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2022 ツール・ド・ポローニュ第3ステージ  200kmを越える最長ステージを制したライダーは?

海外情報
Photo credit: kud4ipad on Visualhunt
この記事は約20分で読めます。

第3ステージは今大会最長ステージの237.9km。

真夏にこんな距離を走るのは厳しすぎる。昨日のようにパラパラと雨が降ればライダーは助かるだろうけど。

第6ステージには個人タイムトライヤルも待っているが、総合の行方はこのステージで見えてくるかもしれない。

 

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第3ステージ    クラシニク~プシェミシル  237.9km

コースプロフィール photo tourdepologne

 

前半には3か所のボーナスタイム付きのスプリントポイントがある。今日の決戦は後半にある団子3兄弟のような山岳ポイント。

短いながら、3か所もあれば十分に差がつきそうだ。さらに、ゴールはプシェムィシルの壁と呼ばれており.5kmで7.7%勾配、最大勾配15%とパンチャー向きのレイアウトとなっている。

 

  1. LOTTO フライト ボーナス Janów Lubelski
  2. LOTTO フライト ボーナス Janów County
  3. LOTTO フライト ボーナス Leżajsk
  4. 3級山岳 Solca 3km・5.2%
  5. 2級山岳 Kalwaria Paclawska 2.1km・9.2%
  6. 3級山岳 Gruszowa 2.5km・6.7%

 

スタート前

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

リュートラルスタート。

 

リュートラルではUno-X Pro Cycling Teamが前面に。

 

0kmアタック!

 

Israel – Premier Techのマティアス・ブランドルが先頭に立つ。

 

エフゲニー・フェドロフ (Astana Qazaqstan Team) が変わって先頭に。

 

単独でエフゲニー・フェドロフ  (Astana Qazaqstan Team) が逃げる。

 

しかし、これは捕まってしまう。

 

次は山岳賞ジャージのピョートル・ブロジェナ がアタック!

 

集団は容認したようだ。

 

4人の逃げ

4人の逃げが決まる。

  1. マティアス・ブランドル Israel – Premier Tech
  2. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo
  3. ピョートル・ブロジェナ (Poland)
  4. マルシン・ブジンスキー (Poland)

 

後方からJumbo-Vismaのミヘル・ヘスマンが追いついてきた。

 

残り220kmで3分44秒とタイム差が開く。

 

LOTTO フライト ボーナス Janów Lubelski

二人がスプリントポイントを争う。

  1. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo 3ポイント・3秒
  2. マルシン・ブジンスキー (Poland) 2ポイント・2秒
  3. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma 1ポイント・1秒

 

残り200kmで7分22秒と開く。まあ、まだ関係ない。

 

先頭交代に、BORA – hansgrohe、INEOS Grenadiers、Lotto Soudal、UAE Team Emiratesと入って引いている。

残り172.4kmで3分54秒差に。最初の70lmでav44.921km/h。

 

本来なら山岳賞ジャージは、Uno-X Pro Cycling Teamのヨナス・アプラハムセンなんだけど、リーダージャージを着ているので2位のピョートル・ブロジェナ (Poland)が着ている。

 

LOTTO フライト ボーナス Janów County

マルシン・ブジンスキー (Poland)は、スプリントしようとするチェーンが落ちたようだ。エドワード・トゥーンスが1位通過。

  1. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo 3ポイント・3秒
  2. ピョートル・ブロジェナ (Poland)  2ポイント・2秒
  3. マティアス・ブランドル Israel – Premier Tech 1ポイント・1秒

 

残り120.9kmでタイム差は2分17秒に。

 

リーダージャージのヨナス・アプラハムセン(Uno-X Pro Cycling Team)は26歳。プロでの勝利はない。逃げていればこんなこともありますよね。

 

LOTTO フライト ボーナス Leżajsk

石畳のスプリント。

  1. マルシン・ブジンスキー (Poland) 3ポイント・3秒
  2. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo 2ポイント・2秒
  3. ピョートル・ブロジェナ (Poland) 1ポイント・1秒

