休息日を終わって第2週が始まる。
第9ステージで残り11kmからアタックをかけて独走勝利したヨナス・ヴィンゲゴーは、トースタイン・トレーエンと37秒差となった。
総合トップへのポールポジションについている。このステージで一気にトップにたつのか。トースタイン・トレーエンがどこまでついていけるのか注目だ。
第10ステージ パルケ・デ・ラ・ナトゥラレサ・センダビバ~エル・フェリアル・ラーラ・ベラグア 175.3 km

コースプロフィール photo lavuelta
スタートはテーマパークから。このステージも登りゴール。

1級山岳ベラガ photo lavuelta
登り始めが非常にきつい。2年前にはレムコ・エヴェネプールが失速した日の翌日に独走優勝している。
- 3級山岳 コロナス峠 8.3km・4.4%
- スプリントポイント イサバ
- 1級山岳 ベラガ 9.4km・6.3%
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
2026年末でUAE Team Emirates – XRGを退団することになったフアン・アユソー。かなり怒っている。これについては別記事で。
スタート前のヨナス・ヴィンゲゴー。マイヨ奪還か。
Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンは今日は出番なし。
スタート時点の4賞ジャージは
- 総合 トースタイン・トレーエン Bahrain Victorious
- ポイント賞 マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- 山岳賞 ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG
- 新人賞 ジュリオ・ペリツァーリ Red Bull – BORA – hansgrohe Rookies
オフィシャルスタート。
3人の逃げ
3人が逃げている。
- ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG
- ハビエル・ロモ Movistar Team
- ジャルディ・クリスティアン・ファン・デル・リー EF Education-EasyPost
ジェイ・ヴァインは捕まっている。この3人もすぐに捕まる。
Team Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソンがメディカルカーで治療。
XDS Astana Teamのハロルド・マルティン・ロペスもパンツが破れている。
18人が抜け出しそうだけど、集団はすぐ後ろ。
アタック合戦。Arkéa – B&B Hotelsが攻撃。
登りにならないと決まらないだろう。
あら、決まったようだ。
後方からジェイ・ヴァインとミッケル・ビョーグもジョイン。
追いついたUAE Team Emirates – XRGのミッケル・ビョーグがすぐに先頭に。人数は24人。
先頭からXDS Astana Teamが攻撃。
集団から追走。
残り66.9km。
残り58.3kmで1分15秒差。集団はBahrain Victoriousが引く。
3級山岳が近づいてきた。
3級山岳 コロナス峠 8.3km・4.4%
Movistar Teamのハビエル・ロモが飛び出していく。
ハビエル・ロモがトップ通過。ジェイ・ヴァインはどうした?
- ハビエル・ロモ Movistar Team 3ポイント・6秒
- ジェイ・ヴァイン UAE Team Emirates – XRG 2ポイント・2秒
- パブロ・カスティーリョ Movistar Team 1ポイント・1秒
下りでジェイ・ヴァインが追いついた。
残り29.6km。先頭は9人に。
先頭には総合を脅かす選手はいない。残り27kmで3分15秒差。
スプリントポイント イサバ
先頭がスプリントポイントを通過。
ヨナス・ヴィンゲゴーが集団復帰中。
Lottoのアレック・セガートがアタック。
残り19.1kmもある。どこまでアレック・セガートはいけるか。
残り14.9kmで集団と3分6秒差。これは~。
アレック・セガートは追走に41秒差。だが、ゴールまでは14.2kmもある。
トースタイン・トレーエンはジャージを守れるか。
1級山岳 1級山岳ベラガ 9.4km・6.3%
残り9.2km。追走と45秒差。
集団が一気にペースを上げてきた。
残り7.7km。アレック・セガートが脚が止まる。
アレック・セガートはパブロ・カスティーリョに抜かれた。
フアン・アユソーが猛烈に引く。
フアン・アユソーが有言実行。ジョアン・アルメイダを引く。
逃げていたミッケル・ビョーグがきたところでフアン・アユソーは離脱。
あ~、フアン・アユソーの引きでトースタイン・トレーエンが切れてしまった。
フアン・アユソーが先頭。あとは前にジェイ・ヴァインがいるだけだ。ただ、離れている。
ジョアン・アルメイダがヨナス・ヴィンゲゴーの前を走る。
パブロ・カスティーリョにジェイ・ヴァインが追いついた。
ジェイ・ヴァインの脚が強い。
パブロ・カスティーリョがきれるか。
あ~。パブロ・カスティーリョがきれた。
もう追いつかない。ただ、ジェイ・ヴァインはジョアン・アルメイダのアシストは出来ない。
ジョアン・アルメイダ、ヨナス・ヴィンゲゴー、トム・ピドコック、マッテオ・ヨルゲルソンと続く。
アレック・セガートも抜いていく。
トースタイン・トレーエンは31秒離れた。
残り2km。ジェイ・ヴァインの2勝目が近い。
マッテオ・ヨルゲルソンが先頭を引く。
トースタイン・トレーエンはマイヨロホを失いそうだ。
パブロ・カスティーリョは2位を確保したい。2024 ブエルタでは2勝している。
ヨナス・ヴィンゲゴーがバーチャルリーダーに。17秒差。
ジェイ・ヴァインは残り1.2km。
ジェイ・ヴァインがゴールエリアに。
ジェイ・ヴァインが喜びを爆発させる。
どうだ~! 2勝目だ~!
