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2022 ジロ・デ・イタリア第10ステージ  マチュー・ファンデルプールのチェーン落ちの原因について

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ジロ・デ・イタリア第10ステージは、ビニヤム・ギルマイの歴史に残る勝利で幕を閉じた。

最後に敗れたマチュー・ファンデルプールだけど、本当にギリギリだった。最後は、抜いた~と思ったほど。

これについてマチューは言い訳しないけど、ゴール手前55kmのチェーン落ちは痛かった。

この原因についてマチュー・ファンデルプールが明かしている。

 

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チェーン落ちの原因

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

登りだったので、ギアチェンジでチェーンが落ちたのかと思っていたけど。よくあるコンポの混在が原因?   とも思ったのだけど。

 

 

バイク交換して走りだそうとしたのだけど、ギアが重くて回らない。平地なら問題ないけど、登りではマチューといえども難しい。

結局、ここでマチュー・ファンデルプールは1分のタイムロス。これを単独で追ったのだから足を相当使っているはず。戻るのも速かったし。

 

この時のチェーン落ちの理由をマチューが明かす。

氷を入れたそのナイロンストッキングが、シャツから落ちて、ディレイラーに行き着いた。少し間違っていたね。

別の自転車を手に取り、戻ってくるために活発な追跡をしなければならなかった。

 

暑いから、背中に氷を入れていた。それが落ちてしまったということですね。これは仕方ない。ただ、普通は1分ものタイム差があったら、一人で追いつくの相当の力を使う必要がある。

集団後方では、ドリース・デポンドが待っていたけど。追いつくまではマチュー単独だ。そのことが、結果的に彼を苦しめたかどうかは、マチューの知るところではない。

 

一番痛かったのは、最後のあの攻撃だ。ビデオで見てみると、最後の下りはかなりテクニカルに感じていた。アタックして下りで差をつければいいと言っていたので、チーム全員を前に出していた。

だけど、結局自分を殺してしまったね。もう少し技術的だど、そこで違いを生むことが出来ると思ったんだけど。挽回を図ったが、結局スプリントで負けてしまった。

ビニは強かった。

下りのアタックもチームの計画にあったようだ。だけど、流石にツワモノばかりが残っているので、いかにマチューといえども逃げるのは難しかったようだ。

予測と違って、あまりテクニカルな下りでなかったのも仕方のないことだ。

 

第8ステージの涙マークの反応について

第8ステージでは、ビニヤム・ギルマイからの追走の協力が上手く得られず、インタビーで短く、なんでと言い、ツイッターでは涙マークを返していた。

 

これについてもマチュー・ファンデルプールは釈明。

“彼 “には何の問題もない。私の反応は、少し誤解を招いたようだ。彼が超優秀なライダーであることは誰もが知っている。今日も力強い走りを見せてくれた。

とても遠いところからスタートして、本当に止まらなかったからだ。一瞬、勝てるような気がしたけれど、彼はどんどん加速していって、僕はちょっと疲れてしまったんだ。

“いい人 “なのかどうか? とにかく 挑戦することが好きなんだ。私たち2人がどれだけ離れてゴールに向かったか、それが彼の走りを物語っているね。

ヘント〜ウェヴェルヘムでの彼の走りを見れば、彼が強いスプリントを持っていることがわかるだろう。

明日は後ろの席で回復して、次のチャンスに臨む。

 

ゴール後も、すぐに二人で抱き合っていたし何の問題もないようですね。

スプリントの前に、下りで攻撃しなければ足も残っていたかもしれないけれど、マチューに攻撃するなというのが無理な話。攻撃こそが彼の持ち味でもあるし。

第11ステージは、全くのフラットコースなので、出番かなと思っていたけど、狙うつもりはないようだ。これはちょっと残念。

チームは、ヤコブ・マレツコがリタイヤしているので狙うとしたらマチューしかいないのだけど、スプリントにも参加して貰いたいけどなあ~。

一流スプリンターとのガチンコ対決も見てみたい。

 

こちらは第10ステージのラスト1kmからのフル動画

 

 

 

 

 

 

 

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