サガンは世界選手権ロードのためにオーストラリアのウロンゴンに来ている。
インタビューでは、「世界タイトルを取ったあとは、ロードをやめる」と言っていた。まあ、これはサガンの冗談。
「いやいや、今すぐには辞めないよ。もちろん、冗談だよ。数字はまだ良いが、他の人が時々より良い数字を持っているだけだ。私はまだサイクリングで多くのものを与えることができる」
ただ、ロードをやめた後にすることは決まっているような感じだ。まず、サガンは10月のUCIグラベル世界選手権に出場する。
グラベルに力を
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UCIグラベル選手権の第1回大会は、イタリアのヴェネトで10月上旬に開催される。これは、昨年からUCIが打ち出していた構想が実現したことになる。
この大会の最初の2大会はイタリアで開催される予定で、サガンは2022年10月8・9日に北イタリアのヴェネトで開催される第1回大会のスタートラインに並ぶ予定。
2023年もイタリアで開催され、開催地は未定。
サガンは、UCIグラベル世界選手権を本気で狙っている訳ではないようだ。あくまでスポンサーのためだと言っている。
「チャンピオンシップのことを知り、直前になっての決断だが、参加したいと思う。ベストコンディションで臨むのは難しいだろうが、それは僕にとって重要なことではない。
長い間、僕を応援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたいし、ファンの人たちが望んでいることをお返ししたい。それが一番大事なことなんだ。」
サガンの個人スボンサーは多い。
- スペシャライズド
- Sportful
- 100%サングラス
この中でも、スペシャライズドはグラベルに力を入れている。今回のUCIグラベル世界選手権への出場はスポンサーのためと言った感じだ。
サガンは今シーズンから、TotalEnergiesに移籍したが、ロードバイクだけでなく、自転車競技の他分野でも活躍できるようになったと説明している。多分、契約の時に条件として入っていたんでしょうけどね。
ロード以外への参加
The cool @iamspecialized Turbo Levo I rode yesterday at the @UCI_cycling World Championship.
Le beau Turbo Levo de @iamspecialized que j’ai utilisé hier au Championnat du Monde @UCI_cycling de E-MTB.#TurboLevo Photos @billy_lebelge pic.twitter.com/RLHVcQ3qOd
— Peter Sagan (@petosagan) August 27, 2022
サガンは、今シーズン2回ロード以外に参加。
まず、以前はダーティカンザと呼ばれていたグラベルの最高峰のレースUnbound Gravel。
そして、フランスのe-MTB世界選手権にも参加。2度クラッシュしてしまったけど、16位でフニッシュ。
このe-MTBレースの後のインタビューでは
「e-MTBレースの雰囲気は楽しかったし、ファンとの交流や一般のお客さんとの交流も楽しかった。結果はもちろん大事だが、人々にお返しをすることも大事だ」と語っている。
以前にも、ロードを引退したらグラベルに出場したいと言っていたけど、すでにロードをやりながらスポットで参戦出来るようになっている。
サガンの場合には、引退してもスポンサーはそのままなので出場に関しては全く問題ないでしょうね。
2023年までは、TotalEnergiesと契約しているけれど、その後は~。と言った感じでしょうか。ただ、プロ選手契約はなくなるので、サラリーが減ってしまう。今からグラベルやMTBのレース経験を積んで、次のプロ契約などを勝ち取りたいのかも。
本格的にグラベルで活躍するサガンを見るのも近いかもしれない。
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