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2025 グランプリ・サイクリスト・ド・モントリオール タデイ・ポガチャルの復帰第2戦の走りは?

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Photo credit: .^.Blanksy on Visualhunt.com
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カナダのワールドツアーレース第2戦。グランプリ・サイクリスト・ド・モントリオール。Grand Prix Cycliste de Montréal(1.UWT)

モントリオールの市街地を周回するサーキットコース。

 

過去の優勝者は

  • 2024    タデイ・ポガチャル
  • 2023    アダム・イェーツ
  • 2022   タデイ・ポガチャル
  • 2019 グレッグ・ファンアーベルマート
  • 2018 マイケル・マシューズ
  • 2017 ディエゴ・ウリッシ
  • 2016 グレッグ・ファンアーベルマート
  • 2015 ティム・ウェレンス

 

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モントリオール~モントリオール  209.1km

コースプロフィールマップ Photo gpcqm

 

カナダの都市モントリオールを通るサーキット。12.3kmのサーキットを17周。昨年から1周少なくなっている。

1周の獲得標高は269m。合計4,573mの獲得標高となる。昨年とコースは同じ。登りは3か所。最も長い登りはコート・カミリアンウード。

 

  1. コート・カミリアンウード 1.8km・8%
  2. コート・ド・ポリテクニーク 780m・6%
  3. パニュエロ 535m・7.5%

 

注目のライダーは

  • UAE Team Emirates – XRG タデイ・ポガチャル、ブランドン・マクナリティティ、ヨナタン・ナルバエス、ニルス・ポリッツ、パヴェル・シヴァコフ、ティム・ウェレンス、アダム・イェーツ
  • Team Jayco AlUla マイケル・マシューズ、マウロ・シュミット、フィリッポ・ザナ
  • Team Visma | Lease a Bike ワウト・ファンアールト、ティシュ・ベノート、クリストフ・ラポルト、サイモン・イェーツ
  • Lidl – Trek クイン・シモンズ、マティアス・スケルモースイェンセン
  • Soudal Quick-Step マティア・カッタネオ、ヴァランタン・パレパントル、ルーク・ランペルティ
  • INEOS Grenadiers アクセル・ローランス、アンドリュー・オーガスト
  • Red Bull – BORA – hansgrohe フローリアン・リポウィッツ、ロジャー・アドリア、ヤン・トラトニク
  • Alpecin – Deceuninck ベン・ヘルマンス、ジャンニ・フェルメルシュ
  • Groupama – FDJ ヴァランタン・マデュアス、ルイス・アスキー、ケヴィン・ゲニッツ、レミー・ロシャス
  • Bahrain – Victorious ペッリョ・ビルバオ、フレッド・ライト、マテイ・モホリッチ
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team ドリアン・ゴドン、スタン・デウルフ、ポール・ラペイラ、ヴィクトル・ラフェ
  • EF Education – EasyPost ニールソン・ポーレス
  • Movistar Team マティアス・ノルスガード、エイネルアウグスト・ルビオ
  • XDS Astana Team アルベルト・ベッティオル、シモーネ・ヴィラスコ、イーデ・シェリング
  • Team Picnic PostNL オスカー・オンリー、ワレン・バルギル、トビアス・ルンド・アンドレセン
  • Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ、ヨナス・ルッチ
  • Cofidis アレクサンデル・アランブル、ヨン・イサギレ
  • Arkéa – B&B Hotels ユエン・コスティウ
  • Lotto アルノー・デリー
  • Israel – Premier Tech コービン・ストロング、ジョセフ・ブラックモア、ライリー・シーハン
  • Uno-X Mobility トビアスハラン・ヨハンネンセン、ヨナス・アブラハムセン
  • Tudor Pro Cycling Team ジュリアン・アラフリップ

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

優勝候補のタデイ・ポガチャルがスタートラインに向かう。

 

真ん中にジュリアン・アラフリップ。タデイ・ポガチャルとマイケル・マシューズが隣に。

 

フェンスに手をかけて準備していたXDS Astana Teamのイーデ・シェリングが0kmアタック。

 

