴィラは非常に良いタイムで、57分12秒。暫定トップに。
タデイ・ポガチャル スロベニア
タデイ・ポガチャルがスタート。
第1計測を14分33秒と暫定10位通過。
タデイ・ポガチャルは、フィリッポ・ガンナに抜かれてゴール。58分25秒。
フィリッポ・ガンナ イタリア
世界王者奪還を目指してフィリッポ・ガンナがスタート。
第1計測で、ジョシュア・ターリングの記録を更新。13分57秒。av54.2km/h。これは良いスタートだ。
途中でジェイ・ヴァインを抜いた。
第2計測で、39分14秒とジョシュア・ターリングの記録を13秒更新。
フィリッポ・ガンナは第3計測を49分33秒で暫定トップ通過。レムコのタイムがきになる。
フィリッポ・ガンナはタデイ・ポガチャルを抜いていく。
フィリッポ・ガンナは55分31秒でレムコのタイムを待つことに。
ゲラント・トーマス 英国
2023ジロ総合2位。ブエルタに望むゲラント・トーマスがスタート。
Gは、14分31秒で第1計測を暫定9位通過。
ゲラント・トーマスは、57分23秒。暫定10位。
レムコ・エヴェネプール ベルギー
レムコは、ロードの借りを返すことが出来るのか。
第1計測では、フィリッポ・ガンナから4秒遅れの14分1秒で通過。
第2計測でガンナを12秒も上回った。これは世界チャンピオンに向かっている。
レムコ・エヴェネプールは、55分19秒。av51.8kmでフィリッポ・ガンナを12秒上回って破った。
レムコ・エヴェネプールは、後続を待つまでもなく世界チャンピンだ!
ついに2022世界選手権ロードに続いて、タイムトライヤルでも世界王者に。23歳でTT世界王者は史上最年少の快挙だ。
また、アブラハム・オラーノについで、ロードとTTで世界王者になった2番目のライダーとなった。これでレムコは、気持ちよく、ブエルタにのぞむことになる。
シュテファン・キュング スイス
シュテファン・キュングがスタート。
第1計測で、シュテファン・キュングは17位と大きく出遅れた。
シュテファン・キュングは、57分36秒で暫定11位に。
トビアス・フォス ノルウェー
2022世界王者がスタート。
トビアス・フォスは57分23秒で11位。この瞬間にレムコの世界王者が正式に決定。
リザルト
Rnk | Rider | Team | UCI | Time | Avg |
---|---|---|---|---|---|
1 |
EVENEPOEL Remco
|
Belgium | 455 | 0:55:19 | 51.847 |
2 |
GANNA Filippo
|
Italy | 325 | 0:12 | 51.66 |
3 |
TARLING Joshua
|
Great Britain | 260 | 0:48 | 51.108 |
4 |
MCNULTY Brandon
|
United States | 195 | 1:27 | 50.523 |
5 |
VAN AERT Wout
|
Belgium | 165 | 1:37 | 50.375 |
6 |
OLIVEIRA Nelson
|
Portugal | 130 | 1:52 | 50.154 |
7 |
DENNIS Rohan
|
Australia | 110 | 1:54 | 50.125 |
8 |
CATTANEO Mattia
|
Italy | 90 | 1:57 | 50.081 |
9 |
BJERG Mikkel
|
Denmark | 80 | 1:59 | 50.052 |
10 |
THOMAS Geraint
|
Great Britain | 65 | 2:04 | 49.98 |
11 |
FOSS Tobias
|
Norway | 55 | 2:05 | 49.965 |
12 |
KÜNG Stefan
|
Switzerland | 40 | 2:17 | 49.792 |
13 |
WÆRENSKJOLD Søren
|
Norway | 30 | 2:25 | 49.677 |
14 |
VINE Jay
|
Australia | 25 | 2:27 | 49.648 |
15 |
ASGREEN Kasper
|
Denmark | 20 | 2:28 | 49.634 |
16 |
CRADDOCK Lawson
|
United States | 15 | 2:37 | 49.505 |
17 |
BISSEGGER Stefan
|
Switzerland | 10 | 2:43 | 49.42 |
18 |
GEE Derek
|
Canada | 10 | 2:58 | 49.208 |
19 |
KÄMNA Lennard
|
Germany | 5 | 3:01 | 49.166 |
20 |
MULLEN Ryan
|
Ireland | 5 | 3:02 | 49.152 |
21 |
ARMIRAIL Bruno
|
France | 3 | 3:04 | 49.124 |
22 |
POGAČAR Tadej
|
Slovenia | 3 | 3:06 | 49.096 |
23 |
GIBBONS Ryan
|
South Africa | 3 | 3:07 | 49.082 |
24 |
ALMEIDA João
|
Portugal | 3 | 3:08 | 49.068 |
25 |
DE BOD Stefan
|
South Africa | 3 | 3:11 | 49.026 |
26 |
CAVAGNA Rémi
|
France | 3:13 | 48.998 | |
27 |
HEALY Ben
|
Ireland | 3:14 | 48.984 | |
28 |
KNOTTEN Iver
|
Norway | 3:15 | 48.97 | |
29 |
SEXTON Tom
|
New Zealand | 3:21 | 48.886 | |
30 |
VARGAS Walter
|
Colombia | 3:33 | 48.72 |
コメント
レムコとガンナの2人が突出しているのは予想通りでしたが、
ターリングの走りは驚きでしたね。
ターリングはトラディショナルな形状のDHバーを使用してましたが、
トップ選手が使用している腕と密着する形状のDHバーを使用していれば、さらにタイムを縮めてたかもしれません。
来シーズンのターリングには期待ですね。
フィリッポ・ガンナは、個人スポンサーもついているけど、ジョシュア・ターリングはこれからといったところでしょうか。
イーサン・ヘイターが出れないのを存分にカバーしましたね。19歳で世界3位というのは凄すぎますね。