ブエルタ通算4勝目。2年連続の山岳王にまっしぐらだ。
3位はギリギリでハビエル・ロモ、4位EF Education-EasyPostのアーチー・ライアン。
トースタイン・トレーエンはトップから2分8秒遅れ。マイヨロホをヨナス・ヴィンゲゴーに引き渡している。
リザルト
優勝したUAE Team Emirates – XRGのジェイ・ヴァイン
優勝することはとても難しいし、優勝したときは信じられないような気持ちになる。この感覚に慣れることはないと思うし、信じられないほど難しいことに変わりはない。
レース開始から2時間半後にアタックを仕掛けたと思う。適切な逃げを探し、チームメイトにサポートされて適切なポジションにつけた。2時間後、みんなに “今日はダメだ、明日にしよう “と言ったと思う。
その後、クラッシュがあり、後ろからつかまってしまったんだ。
それでも諦めなかったですね。
さらに45分間アタックを続け、逃げ集団をつくった。ミッケル・ビョーグがゴールラインを越えるのを助けてくれた。
そこが今日の一番タフなところだと思っていたんだけど、最後の上りが来たんだ。結局、そこが今日一番の難所になった。
2位 Movistar Teamのパブロ・カスティーリョ
5位 Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコック
いい感じだった。失うものは何もない。明日はまた別の日だ。今日は先日の走りをバックアップすることができた。
スタートは超高速だったが、正直なところ、ホーイルの中はそれほどハードではなかった。集団の大きさを見ればわかる。上りはかなりきつかったけど、最終的にはそれほど悪くなかった。
すごくいい気分だよ。日曜日のようなパフォーマンスの後は、自信でいっぱいになる。
ジロが可能性の高いレースであることは知っていたが、私は自分の計画を変えない、クラシックもアルデンヌも何でもやると言った。そのどれも犠牲にしたくなかったんだ。ジロはやりすぎたし、フレッシュじゃなかったし、準備もできていなかった。
水曜日はビルバオ周辺のクラシックスタイルのステージ。
少し見ただけで、完全にはわからない。ハードなステージになることは間違いない。
10位 UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダ
今日もとてもいい感じだった。失うものは何もない。明日はまた頑張ろう。事前にみんなには、調子が良ければ最後の登りでペースを上げることができると話していたんだ。持てる力をすべて出し切った。
タフなレースをしようとしたけど、差をつけるほど険しくはなかった。だからハンドルに座ってフィニッシュまで走ることにしたんだ。
決勝中にバインを呼び戻そうと考えたのだろうか?
いや、そんな価値はなかった。
12位 Israel – Premier Techのマシュー・リシテーロ
ジョアン・アルメイダをアシストしたフアン・アユソーもゴール。
第10ステージ リザルト
総合
ヨナス・ヴィンゲゴー(チーム公式サイトより)
また赤いジャージを着ることができてとてもうれしい。総合首位に立つことは、いつも素晴らしい気分だ。
レース中、総合順位のことはあまり考えていなかったが、有力グループのハイペースに集中していた。アルメイダのような選手が激しくプッシュしてきたけど、僕はまた強いと感じた。
明日はまた赤でスタートする。マドリッドの最終ステージまでジャージをキープできれば最高だ。
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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