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2024-2025 X²Oバドカマートロフェー第1戦コッペンベルグ 石畳の登りを制したのは?

海外情報
Photo credit: Andy Waterman on Visualhunt
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シクロクロス3大シリーズの一つである X²Oバドカマートロフェー第1戦は、ベルギーのコッペンベルグで開幕。

コッペンベルグと言えば、ロンド・ファン・フラーンデレンなどロードレースで勝負を分けることの多い石畳の登り坂。

このコッベンベルグの石畳の登りがコースの中に取り入れられていることから、最大の勝負所となるレイアウトとなっている。

X²Oバドカマートロフェーは、タイムでシリーズ優勝者が決まるので全て出場することが必要となる。

 

過去の優勝者

  • 2023年 ティボー・ネイス
  • 2022年 ラース・ファンデルハール
  • 2021年 エリ・イーゼルビット
  • 2020年 エリ・イーゼルビット
  • 2019年 エリ・イーゼルビット
  • 2018年 トーン・アールツ
  • 2017年 マチュー・ファンデルプール
  • 2016年 ワウト・ファンアールト
  • 2015年 ワウト・ファンアールト
  • 2014年 ワウト・ファンアールト

 

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第1戦コッペンベルグ

コースマップ photo x2otrofee

 

昨年から少しコースが変更。VIPテントのループがなくなっており、代わりに下り坂となっている。

いつものように、スタートはコッペンベルクのふもとで行われる。さらに少し上に登り、コッベンベルグの死刑執行人で勝負となる。

石畳の登りを制するのは誰になるだろうか?

 

女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

昨年優勝の世界王者フェム・ファンエンペル。

 

絶好調のルシンダ・ブランドが対抗か。

 

ブランカ・カタバス。

 

チームの所属が危ういと言われているデニス・ベッセマ。

 

好調なイタリア王者。サラ・カサソラ。

 

スタート前。

 

最初から石畳の登りでフニッシュラインに向かう。

 

残り4周

ここはルシンダ・ブランドが先頭でクリアー。

 

フィールドに入ってすぐにフェム・ファンエンペルが先頭に。

 

2番手はサラ・カサソラ。

 

フェム・ファンエンペル、サラ・カサソラ、ルシンダ・ブランド、アンネマリー・ワーストと続く。

 

ここでルシンダ・ブランドが前に。

 

また、フェム・ファンエンペルが前に。

 

残り3周

登りで4人に絞られた。

 

すぐに、ルシンダ・ブランドとフェム・ファンエンペルの二人に。

 

あっと、少しフェム・ファンエンペルがリード。

 

ヨーロッパ選手権と世界選手権が照準というフェム・ファンエンペルだけど、すでに調子は上がってきたということか。ナチュラルにリード。

 

絶好調のルシンダ・ブランドでも離されるとは~。

 

あら~、後ろのルシンダ・ブランドが見えてこない。

 

残り2周

22秒の差をつけてフェム・ファンエンペルが通過。

 

3番手はサラ・カサソラ。47秒遅れ。

 

残り1週

ここまで引き離すとは~。

 

ブランカ・カタバスが4番手。パリ五輪ロード4位。女性版マチュー・ファンデルプールだ。

 

これだけ調子が良いと、今後のレースでは相手がいなくなりそう。

 

フェム・ファンエンペルは次々とラップ。

 

フェム・ファンエンペルは胸のジャージを指さしてゴール。

 

今シーズンの X²Oバドカマートロフェー第1戦を制した。これでコッペンベルグでは3年連続の勝利となった。

 

ルシンダ・ブランドは31秒差でゴール。

 

3位のサラ・カサソラで、すでに1分35秒も離されている。

 

リザルト

優勝したフェム・ファンエンペル

これはとても良いことだ。今シーズンの中で一番好きなクロス。 これで3連勝できるのは本当にうれしい。

この勝利のために懸命に働いた。 この勝利のためにハードワークしてきたし、とてもハッピーだよ。

昨シーズンとは大きく異なり、4回のクロスで “たった “1度しか優勝していない。

批評家たちを黙らせたいのかもしれない。 でも、私は何も言っていない。 私はペダルで反応するの。

 

2位 ルシンダ・ブランド

今思えば、もっと早く変わるべきだった。 二重の気持ちでここに立っている。 体力的にすべてを出し切れたとは思えない。 今日はリズムがつかめなかった。

体力的には負荷をかけるべきじゃなかったが、コースに苦戦した。 本当に探し回っていたよ。

チームマネージャー、スヴェン・ネイスのアドバイスにより、装備を変更してましたね。

今思えば、もっと早く変えるべきだった。 今は、しっかり回復してスペインへの旅に出ることだ。

 

