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19歳のフアン・アユソーは将来グランドツアーで勝てることをブエルタで証明

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UAE Team Emiratesのフアン・アユソーは、ブエルタ第20ステージでもアタックをかけ最後はステージ優勝も狙っていたという。

総合勢のトップでゴールラインを駆け抜け、総合3位の座をほぼ決定した。

これまで10日以上のステージレースを走ったことがない19歳が3週間を走り切り、チームのアルメイダよりも上位でゴールしたのだから凄いことだ。

 

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驚きの活躍

 

19歳のアユソは、アレハンドロ・バルベルデが2002年に初めてブエルタを走った週に生まれている。

19年後、バルベルデが引退に向けて走り出した頃、彼はスペインの次代を担うライダーとしてスポットライトを浴びることになる。

フアン・アユソーは17歳でUAE Team Emiratesと契約。

 

さらに2028年までの契約延長をしている。

 

チームの冬季トレーニングキャンプでは、タデイ・ポガチャルについで登りの強さを発揮。StravaのColl deRatesの登りでタデイ・ポガチャルに次いで2位で上がっている。

 

ただ、今回3週間走るのは始めてであり、チームもアユソがここまで走れるとは思っていなかっただろう。今回のブエルタではステージ優勝こそないが、トップ10フニッシュを6回もしている。

 

スペインの将来を担う

 

ゴール後のインタビューではステージ優勝も狙っていたことをコメントしている。

 

これで、人々にではなく、自分自身にグランツールライダーになれること、そしていつかこれらのレースで勝てることを証明できたと思うんだ。

チームには、調子が良いと伝えた。ステージ優勝を狙いたかったし、彼らは完璧に動いてくれた。2人がすぐ前にいて、僕はその集団からゴールスプリントを制したんだ。

でも、それは意味がない。でも、表彰台に上れたことを喜ぶしかない。19歳にして初めてのグランツールで表彰台。信じられないよ。

 

先輩のタデイ・ポガチャルは、初めてのグランドツールデビューで、総合3位にステージ優勝3回を飾っている。

フアン・アユソーは、それには及んでいないが、タデイ・ポガチャルの足跡をたどることになりそうだ。

更には、アレハンドロ・バルベルデがいなくなるスペインのロードレース界をINEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスと共にリードしていくことになるだろう。

凄い19歳の登場だ。

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