ロードバイクの情報を発信しています!

ジロ・デ・イタリア第16ステージ 悪天候で短縮 チマコッピが変わったステージの勝者は?

海外情報
Photo credit: diana_robinson on VisualHunt
この記事は約25分で読めます。

ジロ・デ・イタリアの第2週最終日は、非常に厳しい山岳ステージが用意されている。

212kmのステージでは、4つの山岳ポイントを越える。最後の3つは2,000mを越えており、情報では悪天候が予想されている。

最後の1級山岳パッソ・ジャウは雪が降っている。

 

レース中は、雪にはならないかもしれないが、冷たい雨と降下の連続でライダーは大変な思いをするだろう。

レース開始前になって、1級山岳 バッソ・フェダイアと超級山岳 パッソ・ボルドイが削除されることが決定。距離は155kmに短縮された。

この厳しい気象条件では登りは良くても下りが危険だ。当然の判断だろう。

 

スポンサーリンク

第16ステージ サチレ~コルティナ・ダンペッツォ 155㎞

元のコースプロフィール

第16ステージ photo giroditalia

 

スタートから13kmほどは平坦路を進む。果敢なアタッカーが攻めるだろうが、今日こそ逃げ切るのは難しいかも。

4つの山岳ポイントは

  1. 1級山岳 ラ・クロセッタ  11.8kmで平均7.1%
  2. 1級山岳 バッソ・フェダイア 14kmで平均7.6%
  3. 超級山岳 パッソ・ボルドイ 11.8kmで平均6.8%
  4. 1級山岳 パッソ・ジャウ 9.9kmで平均9.3%

だったのだけど、悪天候のためにコース変更。

 

改定されたコース

短縮された155kmのコース photo RCS Sport

 

距離は、155kmと短縮。1級山岳を一つ。1級山岳だったバッソ・ジャウはチマコッピとなった為に超級山岳に格上げとなる。

  1. 1級山岳 ラ・クロセッタ  11.8kmで平均7.1%
  2. 超級山岳 パッソ・ジャウ 9.9kmで平均9.3%

 

 

photo RCS Sport

二つの峠が削除され、コースはそのままゴールへと向かい、1級山岳 パッソ・ジャウに上がる。

 

1級山岳 ラ・クロセッタ

1級山岳 photo giroditalia

最初に登りだすラ・クロセッタは11.8kmで平均7.1%だが、最大勾配は11%ある。ここでは総合勢はまとまって走るだろう。

コースが短縮されたことで、登りは2箇所。逃げを狙うライダーは俄然やる気が出ているはずだ。

 

1級山岳 バッソ・フェダイア

1級山岳 photo giroditalia

パッソ・フェダイアは後半が厳しい。最大勾配18%の登りが待っており、後方のライダーは蛇行しないと登れないのでは。

第14ステージのゾンコランの激坂では2位となったヤン・トラトニクでさえ蛇行していた。ここでも、そんな光景が見られるかもしれない。

この峠は通らなくなった。勝負に関係ないライダーには朗報だ。

 

超級山岳 パッソ・ボルドイ

超級山岳パッソ・ボルドイ photo giroditalia

 

今大会初の超級山岳。ジロ最高標高の2.239mまで登るチマコッピとなる。

 

チマコッピとは

ジロのコースの中で、その年に最も標高が高い峠に敬意を表す呼称で、1965年から制定されている。チマはイタリア語で峠を意味し、コッピは自転車史上最も偉大なチャンピオンであるイタリア人選手ファウスト・コッピからその名がとられている。

 

勾配は一定なので、耐えるしかないが、天候によっては寒さで凍えてしまうかも。氷点下という予報もあるし。

超級の山岳ポイントは50、30、20、14、10、6、4、2、1となる。

う~ん、チマコッピは、6m低い次のバッソ・ジャウに変わる。

 

超級山岳 パッソ・ジャウ

1級山岳 パッソ・ジャウ photo giroditalia

 

