2024 ツアー・オブ・ブリテン第3ステージ　クイーンステージでレムコの走りは?

第2ステージでは、元世界チャンピオンのジュリアン・アラフリップが、Israel – Premier Techのステューブン・ウィリアムズにスプリントで負け。

同じく元世界チャンピオンのレムコ・エヴェネプールもIsrael – Premier Techのジョセフ・ブラックモアに負けるという事態に。

Israel – Premier Techは、してやったりといったところか。地元の INEOS Grenadiersは、勝ち逃げに乗れず、全く良いところがない。

 

 

第3ステージ シェフィールド～バーンズリー   166km 

 

イングランドで4番目に人口の多いシェフィールドからスタート。難易度の点からいうと、このステージがクイーンステージと呼べそうだ。

ただ、それほど厳しい登りではない。クライマーというよりはパンチャー有利にみえる。

 

1. 2級山岳　ロングレーン (2.4 km・5.5%)
2. 2級山岳　ジョウボーンヒル (1.7 km・8.9%)
3. スプリントポイント　Tickhill
4. 2級山岳　ハウンドヒル (1.4 km・5.4%)

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. ジュリアン・アラフリップ　Soudal – Quick Step
2. ジェイク・スチュアート　Israel – Premier Tech
3. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers
4. イェルテ・クライネンセン　Q36.5 Pro Cycling Team

 

2級山岳　ロングレーン (2.4 km・5.5%)

ポイント獲得順位は

1. ジュリアン・アラフリップ　Soudal – Quick Step　6ポイント
2. ジェイク・スチュアート　Israel – Premier Tech　5ポイント
3. イェルテ・クライネンセン　Q36.5 Pro Cycling Team　4ポイント
4. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers  3ポイント
5. エミルス・リエピンス　Team dsm-firmenich PostNL　2ポイント
6. ニック・シュルツ　Israel – Premier Tech　1ポイント

 

2級山岳　ジョウボーンヒル (1.7 km・8.9%)

ポイント獲得順位は

1. ジュリアン・アラフリップ　Soudal – Quick Step　6ポイント
2. ジェイク・スチュアート　Israel – Premier Tech　5ポイント
3. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers  4ポイント
   
4. イェルテ・クライネンセン　Q36.5 Pro Cycling Team　3ポイント
5. マシュー・ホームズ　Lotto Dstny　2ポイント
6. ニック・シュルツ　Israel – Premier Tech　1ポイント

 

スプリントポイント　Tickhill

ポイント獲得順位は

1. イェルテ・クライネンセン　Q36.5 Pro Cycling Team　10ポイント・3秒
2. ベン・スウィフト　 INEOS Grenadiers　7ポイント・2秒
3. ジェイク・スチュアート　Israel – Premier Tech　5ポイント・1秒
4. ジュリアン・アラフリップ　Soudal – Quick Step　3ポイント

 

残り93kmでジュリアン・アラフリップらの4人の逃げはなくなった。

 

残り77.7km。逃げがなくなりアタックの応酬に。

 

残り71.9km。決定打が出ない。

 

ようやく、ギャップのある11人の逃げが出来そう。と思っていたら繋がった。

 

残り62km。少し集団が割れる時もあるけど、逃げだせない。

 

 INEOS Grenadiersのトビアス・フォスが抜け出すか。

 

トビアス・フォスとSoudal – Quick Stepのギル・ゲルダーが抜け出した。

 

 

後方からUno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンなど6人が追いつく。

 

残り56.2km。タイム差は42秒に開く。

1. トビアス・フォス(Ineos Grenadiers)
2. ギル・ゲルダー (Soudal-Quick Step)
3. Noa Isidore (Decathlon AG2R La Mondiale Development)
4. ヨナス・アブラハムセン　Uno-X Mobility
5. ニコラス・ズコウスキー　Q36.5 Pro Cycling Team
6. Oscar Nilsson-Julien (Van Rysel – Roubaix)
7. Julius Johansen (Sabgal/Anicolor)
8. Louis Sutton (Team GB)

 

先頭にはQ36.5 Pro Cycling Teamのニコラス・ズコウスキーも入っている。

 

集団はIsrael – Premier TechとBahrain Victoriousが引いている。

 