 

集団先頭は髪をなびかせたシェーン・アーチボルト(BORA – hansgrohe)。残り77kmで1分50秒に。

 

Lotto Soudalの逃げ屋、トーマス・デヘントがアタックだ。

 

これには誰も反応しない。先頭まで1分17秒ある。どれくらいで追いつくだろう。

 

先頭がペースアップを始めた。これでは、トーマス・デヘントは追いつかない。

 

トーマス・デヘントが追走をあきらめた。流石に前が全開で引きだしたら追いつかない。

 

残り57.7kmで1分59秒差に。少しタイム差が開いた。

 

集団もペースアップしてきたが、2分51秒と開かれている。

 

猛烈なペースアップで先頭は4人に。残り46.7kmで2分52秒。かなり頑張っている。

  1. マティアス・ブランドル Israel – Premier Tech
  2. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo
  3. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma
  4. マルシン・ブジンスキー (Poland)

 

残り41.3km。2分27秒まで詰められる。風がかなりあるのかジャージが小刻みにばたついている。

 

集団は横一列で追ってくる。すでに登り始めている。

 

なんと、Israel – Premier Techのマティアス・ブランドルが遅れる。

 

先頭は2人になった。

 

3級山岳 Solca 3km・5.2%

先頭は二人。残り37.4kmで2分9秒。

  1. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo
  2. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma

 

おっと、リーダージャージのヨナス・アプラハムセンが早くも遅れた。

 

あっと、エドワード・トゥーンスが切れた。

 

ミヘル・ヘスマン単独となった。どこまで逃げれるか。

 

かなりいいペースで走っている。

 

ミヘル・ヘスマンは3級山岳をクリアー。

  1. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma 3ポイント
  2. エドワード・トゥーンス Trek-Segafredo 2ポイント
  3. マルシン・ブジンスキー (Poland) 1ポイント

 

集団も3級山岳を越えた。

 

エドワード・トゥーンスが下りで追いついた。

 

マティアス・ブランドルも下りで追いつこうとしている。

 

2級山岳 Kalwaria Paclawska 2.1km・9.2%

1分29秒差。

 

また、エドワード・トゥーンスが遅れる。

 

タイム差は1分に。

 

逃げていたマティアス・ブランドルが集団に吸収される。

 

38秒差でミヘル・ヘスマンは越えた。

 

集団もクリアー。

  1. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma 5ポイント
  2. マウリ・ファンセヴェナント Quick-Step Alpha Vinyl Team 3ポイント
  3. ダヴィテ・フォルモロ UAE Team Emirates 2ポイント
  4. マウロ・シュミット Quick-Step Alpha Vinyl Team 1ポイント

 

下りで10秒まで迫られる。

 

3級山岳 Gruszowa 2.5km・6.7%

ミヘル・ヘスマンは粘る。14秒差。

 

集団から二人がアタック!

  1. マウリ・ファンセヴェナント Quick-Step Alpha Vinyl Team
  2. ダヴィテ・フォルモロ UAE Team Emirates

 

さらに、Astana Qazaqstan Teamのアレルド・テハダも加わる。

 

Groupama – FDJのカンタン・バシュも追いつく。

  1. マウリ・ファンセヴェナント Quick-Step Alpha Vinyl Team
  2. ダヴィテ・フォルモロ UAE Team Emirates
  3. アレルド・テハダ Astana Qazaqstan Team
  4. カンタン・バシュ Groupama – FDJ

 

今度はIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのクイントン・ヘルマンスが先頭に。2番手はマウロ・シュミット。

 

ミヘル・ヘスマンはギリギリでトップ通過。

  1. ミヘル・ヘスマン Jumbo-Visma 3ポイント
  2. クイントン・ヘルマンス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2ポイント
  3. マウロ・シュミット Quick-Step Alpha Vinyl Team 1ポイント

 

ミヘル・ヘスマンは頂上を越えて捕まってしまう。

 