最後に待ち受けるパッソ・ジャウ登りは9.9kmで平均9.3%。200km近く走ってきてから最後にこの登りはキツイが、距離が短縮されるとスピードも上がるかも。

総合勢の最後の争いの場となりそうだが、登りの最初に最大勾配14%が待ち受けている。その後も平均10%近い登りが続くのだから、足のあるクライマーしかトップスピードについていけないだろう。

ここを越えると17.5kmの下り。2000mからの降下は雨でも降っていたら落車しないように下るしかない。

選手が風邪引いたり、ケガがないように祈りたい。

 

スタート前

photo Tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

 

総合第1位のエガン・ベルナル。第9ステージの優勝ではグランツール初優勝で涙を流していた。2019ツール以来の総合優勝は背中の問題と落車などなければ夢ではなくなってきた。

サイモン・イェーツの後ろを走るのか、アシストがいなくなった時点でアタックをかけて最強を再び証明するのか。2,000mを越える山頂での走りが注目される。

 

ゾンコランの登りでアスタナは強力なベースを設定して登り始めた。だが、エースのアレクサンドル・ウラソフはステージ16位に終わり、総合4位に落ちてしまう。

このクイーンステージで踏ん張らないと表彰台は厳しくなる。ウラソフも今日が勝負だ。

 

ベテランとなった手前の新城幸也は少なくなったBahrain Victoriousの貴重なアシスト。

 

総合3位のダミアーノ・カルーゾの表彰台を死守するためにチームは4人でアシストしないといけない。

 

ヒュー・カーシーは総合5位。2分11秒遅れなので、このステージでどうなるか?

今日もCannondale SuperSix Evoで走るのか見ておきたい。

 

山岳賞のジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)は、二つ山岳が減ったことで今日もジャージを死守できるかも。ベルナルとは39ポイント離れており、最初の1級山岳を取ればキープとなる。

 

 

今日はスタートから雨。第16ステージスタートでの4賞は

  • マリア・ローザ(総合) エガン・ベルナル(Groupama-FDJ)
  • マリア・チクラミーノ(ポイント賞)  サガン(BORA-hansgrohe)
  • マリア・アッズーラ(山岳賞) ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)
  • マリア・ビアンカ(新人賞) アレクサンドル・ウラソフ(Astana-Premier Tech)

山岳賞はポイントが減ったのでどうなるか?

 

今日は、誰が誰だかわからない。ほとんどのチームが黒いレインジャケットを着こんでいる。

 

スポンサーリンク

リアルスタート

0kmでスタートダッシュしたのは、山岳賞のジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)。今日もなんとしてもポイントを稼ぎたい。

 

スタートしたけど、雨でしぶきが凄い。

 

ルイス・フェルファーク(Alpecin-Fenix)がアタック。誰も反応しないぞ。

 

9km走ったが、誰もきてくれない。総合24位。24分49秒遅れ。

 

集団は14秒後ろ。ペースアップして抜け出そうとするけど決まらない。

 

3人追いついてきたけど、集団も引き連れてきてしまった。これで振り出しだ。

 

すでに、1級山岳ラ・クロセッタに上がっている。ダヴィデ・フォルモロ(UAE-Team Emirates)が少し前にでる。だが、すぐに一列棒状に。フォルモロは総合14位で9分52秒遅れ。

逃げて挽回したいところだ。

 

