ツール・ド・フランス第11ステージでサガンがゴール前に、先行するワウト・ファンアールトに肩をぶつけて押しのけようとした。
これによりサガンは降格と罰金。ポイントの没収という罰則を受ける。だが、ぶつけられたワウト・ファンアールトも罰金を食らっている。
サガンの危険な行為
ワウト・ファンアールトは、間違いなく速すぎるスプリントを始めた。だが、その勢いは素晴らしくゴールを陥れるには十分だった。
ファンアールトはスプリントで落車することを恐れて早くスプリントを開始したのだ。
だが、フェンス際からゴールを目指すサガンによって肩を押され、あきらかにスピードが鈍る。これがなければ僅差だったので、ワウト・ファンアールトの勝利もあったかもしれない。
サガンはゴール後にUCIロードレース規制、セクション2.12.007、5.1に従って、罰則を受ける。
UCIの2.12.007、5.1のルール
他のライダーまたは不規則なスプリントを妨害または危険にする選択されたラインからの逸脱(他のライダーのジャージまたはサドルを引く、脅迫または脅迫、頭からの打撃、膝を含む) 、肘、肩、手など)」は500CHFの罰金、ステージ優勝者が獲得したポイントの25%に等しいポイント控除、およびライダーのグループの最後の順位への降格。
サガンは2017年ツール第4ステージでマーク・カヴェンディシュを押しのけて鎖骨骨折させて失格となっている。今回は落車などなかったから、良かったが一つ間違えば大惨事になっていた可能性は高い。
これで、サガンのグリーンジャージの希望はほぼ立たれてしまった。ポイントは、175ポイントでサム・ベネットの243ポイントと68ポイント差。
ステージ優勝に中間スプリントも3回1位通過しても難しい。
ワウト・ファンアールトの罰金の理由
サガンの降格は見ていてわかるものだったが、ワウト・ファンアールトは何だったかというと、以下の写真でわかる。
ワウト・ファンアールトはゴール後に怒りのためにサガンに対して中指を立ててしまった。
この行為で200スイスフランの罰金を受けてしまう。
サガンが私を押したとき、私はすぐに勢いを失った。とてもショックだ。それは十分に危険だ。私は横に一直線に疾走する。
私がそこから始めるので、それは私の権利だ。遠すぎた。引っ掛かることを避けるために早くスタートしなければならなかったので、それは確かに完璧なスプリントではなかった。
少し遅れて始めたら、勝てたかもしれない。しかし、私はあまりにも遠くから始めた。
勝てたかもしれないゴールを落とし、肩を押されたのに罰金まで取られたのでは腹の虫がおさまらないだろう。
もし、押されてなかったどうだっただろうか? 是非、シャンセリゼで決着をつけて欲しい。
コメント
サガンがワウト・ファンアールトを押したときに
サガンの目の前にファンの自撮り棒カメラがあるので
それを避けたようにも見えるのですが、どうでしょうか?
etsu5pさん、凄い情報をありがとうございます!
自撮り棒のツイートみました。少し速すぎて良くわからないけど。
微妙ですね。