UAE Team Emirates先頭で最後の登りプシェムィシルの壁に向かう。

 

残り14km。BORA – hansgroheのセルジオ・イギータも上がってきた。

 

UAE Team Emiratesの後ろにはBORA – hansgrohe。その後ろにINEOS Grenadiersが陣取っている。

先頭はヴェガールステイク・ラエンゲン。

 

残り5.3km。UAE Team Emiratesは、ディエゴ・ウルッシか、ダヴィテ・フォルモロで勝負か。

 

残り3.6km。大集団のままゴールに向かう。

 

Bahrain Victoriousも先頭に出てくる。

 

残り2.7kmでAG2R Citroën Teamが先頭に。

 

プシェムィシルの壁

残り1.6kmでTeam BikeExchange – Jaycoが先頭に。

 

 

ここでJumbo-Vismaのマイク・テウニッセンがアタック!

 

まだ残り1.4kmもある。15%勾配を駆け上がる!

 

マイク・テウニッセンが引き離した。

 

だが、足が止まってしまう。

 

ジョナタン・ナルバエスがリチャル・カラパスをリード。

 

マイク・テウニッセンが集団に抜かれていく。

 

さあ、リチャル・カラパスが発射するのか?

 

ジョナタン・ナルバエスの横から、Israel – Premier Techのセバスチャン・バーウィックが抜きにかかる。

 

セバスチャン・バーウィック先頭だ。

 

セバスチャン・バーウィックが身体をよじりながら急こう配を登る。ジョナタン・ナルバエスが2番手。

 

残り500m。なんとリチャル・カラパスは遅れてしまう。カラパスどうした?

 

セバスチャン・バーウィックの後には、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのマウロ・シュミット。クイントン・ヘルマンス、カンタン・バシュと続く。

 

セバスチャン・バーウィックが先頭を譲らない。

 

あ~、ここでGroupama – FDJのカンタン・バシュが先頭に。

 

カンタン・バシュの後ろには、BORA – hansgroheのセルジオ・イギータ。マッティオ・ソブレロ(Team BikeExchange – Jayco)、クイントン・ヘルマンス(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)と続く。

 

セルジオ・イギータがカンタン・バシュを抜いた。後ろからBahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオが迫る。

 

セルジオ・イギータは最後の平坦部分でスピードを上げる。

 

セルジオ・イギータは、そのままゴール~!

下りゴールになっているので、手をあげる暇もない。2位には追いこんだペッリョ・ビルバオが入った。

セルジオ・イギータは、25歳の誕生日に総合トップに。だが、タイム差は2位のペッリョ・ビルバオに4秒。クイントン・ヘルマンスに6秒。そして、INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターが10秒差で続いている。

総合トップを最後までセルジオ・イギータが守り切るのは個人タイムトライヤルを考えると厳しいかもしれない。

 

こちらは公式サイトのハイライト動画

 

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リザルト

第3ステージ リザルト

セルジオ・イギータのコメント

素晴らしい勝利、本当に素晴らしい誕生日プレゼントだ。最後の登りはとてもタフで、とても急だった。コロンビアでも同じような登り坂でトレーニングしているし、そういう登り坂は私に合っている。

