Bahrain Victoriousのジーノ・マーダーが面白い試みをしている。
2022 シーズン中に自分が上回ったライダーの数を一人1スイスフランとして環境団体に募金するとツイッターで発表した。
ブエルタ第2ステージを終わって総合45位のジーノ・マーダーだけど山岳が得意なので、後半にかけて募金額も増えていきそうだ。
シーズン終了まで続く
Being a kid I had the chance, the luck to see glaciers.
„The face of the alps“
„Eternal ice“
Nothing eternal about them as the glaciers of the world lose around 300 Billion tons of ice every year.
I hope future generations can experience glaciers too.— Gino Mäder (@maedergino) August 19, 2022
ジーノ・マーダーは、今シーズン36レースを完走。すでに3,341人のライダーよりも速くゴールしている。
ジーノ・マーダーは募金活動を始めた理由についてツイッターで以下のように語る。
子供の頃、幸運にも氷河を見る機会があった。”アルプスの顔””永遠の氷”
世界の氷河は毎年約3000億トンの氷を失っており、氷河に永遠はない。未来の世代にも氷河を体験してもらいたいものです。
だから、2022年シーズンのすべてのレースで、私の後ろにゴールしたライダー1人につき1スイスフランを、気候変動との闘いのために寄付することにしています。
これまで、3341人のライダーが私の後ろでゴールしています。
実は、ジーノ・マーダーは昨年のブエルタでも同じ試みをしている。昨年は新人賞獲得に総合5位でゴール。
募金額は、本人もびっくりの4529ユーロ(約59万円)にもなった。
現時点でも、40万円以上の募金額。今シーズン終了までには更に増えるのは間違いない。
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