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2023 ツール・ド・フランス第14ステージ 大落車で被害を受けたライダーは?

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Photo credit: thierry llansades on VisualHunt
この記事は約7分で読めます。

スタートして5kmもいかない地点で起こった大落車。

集団はペースが上がっている状態のやや下りカーブで大落車。雨で少し路面が濡れていたのが原因だ。

この落車で総合のライダーも脱落している。現段階でわかっているケガの様子を報告。

 

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ジェイ・ヒンドレー BORA-hansgrohe 総合3位→4位

 

ジェイ・ヒンドレーは落車でずっと痛かったと。超級山岳頂上手前5.7kmで遅れてしまい、INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスに1秒差だけど逆転されて総合4位に。

「事故の後、一日中痛みがあった。それほど深刻ではないと思うが、おそらく筋肉の問題だ。

特にサドルから外したときはかなり苦しんだ。もちろん、こんな日は理想とは程遠いが、それが自転車レースだ。状況を考えると、うまくいったと思うし、自分のやり方にはとても満足している。

今は明日に向けてどう回復できるかを見なければならない。」

 

ルイス・メンチェス Intermarché – Circus – Wanty リタイヤ

 

ルイス・メンチェスはツイートで報告

 「今日のステージを楽しみにしていたが、鎖骨骨折で終わってしまった。みんなの回復を祈っている。自転車競技だから、できるだけ早く前に進み、新しい目標に備えるんだ。” #TDF2023」

総合13位がツールを去ってしまった。

 

アントニオ・ペドレロ Movistar Team

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

Movistar Teamのツイート報告では

「ペドロ・アントニオ の診断書  TDF2023第14ステージで転倒、棄権:

肋骨3本、右後部のアーチの骨折。退院し、チームのメディカルサービスで経過を見守る。医師に感謝する。
レトゥールとコンタミン=シュル=アルヴのアルプ=レマン病院センターの迅速な治療に感謝する。」

 

エスデバン・チャベス EF Education-EasyPost

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

エスデバン・チャベスは公式サイトでコメント

今日の最初のGPMの前にダウンヒルから下りてきたのだが、ある右コーナーで何かがうまくいかず、僕を含めて多くのライダーが転倒してしまった。

バイクに戻り、レースが始まってからついて行こうとしたが、深く進むことができなかった。痛かった。深く入り始めると息ができなくなった。

本当に深く呼吸をしたら、苦しくなってきて、もうやめようと思った。悔しい。悲しい。チーム全員がそうだったように、あなたがこのすべてに費やした努力は大変なものだ。ベストを尽くそうとしたのに、たった1秒ですべてが変わってしまった。それが人生だ。

僕も何度かパスしたことがあるから、この気持ちはわかる。ただ、少し気持ちを切り離してリラックスし、すべてを別の視点から見る必要がある。完全にダメージを受けているものを見て、そこを攻撃し、回復して、またやる。

 

アドリアン・プティ Intermarché – Circus – Wanty

 

アドリアン・プティは、右脚と右足首に大きな打撲傷。右臀部に擦り傷があり、パンツは半分破けた状態で走り続けた。

38分6秒遅れの最終走者で、Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチと共にゴールしている。

 

ダニエル・マルティネス INEOS Grenadiers

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

ダニエル・マルティネスは、頭部損傷、軽度の脳震盪。脳震盪チェックを受けている。

監視下でレースを続行。その後は何も報道されていない。

29分3秒遅れの60位でゴールしている。

 

ロマン・バルデ Team dsm – firmenich

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

ロマン・バルデはEF Education-EasyPostのジェームス・ショーと共に、残り125kmの下りで落車。

頭部損傷、脳震盪、見当識障害。通報したが病院には連れて行かれていない。落車した当初はスタッフが足を持ちあげたりしてチェックしていたので、相当なケガかと思った。

総合12位だったが、ツールを後にしている。

 

ジェームス・ショー EF Education-EasyPost

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

ロマン・バルデと共に落車。

いろいろなことを考えると、もっとひどいことになっていたかもしれないと思うと、私はラッキーだったのかもしれない。今日はヘルメットのおかげで命拾いしたと思う。

そうでなかったとしても、ヘルメットをかぶっていなかったときに受けたかもしれないダメージ以上のものを防いでくれたのは確かだ。かなり粉々になっていたからね。

一日の終わりには、もっとひどいことになっていたかもしれない。もっと悪いことも起こる。ただ、誰かの背中にぶつかったことは覚えている。気分は確かに落ち込んでいる。

今日はたくさんのクラッシュがあって、たくさんの夢が打ち砕かれた。エスデバン・チャベスも同じ状況だ。なんて日だ。序盤で何人かが転倒した。それが自転車レースなんだ。そう自分に言い聞かせているんだ。

意気消沈して帰るわけにはいかない。ツールは世界最大の自転車レースだし、もう少しチャンスがあると期待していたから。家族や友人を失って何週間も高地キャンプに座って、病院のベッドでゴールしたわけじゃない。

 

第6ステージで5位、第13ステージで7位と好調だっただけに残念。EF Education-EasyPostは、第1ステージでリチャル・カラパスが落車して第2ステージから走っていない。残りのメンバーでパリを目指すことになる。

コメント

  1. 毎日読者K より:

    やはりヒンドレーは影響あったのですね(;´д`)はやく回復してジロ王者経験者の実力を発揮して三位争いを戦い抜いてもらいたいです(^_^)

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