25名程度が前に出ている。クイックステップのアルメイダがいるので、集団は黙ってないだろう。総合13位だが危険な人物だ。

すでに、レムコをアシストしなくても良く自由に走れるので狙っている。ここで雨のためにモトバイクからの映像が全く入らなくなる。

逃げているメンバーは22人。

  • 13.BOUCHARD Geoffrey(ジョフリー・ブシャール)AG2R Citroën Team
  • 28.  Louis Vervaeke(ルイス・フェルファーク)Alpecin-Fenix
  • 37.  Natnael Tesfatsion(ナットネル・テスファション)Androni Giocattoli-Sidermec
  • 44.  Gorka Izagirre(ゴルカ・イサギレ)Astana-Premier Tech
  • 57 TRATNIK Jan(ヤン・トラトニク)Bahrain Victorious
  • 76.  Matteo Fabbro(マッティオ・ファブロ)BORA-hansgrohe
  • 77.  Felix Großschartner(フェリックス・グロスチャートナー)BORA-hansgrohe
  • 92.  João Almeida(ジョアン・アルメイダ)Deceuninck-Quick-Step
  • 114.  DINA Márton(マルトン・ディナ)EOLO-Kometa
  • 131.Jan Hirt(ジャン・ハート)Intermarché-Wanty-Gobert
  • 141.  Daniel Martin(ダン・マーティン)Israel Start-Up Nation
  • 153.  Koen Bouwman(クーン・ボウマン)Team Jumbo-Visma
  • 168.  Harm Vanhoucke(ハーム・ファンフック)Lotto Soudal
  • 175 PEDRERO Antonio(アントニオ・ペドレロ)Movistar Team
  • 176.RUBIO Einer Augusto(エイネルアウグスト・ルビオ)Movistar Team
  • 178.  VILLELLA Davide(ダヴィデ・ヴィレッラ)Movistar Team
  • 184.  Tanel Kangert(タネル・カンゲルト)Team BikeExchange
  • 197.  Nicolas Roche(ニコラス・ロッシュ)Team DSM
  • 211.ヴィンチェンツォ・ニバリ(NIBALI Vincenzo)Trek-Segafredo
  • 212.ジャンルーカ・ブランビッラ(BRAMBILLA Gianluca)Trek-Segafredo
  • 215. エマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(GHEBREIGZABHIER Amanuel)Trek-Segafredo
  • 221.  Davide Formolo(ダヴィデ・フォルモロ)UAE-Team Emirates

山岳賞ジャージのジョフリー・ブシャール AG2R Citroën Team。昨日落車して、あばらを痛めているヴィンチェンツォ・ニバリも乗っている

TREKは3人乗っており、やる気満々だ。最もタイムが良いのは総合12位のダン・マーティンで7分50秒のタイム差。

 

下りで6人が逃げる

少しだけ、映像が入ったきたが2分51秒のタイム差がついている。

 

残り112kmで映像が入ったけど、全く何も見えない(^^;

土砂降りで、カメラが全く見えない。すでに1級山岳を下っており、集団とは2分30秒のタイム差がついてる。

1級山岳の通過順位は

  1. ジョフリー・ブシャール AG2R Citroën Team
  2. ヴィンチェンツォ・ニバリ Trek-Segafredo
  3. マルトン・ディナ EOLO-Kometa
  4. ダン・マーティン Israel Start-Up Nation
  5. ジョアン・アルメイダ Deceuninck-Quick-Step

これでジョフリー・ブシャールは山岳賞キープ決定だ。

 

残り107km。カメラを拭いてくれないと全く映像は見えない。6人のライダーが下りで前に出ているようだ。

 

下りで、6人が少し前に出ている。ただ、下りなので追いつかれる可能性があるが雨なのでどうかな。

  1. ゴルカ・イサギレ Astana-Premier Tech +39:46
  2. ジョアン・アルメイダ Deceuninck-Quick-Step +8:32
  3. アントニオ・ペドレロ Movistar Team +35:21
  4. ヴィンチェンツォ・ニバリ Trek-Segafredo +14:25
  5. エマヌエル・ゲブレイグザブハイアー Trek-Segafredo  +1:35:04
  6. ダヴィデ・フォルモロ UAE-Team Emirates +9:52

 

集団はイネオスが引いている。先頭はサルバトーレ・プッチョ。後ろはフィリッポ・ガンナ。良くみえないけど。

 

残り90kmで6人は後続に1分の差をつける。集団には5分39秒のタイム差をつけた。これから1級山岳に向けて少しずつ勾配が上がっていく。

 

ヴィンチェンツォ・ニバリは、昨日の落車で痛めた肋骨の痛みが引いたためにステージをスタート。

得意の下りで前のグループに入らないはずがない。さすがだ。後続の第2集団には追いつかれそうもない。

 