3位 サラ・カサソラ

表彰台を獲得できて、とてもとても嬉しい。タフなレースで、脚が痛かった。 自分のペースを見つけようとした。 今シーズンのスタートはうまくいっている。 期待以上の結果だけど、この調子をキープしたい。

 

Rnk Rider Team Time
1
 VAN EMPEL Fem
Team Visma | Lease a Bike 0:39:51
2
 BRAND Lucinda
Baloise Trek Lions 0:31
3
 CASASOLA Sara
Crelan – Corendon 1:35
4
 VAS Kata Blanka
Team SD Worx – Protime 2:00
5
 WORST Annemarie
Cyclocross Reds 2:05
6
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:55
7
 VAN SINAEY Xaydée
Crelan – Corendon 4:57
8
 CRABBÉ Kiona
Athletes for Hope 5:06
9
 KAY Anna
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT 5:11
10
 DE BEER Jamie
  5:33
11
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX
12
 DAY Elena
 
13
 VAN DE STEENE Kim
Never Give Up by Jolien Verschueren
14
 PEETERS Jinse
De Ceuster – Bouwpunt
15
 CREES Xan
 
16
 FLYNN Anna
 
17
 DE SCHOESITTER Shanyl
Pauwels Sauzen – Bingoal
18
 HURTELOUP Adèle
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT
19
 INGLIS Hope
Brother UK – Orientation Marketing
20
 MAES Lisa
 
21
 PAUL Stefanie
 
22
 DE RAEDEMAEKER Alexe
Essec Cycling Team
23
 HOEFMANS Pem
Watersley R&D Road Team
24
 BUDDE Kaija
 
25
 DELCOMMUNE Juline
 
26
 TAKKEN Roxanne
 
27
 DEFOUR Lara
 
28
 SCHEVENELS Lies’l
Essec Cycling Team
29
 PERRYMAN Amy
Tekkerz CC
30
 SECCHI Giorgia
 
31
 GEUENS Liese
 

 

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男子エリート

昨年優勝のティボー・ネイス。

 

Crelan – Corendonのトーン・ファンデボッシュ。

 

昨年総合優勝のマイケル・ファントーレンハウト。

 

エリ・イーゼルビット。

 

ラース・ファンデルハール。

 

ピム・ロンハール。

 

スタート。

 

タイス・アーツがスルスルと前に。

 

残り7周

タイス・アーツ先頭でクリアー。

 

だが、すぐにヨルベン・ラウリセンがトップに。

 

2番手はエリ・イーゼルビット。結構離れている。

 

22歳のベルギー人。ヨルベン・ラウリセンがそろそろ追いつかれるか。

 

コッペンベルグの登りでエリ・イーゼルビットが追いつき、追い越す。

 

ダンシングで上がっていたエリ・イーゼルビットがリード。

 

残り6周

エリ・イーゼルビット、マイケル・ファントーレンハウトと続く。

 

3番手はトーン・アールツ。

 

エリ・イーゼルビットとマイケル・ファントーレンハウトが少し抜け出した。

 

マイケル・ファントーレンハウトが先頭に。二人はチームメイトなので先頭交代といった感じか。

 

登りで4人がパックに。ティボー・ネイスが追いついた。

 

残り5周

トーン・アールツが先頭でクリアー。

 

2番手のエリ・イーゼルビットに観客が何かかけた。

 

マイケル・ファントーレンハウトが先頭に。途中、エリ・イーゼルビットに何かかけていた観客が警察に連行されていた。

 

ここでマイケル・ファントーレンハウトが少しリードを。

 

これは先にマイケル・ファントーレンハウトが仕掛けて、あとからエリ・イーゼルビットが行くパターンか。

 

トーン・アールツが先頭に。

 

残り4周

トーン・アールツ先頭で通過。

 

トーン・アールツが先頭を引き続ける。

 

おっと、エリ・イーゼルビットが足をついてしまう。

 

ティボー・ネイスが先頭にたった。

 

ティボー・ネイスの後輪が滑って、空回り。

 

エリ・イーゼルビットが前をうかがう。

 

ティボー・ネイス先頭で上がっていく。

 

残り3周

ティボー・ネイス先頭でクリアー。

 

ラース・ファンデルハールだけ、バイク交換しない。

 

ラース・ファンデルハールが先頭にたった。

 

