2025 イツリア・バスクカントリー第3ステージ　なんと勝者が失格!　から優勝?

第2ステージでは、唯一と言ってよいスプリンターステージを INEOS Grenadiersのカレブ・ユアンが制した。

最後にIntermarché – Wantyが前に出てくれたので絶好のポジションからスプリントを開始することができている。

さて、第3ステージはアップダウンの激しい丘陵ステージ。マキシミリアン・シャフマンはリードを守れるのだろうか。

 

第3ステージ　サラウツ～ベアサイン　156.3km

 

獲得標高3,170mの丘陵ステージ。最後のラズカオメンディの登りは最大勾配18%。ここで差がつくのは間違いないだろう。ゴールまでの下りで独走で勝つライダーが現れるか。

 

1. 3級山岳　Meaga (2.8 km・4.1%)
2. 3級山岳　Andazarrate (13.8 km・2.5%)
3. 3級山岳　Alkiza (4 km・6.3%)
4. 2級山岳　Santa Ageda (9 km・6.7%)
5. 2級山岳　Mandubia (5.2 km・5.2%)
6. スプリントポイント　Beasain
7. 3級山岳　ガインザ (2.3 km・11.3%　max20%)
8. スプリントポイント　Beasain
9. 3級山岳　ラズカオメンディ(1.4 km・9.6%  max18%)

 

リーダーはマキシミリアン・シャフマン。第2ステージ優勝のカレブ・ユアンは今後のレースのためにリタイヤ。

Team Visma | Lease a Bikeのヴィクトール・カンペナールツも落車の影響でスタートしていない。

 

序盤から大きな逃げができていた。残り76.7kmで、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのブルーノ・アルミライルを3人が追走。

1. アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates – XRG
2. セップ・クス　Team Visma | Lease a Bike
3. アレクサンドル・ウラソフ　Red Bull-BORA-hansgrohe

 

ブルーノ・アルミライルは8秒差。

 

ブルーノ・アルミライルは集団に追い付かれてしまう。アルミライルの目標は山岳賞ジャージなので問題ない。

 

2級山岳　Mandubia (5.2 km・5.2%)

完全に集団に戻ってしまった。

 

新たな逃げが出来るのか。

 

Red Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツがアタック!

 

フローリアン・リポウィッツは捕まる。

 

ブランドン・マクナリティティが飛び出す。

1. ブランドン・マクナリティ　UAE Team Emirates – XRG
2. アロルド・テハダ　XDS Astana Team

 

2人はわずかにリード。

 

ブランドン・マクナリティティが先頭で通過。

 

下りで4人が追いついた。

 

集団はRed Bull – BORA – hansgroheのフローリアン・リポウィッツが先頭で追ってくる。

 

先頭が捕まった。

 

今度はUAE Team Emirates – XRGのマルク・ソレルがアタック。

 

単独でも逃げ切ってしまう男だ。

 

追走の二人が追いついた。

1. クレマン・ベルテ　Decathlon AG2R La Mondiale Team
2. ルディ・モラール　Groupama – FDJ

 

残り50.2kmで1分差に。これでマルク・ソレルはバーチャルリーダーとなったので、Soudal – Quick StepとUAE Team Emiratesは追わないといけない。

 

残り43.5kmで1分10秒差。

 

3級山岳　ガインザ (2.3 km・11.3%　max20%)

Team Visma | Lease a Bikeのアッティラ・ヴァルテル先頭で集団は追っている。

 

先頭からマルク・ソレルとルディ・モラールが遅れた。

 

集団も数えるくらいしかいない。

 

残り36.1km。クレモント・ベルテが単独に。

 

マキシミリアン・シャフマンは集団最後尾に。

 

残り27km。クレモント・ベルテは1分13秒差。

 

後方からリーダーのマキシミリアン・シャフマンがアタック!

 

しかし、このマキシミリアン・シャフマンの攻撃はすぐに捕まる。

 

残り20.6km。クレモント・ベルテは51秒差。

 

スプリントポイント　Beasain

集団もスプリントポイントを通過。

1. クレモント・ベルテ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　10ポイント・3秒
2. アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates – XRG　6ポイント・2秒
3. フローリアン・リポウィッツ　Red Bull – BORA – hansgrohe　4ポイント・1秒

残り16.7km。43秒差。クレモント・ベルテは総合には関係がないので逃がして貰えるか。

 

ジョアン・アルメイダは55秒差のメイン集団にいる。

 

マキシミリアン・シャフマンは第2グループ。11人。

 

残り10.4km。追走と21秒差。

 

3級山岳　ラズカオメンディ(1.4 km・9.6%  max18%)

追走からアロルド・テハダがアタック!

 

追走が見えてきた。

 

クレモント・ベルテが捕まった。

 

フローリアン・リポウィッツの後ろはマキシミリアン・シャフマン。

 

今度はGroupama – FDJのロマン・グレゴワールが攻撃。

 

マキシミリアン・シャフマンが対応。

 

マキシミリアン・シャフマンがトップで通過。

 

まだ、登りがあった。ジョアン・アルメイダがアタック!

 

ジョアン・アルメイダが凄い勢いでスパート!

 

ジョアン・アルメイダが単独で下っていく。

 

下りでCofidisのアレクサンデル・アランブルが追いつく。

 

残り2kmでジョアン・アルメイダとCofidisのアレクサンデル・アランブルが少しリード。

 

残り1.8kmでアレクサンデル・アランブルがアタック!

 

アレクサンデル・アランブルが大きくリード。

 

アレクサンデル・アランブルが単独でゴールエリアに。

 

後ろは見えない。

 

アレクサンデル・アランブルは後ろを確認する余裕が。

 

アレクサンデル・アランブルがMovistar TeamからCofidisに移籍して初勝利となった。

 

アレクサンデル・アランブルが激しい展開の第3ステージを制した。総合はマキシミリアン・シャフマンが変わらずトップを堅持している。

と思っていたら、アレクサンデル・アランブルは失格となってしまった。もう、眠くて限界なので別記事にして紹介。

ステージ優勝は2位のロマン・グレゴワールとなった。

【追記】

ゴールから2時間後にやっぱり優勝はアレクサンデル・アランブルに～。

 

リザルト

失格となったCofidisのアレクサンデル・アランブル　一転優勝

 

繰り上げで優勝したGroupama – FDJのロマン・グレゴワール　だったけれど、やっぱり2位に

アランブルが間違ったコーナーを曲がったことには、あまり気づかなかった。ここで勝ったとしても、僕にとっては勝利という実感がない。それ以外に、特に言うことはないんだけど…。

(以上はアレクサンデル・アランブルが失格後のインタビューのコメント)

再び2位となったあと(チーム公式サイトより)

僕は前を走っていたアルメイダとフローリアン・リポウィッツのホイールを追った。追いつこうとしたが、左折した瞬間に彼は突然3秒差をつけた。あの瞬間が決定的だったと思う。

これからはペダルで勝つことを目指す。今日のステージでは、主に総合力の強さが印象に残った。本当に素晴らしかった。このようなレースに、このレベルで、大勢の参加者がいるなんて、脱帽です！見ていて美しかった。

このバスク・ツアーにはステージ優勝を念頭に置いて臨んだ。。今日は本当に厳しい一日だったが、ステージ序盤の少し長い登りでも持ちこたえた。明日は厳しい戦いになるだろうが、金曜日も頑張る。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