集団はサルバトーレ・プッチョが引き続けている。残り74kmでタイム差は5分45秒に。アルメイダが8分32秒遅れなので、これ以上広げてはいけない。

 

フィリッポ・ガンナがサルバトーレ・プッチョと先頭交代。少し雨は小止みになったけど、前のライダーの水しぶきで皆大変だ。

 

まだ、緩斜面なので良いペースを維持している。第2集団は、すでに3分8秒も離した。集団とは残り67.4kmで5分47秒。

 

エガン・ベルナルの内心はどうなんだろう。山岳が減ってホッとしているのでは。守る距離も減るしね。

 

1回目のスプリントポイント

ヴィンチェンツォ・ニバリが先頭からアタック。これはスプリントボイントを狙った動きだ。だが、トップはゴルカ・イサギレ。

  1. ゴルカ・イサギレ Astana-Premier Tech 12ポイント
  2. ヴィンチェンツォ・ニバリ Trek-Segafredo  8ポイント
  3. エマヌエル・ゲブレイグザブハイアー Trek-Segafredo 6ポイント
  4. アントニオ・ペドレロ Movistar Team 5ポイント
  5. ジョアン・アルメイダ Deceuninck-Quick-Step 4ポイント

 

2回目のスプリントポイント

先頭のエマヌエル・ゲブレイグザブハイアーが乗っているのはエモンダですね。

 

集団はヒュー・カーシーのために、EF Education-Nippoが引く。これは、アルメイダがバーチャルで総合7位まで上がってきたからか。

ヒュー・カーシーは、現在総合5位の2分11秒遅れ。アルメイダに逆転される訳にいかない。

 

アルメイダは来シーズン移籍という噂なのでジロでも良い所を見せておかないと。

 

EF Education-Nippoが先頭を引いてくれてイネオスは大助かりだ。しかし、EF Education-Nippoは、アシストを使い切ってしまうけどいいのかな。

 

先頭は残り40kmで4分20秒。少しずつ集団にタイム差を詰められている。すでに第2集団の逃げは集団に吸収済み。

 

2回目のスプリントポイントはボーナスタイム。

  1. エマヌエル・ゲブレイグザブハイアー Trek-Segafredo  3秒
  2. ジョアン・アルメイダ Deceuninck-Quick-Step  2秒
  3. ヴィンチェンツォ・ニバリ Trek-Segafredo  1秒

 

超級山岳 パッソ・ジャウ

雨が止んだので、アルメイダがレインジャケットを脱ごうとした所で、ポケットから補給食を落としてしまう。ちょっとショックかな。

 

ニバリのアシストとしてかなり引いていたエマヌエル・ゲブレイグザブハイアー Trek-Segafredo が仕事終了。これで先頭は5人に。

 

  1. ジョアン・アルメイダ Deceuninck-Quick-Step +8:32
  2. ダヴィデ・フォルモロ UAE-Team Emirates +9:52
  3. ヴィンチェンツォ・ニバリ Trek-Segafredo +14:25
  4. アントニオ・ペドレロ Movistar Team +35:21
  5. ゴルカ・イサギレ Astana-Premier Tech +39:46

 

EF Education-Nippoが先頭を固める。映像はないが残り34kmでレムコ・エヴェネプールが集団から切れてしまった。これは、総合でも大きく順位を落としてしまいそうだ。

 

ダヴィデ・フォルモロは短い泥除けをつけている。よほど水はねが嫌いなのだろう。

 

山頂前の下りで、アントニオ・ペドレロ Movistar Teamがアタック!

後ろについていた、ゴルカ・イサギレ Astana-Premier Techが曲がり切れずに、車にぷつかりそうになる。ギリギリで落車せずに回避。しかし、これでゴルカ・イサギレは追う気力をなくしてしまう。

 

アントニオ・ペドレロは、少しだけリードしたけれど、後ろからすぐに追ってくる。

 

調子良さそうにみえたアルメイダが遅れている。

 

追い付いたダヴィデ・フォルモロがアタックだ!

 

ニバリもついていけない。頂上までまだ距離は長いが一人で越えられるか?

