これは驚きだ。
サンマリノ共和国の元国家元首、現在観光大使の猫をエアガンで射殺して4,000ユーロの有罪判決を受け、Trek-Segafredoを解雇されたアントニオ・ティベッリ。
このアントニオ・ティベッリを獲得したワールドツアーチームが現れた。
2025年まで契約
🤗 Welcome, Antonio Tiberi!
✍️ Team Bahrain Victorious has signed former junior World Champion @AntonioTiberi4 until the end of the 2025 season.#RideAsOne
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— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) June 1, 2023
アントニオ・ティベッリを獲得したのはBahrain Victorious。
イタリアのラツィオ州フロジノーネ出身のティベッリは、2025年シーズン終了までチームと契約している。
アントニオ・ティベッリは、公式サイトで以下のようにコメント。
「Bahrain Victoriousで、パフォーマンスの面でも人間的な面でも、自分のキャリアの新しい章をスタートできることをうれしく思っている。
外から見ていると、常によく組織された堅実なチームに見えたので、オファーを受けたときも迷いはなかった。すでにイタリアのスタッフやライダーとも顔見知りだし、グループのみんなが温かく迎えてくれた。
このチームの助けを借りて、過去の過ちから学んだことを証明したいと思う。
2023年のシーズンはうまくスタートできたが、強制的に中断した後では、ペースを上げるのに少し苦しむかもしれない。だから、来週のスイスでのレース復帰に向け、高地トレーニングを積んでいる。
この機会を与えてくれた人たちの信頼に、最高の形で応えたいと思っている。より良いサイクリスト、より良い人間になるための道となるだろう。」
アントニオ・ティベッリは、2019年にイギリスのハロゲートで開催されたジュニア男子世界選手権タイムトライアルで優勝し、2020年にTrek-Segafredoのtrainee(研修生)として入団。翌シーズンにTrek-Segafredoと正式契約。
2022ツール・ド・ハンガリー第5ステージで、最後にエディ・ダンパーを追い抜いてプロ初勝利をあげている。
2023 サントス・ツアー・アンダー総合8位、2023 UAEツアーでは、総合7位。TTにも強く、総合系のライダーとして将来性がある。
アントニオ・ティベッリは、6月9日にジッピンゲンで開催される第59回グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで、早くもBahrain Victoriousからデビューすることになる。
しかし、解雇からわずか1か月で契約とは、反省の時間はあったのだろうか。
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