7人の逃げ

7人が逃げに。イーデ・シェリングは入れなかった。

  1. マティアス・ノルスガード Team Visma | Lease a Bike
  2. アンドリュー・オーガス  INEOS Grenadiers
  3. アルテム・シュミット INEOS Grenadiers
  4. ヴィクトル・ラフェ Decathlon AG2R La Mondiale Team
  5. フランク・ファン・デン・ブルック Team Picnic PostNL
  6. パスカル・エーンクホーン Soudal – Quick Step

 

ヴィクトル・ラフェが逃げに乗ってきた。

 

残り15周

1分16秒差で先頭が通過。

 

残り172km。タデイ・ポガチャルは集団中ほど。

 

残り14周

1分30秒しかタイム差がない。

 

残り13周

タイム差は1分19秒。

 

残り118km。集団とは50秒差。追走が8人。

 

もう追走が追いついた。

 

残り77.7km。UAE Team Emirates – XRGはニルス・ポリッツは仕事を終了し、ティム・ウェレンスが引き出した。

 

先頭は6人に。

  1. マウロ・シュミット Team Jayco AlUla
  2. アンドリュー・オーガスト  INEOS Grenadiers
  3. ヤン・トラトニク Red Bull – BORA – hansgrohe
  4. アレックス・ボーダン EF Education-EasyPost
  5. フレドリック・ドゥバースネス Uno-X Mobility
  6. エンブレット・スヴェスタッド=ボルドセン Arkéa – B&B Hotels

 

残り6周

先頭は残り6周に。タイム差32秒。そろそろ捕まる。

 

ジュリアン・アラフリップにマイケル・マシューズもリタイヤ。UAE Team Emirates – XRGのハイペース走行には次々と犠牲者が出ていく。

 

残り36.3km。先頭は捕まり、UAE Team Emirates – XRGのブランドン・マクナリティティがアタック!

 

Lidl – Trekのクイン・シモンズが反応している。

 

2人が抜け出した。

 

タデイ・ポガチャルが単独で追いだした。

 

タデイ・ポガチャルが追いつく。

  1. タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates – XRG
  2. ブランドン・マクナリティティ UAE Team Emirates – XRG
  3. クイン・シモンズ Lidl – Trek
  4. ルイ・バール Intermarché – Wanty

 

UAE Team Emirates – XRGが2人。圧倒的に有利だ。

 

残り30km。集団は28秒離れた。

 

集団は人数がどんどん減っている。

 

残り23.4kmでルイ・バールが先頭から切れた。

 

これはもう、追いつくことはない。

 

残り23.5km。タデイ・ポガチャルがアタックだ。

 

これは決まるか~。

 

クイン・シモンズが追いつかないと決まりだ。

 

クイン・シモンズは脚が重い。

 

残り20.5km。タデイ・ポガチャルは20秒引き離す。

 

今日のタデイ・ポガチャルのバイクはブラックだ。

 

あ~、ブランドン・マクナリティティはクイン・シモンズをちぎってタデイ・ポガチャルに追い付く。

 

タデイ・ポガチャルはブランドン・マクナリティティを待っていた。

 

クイン・シモンズは1分12秒離れた。

 

残り3km。タデイ・ポガチャルは完全にブランドン・マクナリティティのアシストのようだ。

 

クイン・シモンズは1分20秒離された。

 

2人で笑いながら走っている。

 

これはUAE Team Emirates – XRGの85勝目となる。

 

すでに二人の中で勝者は決まっているようだ。

 

2人は肩を組んでゴールに。

 

タデイ・ポガチャルはブランドン・マクナリティを指さしている。

 

 

タデイ・ポガチャルはブランドン・マクナリティに勝利を譲る。

 

ブランドン・マクナリティティは今シーズンの3勝目。そして、UAE Team Emirates – XRGは85勝となった。強すぎるチームだ。

 

クイン・シモンズは3位。

 

UAE Team Emirates – XRGは5位にアダム・イェーツも入っている。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emiratesのブランドン・マクナリティ

チームメイトとのワンツー、しかもその相手が世界チャンピオンで、明らかに世界最高の選手となれば、それは超スペシャルなことだ。僕のこれまでのキャリアの中でも、最も忘れられない日のひとつだよ。