 

いつの間にか、集団は物凄く小さくなっている。イネオスのアシストは、ダニエル・マルティネスだけだ。EF Education-Nippoの引きは強烈だった。

8人の集団となっている。

  1. エガン・ベルナル
  2. ダニエル・マルティネス
  3. ダミアーノ・カルーゾ
  4. ヒュー・カーシー
  5. サイモン・カー
  6. サイモン・イェーツ
  7. ロマン・バルデ
  8. ジュリオ・チッコーネ

 

ダヴィデ・フォルモロにアントニオ・ペドレロが追いついた。先頭は二人だ。

 

おー、サイモン・イエーツが切れていくぞ。これは追いつかない。

 

サイモン・イェーツの後ろに、アレクサンドル・ウラソフの姿が小さく見える。

 

サイモン・イェーツはワンカーブ後ろだ。追いつくか?  このままだと総合が大きく変わるぞ。

 

アントニオ・ペドレロは、ダヴィデ・フォルモロを引き離してトップで快走!

だが、集団は1分後ろまで迫ってきた。

 

サイモン・カー(EF Education-Nippo)のアシストが外れたところで、エガン・ベルナルがアタックだ!

いい所で、映像が途切れる~。6人となった。

  1. エガン・ベルナル
  2. ダミアーノ・カルーゾ
  3. ヒュー・カーシー
  4. ロマン・バルデ
  5. ジュリオ・チッコーネ

 

エガン・ベルナルは、ロマン・バルデとダミアーノ・カルーゾを引き離す。

 

その後、エガン・ベルナルは前を行くアルメイダに追いつく。まだ、後ろにヒュー・カーシーが見えているけど~。

 

映像が戻った時には、すでにエガン・ベルナルがアントニオ・ペドレロを捕らえてトップに。2番手は、ダミアーノ・カルーゾ。その後ろはロマン・バルデだ。

 

ベルナルは、超級山岳頂上をトップで通過。ダミアーノ・カルーゾに30秒のタイム差をつけて下り始める。

 

一時は、45秒ものタイムをつけて下っていたベルナル。落車しないようにして貰いたい。

 

映像は全く入らず。ゴール付近のカメラマンの好みの女性ばかり写される。

ベルナルは、下りで更にダミアーノ・カルーゾを引き離して残り15kmで45秒のタイム差。無理しなくて良いのに。

 

ゴールシーンだけ映像が

ラスト500mでようやくエガン・ベルナルの姿が映像に映し出される。

 

最後はレインジャケットを脱いでゴールに。

 

エガン・ベルナルの完全勝利だ!  文句のつけようがない。ただ、アタックから見たかったなあ~。

ベルナルは

ピンクのジャージで勝つことは特別なんだ。だから最後に見せたかった。ピンクのジャージに毎日乗ることはできない。私はジャージを尊重したい。

今日は何か特別なことをしたかった。トップに戻ったことを示したかった。チームはステージ中に私を信じて、それからすべてを取り除こうとしてくれた。

とても大変だったが、レースが難しい場合は精神的にも強くなければならない。最初は良かったし、それをうまく維持した。大変だったが、私たちは成功しただけではない。

もう、完全に攻撃的なベルナルに戻っている。

短くなったステージだったが、それでもこれだけの大差をつけたのだから完璧なレース運びだった。

 

2番手には、下りで追いついたロマン・バルデが入る。ダミアーノ・カルーゾと二人で健闘を称える。ベルナルから27秒遅れ。

 

4位には、ジュリオ・チッコーネ。5位にヒュー・カーシー。6位にアルメイダ。アルメイダは13位から10位に上がってきた。

 

      

アレクサンドル・ウラソフが7位で、アシストしたゴルカ・イサギレが8位。

 

9位にダヴィデ・フォルモロ。10位にトビアス・フォス。サイモン・イェーツは11位でゴールとなる。サイモン・イェーツは寒さに弱いのか?