先頭から切れたVan Rysel – Roubaixの選手が集団に捕まる。先頭は7人に。

 

残り34.4km。Israel – Premier Techは責任を持って先頭集団を捕まえないといけない。ステューブン・ウィリアムズのアシストはいなくなるのでは。

 

残り30km。Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオが集団から少し離れている。大雨だ。

 

残り23.6km。タイム差は33秒と縮まってきた。

 

レムコ・エヴェネプールが遅れている。サポートでもないようだし。

 

アシストもなし。完全に終わったのだろうか。

 

残り20km。Soudal – Quick Stepのギル・ゲルダーがアタック。

 

カウンターでトビアス・フォスがアタック。

 

ギル・ゲルダーが追走のアタックをかけるとUno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンが切れてしまった。

 

先頭から切れたQ36.5 Pro Cycling Teamのニコラス・ズコウスキーが集団に捕まる。

 

Uno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンが先頭に追い付く。

1. トビアス・フォス(Ineos Grenadiers)
2. ギル・ゲルダー (Soudal-Quick Step)
3. Noa Isidore (Decathlon AG2R La Mondiale Development)
4. ヨナス・アブラハムセン　Uno-X Mobility
5. Julius Johansen (Sabgal/Anicolor)

 

残り13.1kmで19秒差。

 

残り10km。17秒差に。

 

残り6.6kmで12秒差。ヨナス・アブラハムセンとトビアス・フォスという巨大エンジンがいるので、中々追いつかないか。

 

2級山岳　ハウンドヒル (1.4 km・5.4%)

最後の登りに。

 

集団で落車。

 

あ～、先頭が捕まってしまった。

 

登りで決まらないとスプリントだ。

 

おっと、トム・ピドコックがアタックだ。

 

残り4km。トム・ピドコックのアタックは決まらない。

 

残り3.4km。

 

残り2.8km。Israel – Premier Techがまとめる。

 

トム・ピドコックは中央分離帯を飛んでいる。

 

残り1.6km。Israel – Premier Techが先頭。

 

残り1.1km。Uno-X Mobilityが先頭に。

 

最後の登りスプリントだ。

 

 INEOS Grenadiersのトビアス・フォスがちぎれた。

 

Uno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンも切れていく。

 

すでに、レムコ・エヴェネプールも、ジュリアン・アラフリップもいない。

 

うまく、Israel – Premier Techのステューブン・ウィリアムズが上がってきた。先頭はBahrain Victoriousのエドアルド・ザンバニーニ。

 

エドアルド・ザンバニーニが先頭でゴールに。しかし～。

 

真後ろにいたステューブン・ウィリアムズがスプリント開始。

 

後方からSoudal – Quick Stepのポール・マグニエがくる。

 

ステューブン・ウィリアムズが先頭でもがく。

 

エドアルド・ザンバニーニは追い込めない。

 

ステューブン・ウィリアムズが、またもステージ優勝を勝ち取った!

 

Israel – Premier Techのアシスト陣がステューブン・ウィリアムズの総合優勝を後押しだ。

 

この差だ。2位はSoudal – Quick Stepのポール・マグニエ。少し到着が遅すぎた。

 

リザルト

TWO VICTORIES IN TWO DAYS FOR STEVIE!

The @TourofBritain race leader extends his GC advantage as he wins stage 3️⃣ in Barnsley 🥇 #TourOfBritain 🇬🇧 #YallaIPT pic.twitter.com/AgpTq2qAOl

— Israel – Premier Tech (@IsraelPremTech) September 5, 2024

 

ステージ優勝　Israel – Premier Techのステューブン・ウィリアムズ

今日はとてもタフだった。道路は厳しかったし、天候にも恵まれなかった。最後には、幸いなことに、うまくいった。今年は良いライダーたちとよくレースをしたし、彼らは僕のために全力を尽くしてくれた。今日もそうだった。

混沌としたレースで、しばらくは落ち着いていたように見えた。しかし、最後の1時間半はすべてが花火のようだった。

今日はサイモン・クラークがトップだった。彼とのレースは大好きだ。彼のコースの読み方と経験は誰にも負けない。レースで彼のサポートを受けられるのは特権だ。彼には全幅の信頼を寄せている。他の選手たちも素晴らしい仕事をしてくれた。

 

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