登りで動いて、4人の集団になって、タデがアタックしてきた。そしてタデイは僕を待っていてくれて、僕に優勝を譲ってくれたんだ。だから決勝でも、彼は僕に優勝を譲ってくれたんだ。だから本当に感謝している。とても楽しい1日だった。

 

今日の結果で、UAEチーム・エミレーツ-XRGはシーズン85勝という歴代最多勝利記録に加わった。

 

2位 UAE Team Emirates – XRGのタデイ・ポガチャル

ここカナダでは、いつものように素晴らしい一日だった。ここでのレースは大好きだ。調子がとても良くてうれしいし、ブランドンがここで優勝したのはもっとうれしい。

最終ラップは一緒に走ったし、ソロでゴールした昨年よりもさらに良かった。チーム全体がとても強く、計画を完璧に遂行してくれた。おかげでこのような形で終えることができた。

ブランドンを待つと決めた瞬間は?サポートカーから聞いたのか、それとも自分で見たのか?

2つ目の登りの後、短い直線の下りがあって、そこで後ろを振り返った。私の15~20秒後ろで誰かが一人で走っているのが見えたんだ。

群衆がうるさくて無線が聞こえないこともあったので、チームマネジメントに状況を尋ねた。その時点で、ブランドンが私の20秒ほど後ろを走っていることを確認できた。それから登りでしばらく彼を待って、一緒に走ったんだ。

最終ラップでお互いに何と言い合った?

私はブランドンに、勝てるよ、と言った。ほんの少し言葉を交わしただけだ。この素晴らしい日をお互いに祝福し合った。そこではあまりまともな議論はしなかったよ。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1  McNulty Brandon

 
UAE Team Emirates – XRG 500 5:14:04
2  Pogačar Tadej

 
UAE Team Emirates – XRG 400 ,,
3  Simmons Quinn

 
Lidl – Trek 325 1:03
4  Powless Neilson

 
EF Education – EasyPost 275 1:45
5  Yates Adam

 
UAE Team Emirates – XRG 225 1:49
6  Barré Louis

 
Intermarché – Wanty 175 2:00
7  Benoot Tiesj

 
Team Visma | Lease a Bike 150 2:25
8  Aranburu Alex

 
Cofidis 125 2:57
9  Strong Corbin

 
Israel – Premier Tech 100 2:59
10  Bettiol Alberto

 
XDS Astana Team 85 ,,
11  Narváez Jhonatan

 
UAE Team Emirates – XRG 70 ,,
12  Hermans Quinten

 
Alpecin – Deceuninck 60 ,,
13  Izagirre Ion

 
Cofidis 50 ,,
14  Zana Filippo

 
Team Jayco AlUla 40 ,,
15  Madouas Valentin

 
Groupama – FDJ 35 ,,
16  Costiou Ewen

 
Arkéa – B&B Hotels 30 ,,
17  Skjelmose Mattias

 
Lidl – Trek 30 ,,
18  Baudin Alex

 
EF Education – EasyPost 30 ,,
19  Onley Oscar

 
Team Picnic PostNL 30 ,,
20  Sivakov Pavel

 
UAE Team Emirates – XRG 30 3:06
21  Berthet Clément

 
Decathlon AG2R La Mondiale Team 20 3:08
22  Honoré Mikkel Frølich

 
EF Education – EasyPost 20 3:43
23  Sheehan Riley

 
Israel – Premier Tech 20 5:06
24  Schmid Mauro

 
Team Jayco AlUla 20 8:58
25  van den Broek Frank 

 
 
Team Picnic PostNL 20 ,,
26  Charmig Anthon

 
XDS Astana Team 20 ,,
27  Kamp Alexander

 
Intermarché – Wanty 20 ,,
28  Bilbao Pello

 
Bahrain – Victorious 20 ,,
29  De Lie Arnaud

 
Lotto 20 11:21
30  Abrahamsen Jonas

 
Uno-X Mobility 20 11:24

コメント

  1. 毎日読者K より:

    まだまだチーム勝利数記録更新していきそうですね。すごい。

    コースプロフィール画像が、ケベックのものになってますよー(^_^;)

    • ちゃん より:

      アイザック・デルトロだけで、まじかで4勝。今度はブランドン・マクナリティティ。まあ、これは譲って貰っての勝利ですけど凄い。

      コースプロフィール修正しました

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