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第16ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 100 80 4:22:41
2  BARDET Romain Team DSM 40 50 0:27
3  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious 20 35 ,,
4  CICCONE Giulio Trek – Segafredo 12 25 1:18
5  CARTHY Hugh EF Education – Nippo 4 18 1:19
6  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step   15 1:21
7  VLASOV Aleksandr Astana – Premier Tech   12 2:11
8  IZAGIRRE Gorka Astana – Premier Tech   10 2:31
9  FORMOLO Davide UAE-Team Emirates   8 2:33
10  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma   6 ,,
11  YATES Simon Team BikeExchange   5 2:37
12  PEDRERO Antonio Movistar Team   4 2:51
13  MARTÍNEZ Daniel Felipe INEOS Grenadiers   3 3:13
14  BENNETT George Team Jumbo-Visma   2 6:12
15  NIEVE Mikel Team BikeExchange   1 ,,
16  MARTIN Dan Israel Start-Up Nation     7:10
17  NIBALI Vincenzo Trek – Segafredo     7:16
18  SEPÚLVEDA Eduardo Androni Giocattoli – Sidermec     7:25
19  BOUWMAN Koen Team Jumbo-Visma     7:33
20  BRAMBILLA Gianluca Trek – Segafredo     8:22

新城幸也は88位でゴール。レムコ・エヴェネプールは24分5秒遅れの58位。総合19位まで落ちる。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 20 66:36:04
2 3 ▲1  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious   2:24
3 5 ▲2  CARTHY Hugh EF Education – Nippo   3:40
4 4  VLASOV Aleksandr Astana – Premier Tech   4:18
5 2 ▼3  YATES Simon Team BikeExchange   4:20
6 6  CICCONE Giulio Trek – Segafredo   4:31
7 9 ▲2  BARDET Romain Team DSM   5:02
8 8  MARTÍNEZ Daniel Felipe INEOS Grenadiers   7:17
9 10 ▲1  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma   8:20
10 13 ▲3  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step   10:01

ダミアーノ・カルーゾが総合2位に。ヒュー・カーシーが3位にジャンプアップ。アシストの期待に応えている。サイモン・イェーツは誤算だろう。遅れた理由はなんだろうか?

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  SAGAN Peter BORA – hansgrohe 135
2 2  CIMOLAI Davide Israel Start-Up Nation 113
3 3  GAVIRIA Fernando UAE-Team Emirates 110
4 4  VIVIANI Elia Cofidis, Solutions Crédits 86
5 11 ▲6  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 55
6 5 ▼1  DE BONDT Dries Alpecin-Fenix 51
7 6 ▼1  AFFINI Edoardo Team Jumbo-Visma 50
8 7 ▼1  MARENGO Umberto Bardiani-CSF-Faizanè 45
9 8 ▼1  MOSCHETTI Matteo Trek – Segafredo 44
10 9 ▼1  GAVAZZI Francesco EOLO-Kometa 42

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  BOUCHARD Geoffrey AG2R Citroën Team 136
2 2  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 107
3 3  MOLLEMA Bauke Trek – Segafredo 53
4 4  FORTUNATO Lorenzo EOLO-Kometa 52
5 29 ▲24  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious 35
6 7 ▲1  CICCONE Giulio Trek – Segafredo 34
7 5 ▼2  DE BONDT Dries Alpecin-Fenix 30
8 6 ▼2  TRATNIK Jan Bahrain – Victorious 26
9 43 ▲34  BARDET Romain Team DSM 22
10 15 ▲5  MARTIN Dan Israel Start-Up Nation 21

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 66:36:04
2 2  VLASOV Aleksandr Astana – Premier Tech 4:18
3 4 ▲1  MARTÍNEZ Daniel Felipe INEOS Grenadiers 7:17
4 5 ▲1  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma 8:20
5 7 ▲2  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 10:01
6 6  VALTER Attila Groupama – FDJ 16:23
7 3 ▼4  EVENEPOEL Remco Deceuninck – Quick Step 28:07
8 8  FORTUNATO Lorenzo EOLO-Kometa 37:07
9 9  COVI Alessandro UAE-Team Emirates 1:12:05
10 10  RUBIO Einer Augusto Movistar Team 1:16:31

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました