ロードバイクの情報を発信しています!

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージ 個人タイムトライヤルで総合トップは誰になった?

海外情報
Photo credit: thierry llansades on Visualhunt
この記事は約12分で読めます。

クリテリウム・デュ・ドーフィネは、2年振りに個人タイムトライヤルをコースに組み込んだ。

距離は16.4kmと短いが、総合でのタイム差はあまりついてないので、このTTで大きく順位が変わるのは間違いない。

さて、誰が総合トップに立つだろうか?

 

スポンサーリンク

第4ステージ フィルミニー ~ ロシュ・ラ・モリエール  16.4 km

第4ステージ photo procyclingstats

 

今回の個人タイムトライヤルは、かなり難しいコース。前半は下っているけど、700mの距離の丘を越えないといけない。これが平均勾配5.8%なので一気に上がると足にきてしまいそう。

その後、4.4%勾配で2.4km上がる。スタートから7.5km地点に中間計測ポイントがある。その後もアップダウンにコーナーもあり、スピードの乗りにくいコースだ。

最後も、1.4kmで4.1%の勾配なので選手は追い込まれるだろう。

 

ヨナス・ヴィンゲゴー

Tiz-cyclingスクリーンショット 以下同様

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが、これまでのタイムを40秒以上縮める凄いタイムでゴール。ケガをしていると情報があったけど、全くそんなことを感じさせないタイムを出してきた。

21分53秒でav47.793km/h。

 

ミッケル・ビョーグ

2017年から3年連続で世界選手権U23のTTで勝利しているミッケル・ビョーグ。

 

ゴールでは暫定2位。22分11秒。av44.326km/h。エリートでも間違いなくトップクラスになるはず。

 

ミハウ・クフィアトコフスキ

ミハウ・クフィアトコフスキは、中間計測ポイントで3位。ヨナス・ヴィンゲゴーから3.92秒遅れ。

 

ミハウ・クフィアトコフスキは、ミッケル・ビョーグを抜いて暫定2位でゴール。

22分4秒。av44.562km/h。

 

クリス・フルーム

まだまだ注目されるクリス・フルーム。

 

なんと、クリス・フルームは、元チームメイトのニルス・ポリッツに抜かれている。

 

クリス・フルームは暫定44位。あまり改善されているような感じは今回もしない。

 

ローソン・クラドック

EF Education-Nippoのローソン・クラドック。POCの宇宙人のようなヘルメット。これって、やっぱり速いのかな。

22分15秒。AV44.223km/h。ここまでの暫定2位。

 

ブランドン・マクナリティ

ブランドン・マクナリティが中間計測ポイントでヨナス・ヴィンゲゴーの記録を4.29秒上回る。これは凄いタイムが出そうだ。

第1ステージで遅れいたのは何だったのだろう。昨日のステージでは3位に入っていたし調子は悪くないようだ。

 

ブランドン・マクナリティはゴールでは少し、ヨナス・ヴィンゲゴーから遅れてしまう。

21分57秒。av44.829km/h。暫定2位。

 

ティム・ウェレンス

ティム・ウェレンスは暫定5位。22分14秒。av44.258km/h。

 

ディラン・トゥーンス

Bahrain Victoriousのエース。ディラン・トゥーンスは中間計測ポイントで暫定3位の9分27秒で通過。かなり良いタイムが期待出来そう。

 

ディラン・トゥーンスはゴールでは遅れてしまい暫定18位。山岳で巻き返さないといけない。

 

リッチー・ポート

TT得意のリッチー・ポートがスタート。総合順位を上げてくるか?

 

リッチー・ポート凄い!  ブランドン・マクナリティの中間計測ポイントの記録を2秒98も上回る。36歳のパワーとは思えない。

 

なんと、リッチー・ポートが暫定1位。21分51秒のav45.034km/h。ヨナス・ヴィンゲゴーを1.88秒上回った。

 

ヨン・イサギレ

なんと、アスタナのヨン・イサギレが凄いタイムをたたき出した。リッチー・ポートのタイムを6秒63も上回った。

これは凄いことだ。元々TTは得意だったが、これほど良いタイムを出してくるとは~。

 

アレクセイ・ルチェンコ

アスタナのアレクセイ・ルチェンコがヨン・イサギレのタイムを大幅に更新。21分36秒。av45.556km/h。

これは、ゲラント・トーマスも抜けないのでは。

 

ウィルコ・ケルデルマン

ウィルコ・ケルデルマンが中間計測タイムで暫定トップの9分19秒をたたき出す。これは総合でジャンプアップしそうだ。

 

ウィルコ・ケルデルマンもいいタイムだ。21分48秒。av45.138km/hで暫定2位。

 

イラン・ファンワイルダー

新人賞ジャージのイラン・ファンワイルダー(Team DSM)。中間計測タイムは暫定5位。

そして、ゴールもトップから13秒遅れの5位と好成績。TTも速いライダーで新人賞ジャージをがっちりとキープだ。

 

ゲラント・トーマス

総合優勝候補のゲラント・トーマスがスタート。中間計測タイムはトップの9分12秒をたたきだす。

 

前半飛ばし過ぎたのか、後半失速したようだ。21分59秒。av44.761km/h。チームメイトのリッチー・ポートにもおよばなかった。

 

