2025 ツール・ド・ロマンディ第1ステージ　スプリントでぶっちぎったのは?

プロローグでは世界TT王者のレムコ・エヴェネプールが破れてしまった。しかし、これはチームとの話し合いで、無理をしないことを事前に決めていたようだ。

無理をしてカーブで落車ということもある。実際、Team Visma | Lease a Bikeのジュリアン・ベルモートはフェンスを越えてしまった。

逆に、一日前にレース出場を告げられた INEOS Grenadiersのサムエレ・ワトソンが勝利することに。自分で空港まで車を運転していったというから調整もクソもなかったのに勝ってしまった。

第1ステージでは、 INEOS Grenadiersがレースコントールに入る。

 

第1ステージ　ミュンヘンシュタイン～フリブール　194.4km

 

スタート直後から1.7kmで10.7%という急こう配から始まる。その後も短いながらも急こう配の登りが続く。ゴール手前も平坦ではなく、登っている。獲得標高は3,224mあり厳しいコースだ。

 

1. 3級山岳　Grindel (2.3 km・6.5%)
2. スプリントポイント　Sorvilier
3. 3級山岳　Mont-Crosin (2.3 km・7.2%)
4. 2級山岳　Col des Pontins (4.5 km・7.6%)
5. 2級山岳　Chaumont (3 km・11.9%)
6. スプリントポイント　Salavaux
7. スプリントポイント　Burg

 

スタート

リーダージャージのサムエレ・ワトソン。

 

ステージ3位だったMovistar Teamのハビエル・ロモ。山岳賞ジャージを着用。

 

レムコ・エヴェネプールが新人賞ジャージ。

 

UAE Team Emirates – XRGのイヴォ・オリベイラはポイント賞ジャージ。

 

5人の逃げ

5人が逃げている。

1. シルヴァン・ディリエ　Alpecin-Deceuninck
2. ベン・ツボィホフ　Red Bull – BORA – hansgrohe
3. ゲルベン・カイパース　Intermarché – Wanty
4. アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー　Lidl – Trek
5. エンツォ・パレーニ　Groupama – FDJ

 

2級山岳　Chaumont (3 km・11.9%)

先頭は2人に。

1. ベン・ツボィホフ　Red Bull – BORA – hansgrohe
2. ゲルベン・カイパース　Intermarché – Wanty

 

Intermarché – Wantyのゲルベン・カイパースが切れてしまう。

 

UAE Team Emirates – XRGのヤン・クリステンが切れている。フレッシュ・ワロンヌで落車して手を痛めている。

 

残り75.2km。集団は横一線。

 

ベン・ツボィホフがポイントを単独で通過。

1. ベン・ツボィホフ　Red Bull – BORA – hansgrohe　10ポイント
2. ゲルベン・カイパース　Intermarché – Wanty　6ポイント
3. エンツォ・パレーニ　Groupama – FDJ　4ポイント
4. シルヴァン・ディリエ　Alpecin-Deceuninck　2ポイント
5. ティジメン・グラート　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

ベン・ツボィホフは下りからゲルベン・カイパースを待っていた。

 

残り61km。タイム差は2分2秒。

 

落車があったようだ。UAE Team Emirates – XRGのルーン・ヘレゴッツがバイクを待っている。

 

残り50.2kmで1分33秒差。

 

残り42.3km。タイム差は45秒に。

 

スプリントポイント　Salavaux

スプリントポイントを通過。

 

残り30.8km。37秒差。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのカラム・スコットソンが落車。

 

バイク交換して走り出した。

 

スプリントポイント　Burg

2人はスプリントポイントまで逃げ切った。

 

先頭の二人は残り24kmで捕まった。

 

残り1.8km。

 

残り1.2km。 INEOS Grenadiersが先頭。

 

残り1.2km。

 

Team Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナンはアシストなしで4番手に。

 

 INEOS Grenadiersはベン・スウィフトで狙うのか。

 

マシュー・ブレナンが2番手に入った。

 

マシュー・ブレナンが好位置をキープ。

 

マシュー・ブレナンが発射!   なんてスピードだ。

 

 

マシュー・ブレナンが断トツのスピードでゴールに向かう。

 

後ろは全くまくれない。

 

大きく後続を引き離してマシュー・ブレナンが勝利を確信。

 

なんか、簡単に勝ってしまった。

 

ん

マシュー・ブレナンは今シーズンの4勝目となった。

 

マシュー・ブレナンはボーナスタイム10秒を獲得。

 

サムエレ・ワトソンを抜いて総合トップにたった。19歳でリーダージャージ着用となる。

2位Decathlon AG2R La Mondiale Teamのオレリアン・パレパントル、3位は INEOS Grenadiersのアルテム・シュミット。

 

リザルト

優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのマシュー・ブレナン

もちろん、これは特別なことだ。今の目標は、次のステージで優勝することだ。

ステージ優勝を狙い始めたのは丘陵地域を抜けてからですか?

そこで自分の脚力に自信が持て、最後まで持ちこたえられると確信した。周りの選手たちがトラブルに巻き込まれないように見守ってくれて、あとはタイヤの動きを追うだけになった。大混乱だったが、正しい行動をとって、勝利を掴むことができた。

正しいホイールを維持するために常に戦わなければならず、終盤には思ったよりも少し前に出てしまった。その後は反応して走り続けるしかなかった。あの時に勝てたことは特別なことだ。

このラップで何かを成し遂げるチャンスがあり、それを達成できた。

あなたの限界はどこにあるのか?

誰にも分からないが、今の目標は別のステージで優勝して、ヨルゲン・ノルドハーゲンが良い順位になるように貢献することだ。それを楽しみにしている。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