最初は最後の200メートルまでエネルギーを蓄えるようにして、最後に必要なキックができるようにしたんだ。

待って待って、残り200mでラインまでスプリントした。ゴールの後は、完全に空っぽだった。

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 50
10″
5:25:46
2
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 20
6″
,,
3
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 8
4″
,,
4
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco     ,,
5
 PACHER Quentin
Groupama – FDJ     ,,
6
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
7
 GALL Felix
AG2R Citroën Team     ,,
8
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious     ,,
9
 HAMILTON Lucas
Team BikeExchange – Jayco     ,,
10
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates     ,,
11
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers     ,,
12
 CRAS Steff
Lotto Soudal     ,,
13
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers     ,,
14
 TULETT Ben
INEOS Grenadiers     0:05
15
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech     0:09
16
 BATTISTELLA Samuele
Astana Qazaqstan Team     0:10
17
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
18
 OLDANI Stefano
Alpecin-Deceuninck     ,,
19
 MONIQUET Sylvain
Lotto Soudal     ,,
20
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe     0:14
21
 NARVÁEZ Jhonatan
INEOS Grenadiers     ,,
22
 GODON Dorian
AG2R Citroën Team     ,,
23
 GONZÁLEZ Abner
Movistar Team     ,,
24
 CAVAGNA Rémi
Quick-Step Alpha Vinyl Team     0:19
25
 ARENSMAN Thymen
Team DSM     ,,
26
 TEJADA Harold
Astana Qazaqstan Team     ,,
27
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost     ,,
28
 ARMIRAIL Bruno
Groupama – FDJ     0:22
29
 ANDERSEN Idar
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
30
 HUYS Laurens
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     ,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 51 ▲50
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 8
10″
15:31:00
2 103 ▲101
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious  
6″
0:04
3 33 ▲30
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
4″
0:06
4 22 ▲18
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers     0:10
5 25 ▲20
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates     ,,
6 34 ▲28
 SOBRERO Matteo
Team BikeExchange – Jayco     ,,
7 32 ▲25
 CARAPAZ Richard
INEOS Grenadiers     ,,
8 42 ▲34
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
9 59 ▲50
 PACHER Quentin
Groupama – FDJ     ,,
10 65 ▲55
 HAMILTON Lucas
Team BikeExchange – Jayco     ,,
11 70 ▲59
 CRAS Steff
Lotto Soudal     ,,
12 90 ▲78
 GALL Felix
AG2R Citroën Team     ,,
13 111 ▲98
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious     ,,
14 31 ▲17
 TULETT Ben
INEOS Grenadiers     0:15
15 85 ▲70
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech     0:19
16 56 ▲40
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team     0:20
17 62 ▲45
 MONIQUET Sylvain
Lotto Soudal     ,,
18 66 ▲48
 OLDANI Stefano
Alpecin-Deceuninck     ,,
19 72 ▲53
 BATTISTELLA Samuele
Astana Qazaqstan Team     ,,
20 30 ▲10
 GODON Dorian
AG2R Citroën Team     0:24
21 60 ▲39
 GONZÁLEZ Abner
Movistar Team     ,,
22 64 ▲42
 NARVÁEZ Jhonatan
INEOS Grenadiers     ,,
23 109 ▲86
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe     ,,
24 37 ▲13
 QUINN Sean
EF Education-EasyPost     0:29
25 40 ▲15
 ARENSMAN Thymen
Team DSM     ,,
26 44 ▲18
 CAVAGNA Rémi
Quick-Step Alpha Vinyl Team     ,,
27 76 ▲49
 TEJADA Harold
Astana Qazaqstan Team     ,,
28 67 ▲39
 HUYS Laurens
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     0:32
29 83 ▲54
 ANDERSEN Idar
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
30 97 ▲67
 ARMIRAIL Bruno
Groupama – FDJ     ,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 37
2 2
 KANTER Max
Movistar Team 28
3 3
 DÉMARE Arnaud
Groupama – FDJ 27
4 4
 THIJSSEN Gerben
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 26
5 5
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 24
6 6
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 23
7 7
 MOLANO Juan Sebastián
UAE Team Emirates 22
8  
 HIGUITA Sergio
BORA – hansgrohe 20
9 20 ▲11
 HAYTER Ethan
INEOS Grenadiers 20
10  
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 19

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1  
 HESSMANN Michel
Jumbo-Visma 11
2  
 VANSEVENANT Mauri
Quick-Step Alpha Vinyl Team 3
3  
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2
4  
 NARVÁEZ Jhonatan
INEOS Grenadiers 2
5  
 THEUNS Edward
Trek – Segafredo 2
6 2 ▼4
 BROŻYNA Piotr
Poland 2
7  
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 1
8  
 FORMOLO Davide
UAE Team Emirates 1

 

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