ルーカス・ペストルベルガー

リーダージャージのルーカス・ペストルベルガーはジャージ効果もあってか、ステージ9位の好タイムをたたきだす。

21分59秒、av44.761km/h。この記録は、ゲラント・トーマスを上回るタイムだ。このタイムにより、ルーカス・ペストルベルガーはリーダージャージをキープ。

これは本当に嬉しい結果だろう。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第4ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time Avg
1  LUTSENKO Alexey Astana – Premier Tech 60 50 0:21:36 45.556
2  IZAGIRRE Ion Astana – Premier Tech 25 30 0:08 45.276
3  ASGREEN Kasper Deceuninck – Quick Step 10 18 0:09 45.241
4  KELDERMAN Wilco BORA – hansgrohe   13 0:12 45.138
5  VAN WILDER Ilan Team DSM   10 0:13 45.103
6  PORTE Richie INEOS Grenadiers   7 0:15 45.034
7  VINGEGAARD Jonas Team Jumbo-Visma   4 0:17 44.966
8  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates   3 0:21 44.829
9  PÖSTLBERGER Lukas BORA – hansgrohe   2 0:23 44.761
10  THOMAS Geraint INEOS Grenadiers   1 ,, 44.761
11  KWIATKOWSKI Michał INEOS Grenadiers     0:28 44.592
12  KONRAD Patrick BORA – hansgrohe     0:31 44.491
13  O’CONNOR Ben AG2R Citroën Team     0:33 44.424
14  HAIG Jack Bahrain – Victorious     0:34 44.391
15  BJERG Mikkel UAE-Team Emirates     0:35 44.358
16  PARET-PEINTRE Aurélien AG2R Citroën Team     0:37 44.291
17  WELLENS Tim Lotto Soudal     0:38 44.258
18  CRADDOCK Lawson EF Education – Nippo     0:39 44.225
19  KRUIJSWIJK Steven Team Jumbo-Visma     ,, 44.225
20  LÓPEZ Miguel Ángel Movistar Team     0:42 44.126

アレクセイ・ルチェンコがステージ優勝。総合でも2位に躍進した。中根英登は2分46秒遅れの118位。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1  PÖSTLBERGER Lukas BORA – hansgrohe 10 12:57:07
2 12 ▲10  LUTSENKO Alexey Astana – Premier Tech   0:01
3 5 ▲2  ASGREEN Kasper Deceuninck – Quick Step   0:09
4 19 ▲15  IZAGIRRE Ion Astana – Premier Tech   ,,
5 16 ▲11  KELDERMAN Wilco BORA – hansgrohe   0:13
6 9 ▲3  VAN WILDER Ilan Team DSM   0:14
7 28 ▲21  PORTE Richie INEOS Grenadiers   0:16
8 8  THOMAS Geraint INEOS Grenadiers   0:24
9 7 ▼2  KONRAD Patrick BORA – hansgrohe   0:32
10 25 ▲15  O’CONNOR Ben AG2R Citroën Team   0:34

ステージ優勝したアレクセイ・ルチェンコが総合2位に。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  COLBRELLI Sonny Bahrain – Victorious 69
2 3 ▲1  ASGREEN Kasper Deceuninck – Quick Step 48
3 2 ▼1  ARANBURU Alex Astana – Premier Tech 38
4 5 ▲1  PÖSTLBERGER Lukas BORA – hansgrohe 37
5 4 ▼1  STUYVEN Jasper Trek – Segafredo 36
6 6  VENTURINI Clément AG2R Citroën Team 34
7 7  VAN MOER Brent Lotto Soudal 29
8 8  VALVERDE Alejandro Movistar Team 26
9 10 ▲1  KELDERMAN Wilco BORA – hansgrohe 24
10 9 ▼1  MCNULTY Brandon UAE-Team Emirates 23

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  HOLMES Matthew Lotto Soudal 13
2 2  PÖSTLBERGER Lukas BORA – hansgrohe 12
3 3  VAN MOER Brent Lotto Soudal 10
4 4  DELAPLACE Anthony Team Arkéa Samsic 9
5 5  ARCHBOLD Shane Deceuninck – Quick Step 4
6 6  GOLDSTEIN Omer Israel Start-Up Nation 3
7 7  O’CONNOR Ben AG2R Citroën Team 3
8 8  RODRIGUEZ Carlos INEOS Grenadiers 2
9 9  GAUTIER Cyril B&B Hotels p/b KTM 2
10 10  KONRAD Patrick BORA – hansgrohe 1

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  VAN WILDER Ilan Team DSM 12:57:21
2 3 ▲1  PARET-PEINTRE Aurélien AG2R Citroën Team 0:24
3 4 ▲1  SKJELMOSE JENSEN Mattias Trek – Segafredo 0:35
4 2 ▼2  GAUDU David Groupama – FDJ 0:46
5 5  CRAS Steff Lotto Soudal 1:03
6 6  MADOUAS Valentin Groupama – FDJ 1:11
7 7  GALL Felix Team DSM 1:13
8 9 ▲1  MONIQUET Sylvain Lotto Soudal 1:32
9 10 ▲1  VERMAERKE Kevin Team DSM 1:46
10 11 ▲1  CHEVALIER Maxime B&B Hotels p/b KTM 2:05

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました