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ジロ第10ステージで明暗を分けたヤコブ・フルサンとドメニコ・ポッツォヴィーヴォ

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Photo by Kylli Kittus on Unsplash
この記事は約4分で読めます。

ジロ・デ・イタリア第10ステージでは、サガンが素晴らしいショーを見せてくれた。

その後ろで、二人の総合候補がメカトラブルで明暗を分けていた。

二人とはドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(NTT Pro cycling)とヤコブ・フルサン(Astana Pro Team)。

彼らの明暗を分けた理由とは?

 

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ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ

 
 
 
 
 
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GOOOOOOD JOB my @nttprocycling FULL GASSSSS #mountains @giroditalia @gettyimages

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ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは1回目のトラブルでは、フロントホイールのスポークに問題があった。

そして、2回目のトラブルはラスト21キロでのこと。フロントのスポークが折れてしまう。ここで、バイク交換を余儀なくされる。

そこまで、NTTは集団先頭に立って集団を絞っていた。

 

photo cycling today ストリーミングより

そばには、チームメイトのベン・オコナーが待っており、なんとか総合勢の集団まで約5キロで追いつく。

追いつくどころか、総合勢の集団からアタックをかけて逃げ出すほど。結局、追いつかれてしまったが、順位を落とすことなくゴール。

総合4位の座を死守することに成功した。

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、昨年の8月に自宅で大けがをしており、バーレーン・マクラーレンからは契約更新のオファーはなかった。

だが、NTTにギリギリで移籍を果たし今がある。なんとしても表彰台確保を狙いたいところだ。

 

 

ヤコブ・フルサン

 

ヤコブ・フルサンの場合には、どうにもならなかった。ラスト10kmで起こったパンクは下りで起こっており、一気に後続にも抜かれてしまう。

バイク交換をする暇もなく、後ろから来たチームメイトのファビオ・フェリーネ(Fabio Felline)のバイクを借りて走り出す。

だが、ここからの挽回は出来るものではなかった。結局、ゴールではサガンから1分21秒遅れの21位。

総合勢からは、1分15秒も遅れてしまい6位から11位まで総合順位を落としてしまう。

 

まあ、そうなる思っていた日ではない。それは私たちにとってただの不運な日だった。最悪の瞬間にパンクした。

全力を尽くして、大きなタイムギャップを制限しようとしたが、これが現状だ。

まだ長い道のりがあり、チャンスはまだたくさんある。

 

二人のトラブルはゴールまでの距離と位置も関係している。

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは登りでバイク交換、ヤコブ・フルサンは下りでパンク。集団との距離が違ってくる。

まさに、二人の明暗を分けたステージとなってしまった。ジロがミラノまでたどり着ける可能性は低くっている。

なるべく早く総合順位も上げておかなくてはいけない。

 

 

 

 

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