クラシカ・デ・アルメリアのゴールを獲得したスプリンターは誰?

2021.02.152021.02.21

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スペインでのレースも軒並み中止となっていたので、このクラシカ・デ・アルメリアが最初のUCI公認レースとなる。

前半こそ、登りがあるが後半は平坦となるので毎年スプリンターが優勝している。ここ2年はパスカル・アッカーマンが連勝していたが、スタートリストから名前がなくなっている。

これは誰が勝利するのか、本命がいなくなった感じだ。さて、誰が勝利したのでしょうか?

One day race»Pueblo de Vicar›Roquetas de Mar(183.3k)

コースマップ　photo Clásica de Almería

コースはスタート地点が昨年から変更されたが、あとは同じコースを走る。

スタートから40km後にある、アルトデセリンの2級山岳が海抜530mとなっておりレース全体の最高点となる。

20kmほど降下すると、3級山岳が連続する。ここで、遅れてもゴールまでは70kmあるのでスプリンターもアシストの力を使えば集団に戻ってこれる。

Deceuninck – Quick Stepでのデビュー戦となるマーク・カヴェンデッシュには誰かついてくれるかな。

photo Tiz-cyclingストリーミングより以下同様

プロチームの4人が逃げている。

ラスト56kmでタイム差は35秒程度。すでに海岸線に入っており、射程圏内に逃げを捉えているので後方は結構のんびり走っている。

先頭は4人から2人に減っている。ラスト50kmほどなのでどこまで逃げれるだろうか?

あ～、ラスト42kmで二人は飲み込まれてしまう。意外と早かった。次にアタックをかける選手はいるんだろうか。いきなり、スローペースになってしまう。

集団中ほどで、二人がからんで落車。 VANBILSEN Kenneth(Cofidis, Solutions Crédits)と VANHOOF Ward(Sport Vlaanderen – Baloise)。

道幅一杯になってサイクリング状態だ。誰もアタックかけないから、どうにもならない。

ティム・デクレルクが少しペースアップしてくれて、少し棒状に伸びている。ここから少し下りになり70km/hで集団は進む。

後方で、落車発生でクイック・ステップのライダーがこけている。アルバロセロ・ホッジのようだ。貴重なスプリンターをクイック・ステップは失ってしまった。

クイックステップが先頭を引き始める。ペースアップがあるのか。

後方でまたも落車。プロチームのライダーが二人寝転んでいる。

TREK先頭でラスト1周の周回に突入する。

マーク・カヴェンディシュは集団から切れて数人で回している。せめて先頭に残らないとどうにもならない。

追記

カヴはパンクして遅れた。

最後は、パンチスプリントでクイックステップのベルト・ファンレルベルフがフロリアン・セネシャルを発射してウルフバックの勝利!

と思ったら、ジャコモ・ニッツォーロがまくった! 昨年のツールでは落車して結局リタイヤとなってしまったので、悔しい思いをしていたが復活の勝利を上げたと言っても良いだろう。

3位には、追い込んだマーティン・ラース(BORA – hansgrohe)が入っている。

Team Qhubeka ASSOSはチーム名が変わって、初めての勝利だ。

こちらはユーザーがまとめてくれているハイライト

こちらはラスト30分からのフル動画

Rnk	Rider	Team	UCI	Pnt	Time
1	NIZZOLO Giacomo	Team Qhubeka ASSOS	200	125	4:18:44
2	SÉNÉCHAL Florian	Deceuninck – Quick Step	150	85	,,
3	LAAS Martin	BORA – hansgrohe	125	60	,,
4	ABERASTURI Jon	Caja Rural – Seguros RGA	100	50	,,
5	DUPONT Timothy	Bingoal – Wallonie Bruxelles	85	45	,,
6	VAN POPPEL Danny	Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux	70	40	,,
7	CULLAIGH Gabriel	Movistar Team	60	35	,,
8	THEUNS Edward	Trek – Segafredo	50	30	,,
9	SARREAU Marc	AG2R Citroën Team	40	26	,,
10	CIMA Damiano	Gazprom – RusVelo	35	22	,,