SRAMの最高級ロード用グループセット「Red eTap AXS」は、2019年に最後のアップデートが行われた。
今回5年間ぶりのバージョンアップで、史上最軽量の電子ディスクブレーキグループセットして登場だ。
SRAMのドライブコンポーネントを再度おさらいすると下記のようなランクとなっている。詳しく書くと更に細分化される。
- Red eTAP AXS 電動12速ワイヤレス
- Red eTAP 電動11速ワイヤレス
- Red 11S
- FORCE eTap AXS 電動12速ワイヤレス
- Rival eTap AXS
- APEX
なお、現在はeTAPという名称は使われなくなっている。
SRAM Red AXS
重量の削減により2,649gから
- ブレーキレバーとキャリパー -83g
- クランクアーム -23g
- クランクセット全体 -29g
- チェーン -13g
- リアディレーラー -16g
既存のRed eTap AXSは、最軽量だったが、2021年発売のShimano Dura-Ace Di2にその座を奪われていた。今回電子グループで最軽量の座を取り戻した形だ。
SRAM Red AXS HRD シフトブレーキ システム
Bikes don’t get much better than this 😍🥵
— Velon CC (@VelonCC) May 15, 2024
Check out the bike BORA – hansgrohe are riding at the Giro d’Italia, the S-Works Tarmac SL8 complete with the SRAM’s new Red AXS groupset 👀
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🇮🇹 #Giro pic.twitter.com/PYzRFQeDzt
SRAM Red AXS の新しいフード形状は、前世代のグループセットと比較して、はるかに薄型になっている。
SRAMは、新しいフードはより広範囲の手にとって持ちやすくなり、疲労を軽減できると主張している。
新しいレバー ピボットの位置と形状により、ブレーキを作動させるのに必要な力がボンネットから約 20%、落下から約33%軽減されると言われている。
SRAM フードの内面の側面には、「ボーナス ボタン」と名付けたものが付いている。
これらは、Dura-Ace Di2 R9200 Di2 および Ultegra Di2 R8100 Di2 に見られる、Shimano のフードトップの隠しボタンに似ている。
Shimanoと同様に、これらのボタンは ANT+ デバイスを制御したり、セカンダリ シフターとして機能する。ボタンは SRAM の AXS アプリを通じて設定される。
Review: SRAM Red AXS – the best groupset out there? Competitively priced too, given it includes Hammerhead’s brand new Karoo#cycling @sramroadhttps://t.co/OkqHUhdvHH pic.twitter.com/ACIH31uSye
— road.cc (@roadcc) May 15, 2024
気になる販売価格だけど、日本円で504,600円。Shimano Dura-Ace Di2よりも高い。なお、下記の公式サイトでは、各パーツの詳細な説明がされている。
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