ラース・ファンデルハールが飛ばしている。

 

ティボー・ネイスは、エリ・イーゼルビットの後ろについて前に出ない。チーム戦だ。

 

ラース・ファンデルハールが大きく引き離した。

 

残り2周

2番手のエリ・イーゼルビットが見えない。

 

2番手はエリ・イーゼルビット単独に。ティボー・ネイスは遅れている。

 

ラース・ファンデルハールが爆走。

 

残り1周

ラース・ファンデルハールが、残り1周。

 

エリ・イーゼルビットが29秒遅れで通過。

 

エリ・イーゼルビットが滑ってしまった。バイクを押している。

 

3番手はトーン・アールツ。

 

ラース・ファンデルハールは、最後までスピードを緩めない。

 

ラース・ファンデルハールが、開幕第1戦を制した。リードして2戦目に向かう。

 

18秒遅れでエリ・イーゼルビットがゴール。

 

トーン・アールツが3位。

 

リザルト

優勝したラース・ファンデルハール

ウォームアップのときから、すでにいい脚を持っていると感じていた。 実際、アタックでは長い時間待ちたかったんだけど、絶好のチャンスが巡ってきたんだ。

みんなポストに入っていったけど、僕は違った。 また、特に技術的な部分でいい感じだったんだ。

最終ラップでチェーンが飛んでしまった。 でも、うまくいってよかった。 ここでも、ヨーロッパ選手権でも、いい結果を残したかった。

優勝候補かどうか? スペインのコースはまったく違う。 スペインではグラベル・クリテリウムになるだろう。 抽選になるだろうね。

 

2位 エリ・イーゼルビット

しばらく調子が悪かった。 その後しばらくは集中力が続かなかった。

アクシデントが起きたのはクロスの序盤だった。何かかけられてましたね。

一瞬、気分が悪くなった。 顔に当たったんだ。 予想外の出来事で、一瞬集中力が途切れた。 警察がすぐにその男を連行できたのはよかった。 僕のクロスには大きな影響はなかったけど、それでもしばらくは回復しなければならなかった

2位でゴールでしたね。

この結果には少しがっかりしている。彼のアタックは印象的だった。僕はただ、彼のホイールに乗れなかっただけ。

自分のコンディションはいいと思っているけど、毎回、もっといい選手にぶつかってしまう。 常にギアがフレッシュな人がいる。 トレーニングでは、そのことに集中する必要があるのかもしれない。

 

3位 トーン・アールツ

昨シーズンと今シーズンの最初の数週間は何度か危うかった。先週は本格的なオフ日があったが、その後また疑問を抱き始める。

だが今シーズンは多少の浮き沈みがあるだろう。とにかく、今日はそんなことは考えず、ようやく再び表彰台に上ることを楽しむつもりだ。

 

Rnk Rider Team Time
1
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Trek Lions 1:00:34
2
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Bingoal 0:34
3
 AERTS Toon
Deschacht – Hens – FSP 0:54
4
 NYS Thibau
Baloise Trek Lions 1:30
5
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Bingoal 1:32
6
 RONHAAR Pim
Baloise Trek Lions 1:48
7
 LOOCKX Lander
TDT – Unibet Cycling Team 2:07
8
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 2:16
9
 VAN DE PUTTE Victor
Deschacht – Hens – FSP 2:38
10
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 2:55
11
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing ,,
12
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 3:18
13
 LAURYSSEN Yorben
Pauwels Sauzen – Bingoal 3:27
14
 BAERS Arne
Lotto Dstny Development Team 3:50
15
 JANSSEN Wout
  4:03
16
 SOETE Daan
Ridley Racing Team 4:28
17
 AERTS Thijs
Charles Liégeois Roastery CX 5:04
18
 MARASCO Lorenzo
Sebmotobikes CX Team 5:13
19
 MOTTIEZ Gilles
Elite Fondations Cycling Team 5:29
20
 VERHEYEN Thomas
  5:56
21
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – FSP 6:17
22
 BARNES Toby
Ribble Collective 6:29
23
 DE VET Sander
Basso Team Flanders 6:55
24
 MEEUSEN Tom
  7:03
25
 KÖPSEL Jonas
Peter Pane Nagel CX Team 7:48
26
 ALDERWEIRELD Robin
  8:23
27
 VAN DEN BROECK Arno
  +2 laps
28
 BARNES Daniel
  +3 laps
29
 D’HOLLANDER Senne
  +3 laps
30
 CLARYSSE Elio
  +3 laps

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