リエージュ〜バストーニュ〜リエージュで手首を骨折して4月23日からレースをしていなかったタデイ・ポガチャル。
ツール前の調整として、2か月振りのレースがスロベニア選手権個人タイムトライヤルだった。タデイ・ポガチャルは、3日後のロードでも圧倒的なタイム差で2冠を達成している。
ツール・ド・スロベニアはスキップしたが、手首の問題は大丈夫なのだろうか。インタビューでは不安を漏らしている。
100%ではない
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タイムトライヤルでは、2位に5分差、ロードでもTeam Jayco AlUlaのルカ・メズゲッツに対して、38秒差をつけて独走勝利している。
ただ、スロバキア選手権の後のインタビューを聞くと手首に対して万全でもないようだ。
「ついに全国チャンピオンになれてとても光栄だ。このジャージを着てツールのスタートに立つのが待ちきれない。これはツール前の脚の最後のテストだった。
自分の調子に文句は言えないが、ツールでどうなるか見てみるつもりだ。やる気があり、自信があり、この強さには確信がある。 私のチームだ。厳しい戦いになるだろうが、私は勝ち始める。
月曜日に手首の最終検査を受ける予定となっている。このまま順調に回復してくれることを願っている。そうでないと、7月は非常に厳しい月になるだろう。
手首はまだ完全に動かすことができず、特定の衝撃が依然として私を悩ませている。
体を少し補わなければならないので、まだ100パーセント完全ではない。ヨナス・ヴィンゲゴーはドーフィネで非常に支配的だったが、自分は怪我から復帰したばかりだ。」
タデイ・ポガチャルは、手首のプロテクターはつけていない。ロードでは青いスポーツ用のテープのようなものを貼っているが表彰式では取っている。
道路の凹凸の衝撃があると、手首は痛むようだ。昨年のツール第5ステージのように石畳のステージとかあると、走れたものではないだろう。
あと、数日でタディ・ポガチャルの手首が100%となることはないかもしれない。手首が完全に動かせないというのは不安を残す言葉だ。
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