BMCは、Red Bull Advanced Technologiesとの共同研究プロジェクトの成果であるBMC Teammachine Rを2023年に発表。
2018年に初めてRed Bullと提携したBMCは、それ以来、F1チームのパフォーマンス・モデリングとレース・シミュレーションの能力を活用し、バイクの性能を向上させている。
今回、BMCはTeammachine SLRをアップデート。改良されたTeammachine SLRは、完全に統合されたケーブルを備えたフロントエンドを特徴としている。
Teammachine SLR
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最新のTeammachine SLRの最大のアップデートは、統合コックピット システム (ICS) による完全に統合されたケーブル ルーティング。
BMC によると、前モデルではケーブルとホースがフロント エンドに露出していたが、現在はバーと上部ヘッドセット ベアリングを通してルーティングされており、より洗練され空気力学的なセットアップを実現している。
クラス最高の剛性と重量を提供すると評される Teammachine SLR フレームの重量は 997g、フレームセット全体の重量は 1,585g。
完成重量は8kgを越えるので最軽量バイクとは言えない。
SLRの主要部分は、タイヤクリアランスを含めて変更されていない。フレームは 26~28 mmタイヤに最適化されており、最大 30mm の幅まで対応する。
フレームにはすべて、垂直コンプライアンスと振動減衰を提供するためにフレームのチューブ、カーボンレイアップ、D字型シートポストに組み込まれたBMCのTunes Compliance Concept(TCC)が引き続き採用されている。
2025 BMC Teamamchine SLR TWO
- フレーム: Teammachine SLR カーボン
- グループセット : Shimano Ultegra Di2 R8150
- ステム : BMC RSM 01 統合コックピットシステムテクノロジー
- ハンドル: ハンドルバー : BMC HB
- ホイール : AR 27 チューブレスレディ
- タイヤ : Pirelli P Zero Road 26mm
- シートポスト : Teammachine SLR カーボン D 型シートポスト
- サドル : Fizik Argo Vento R5 | 140mm
- 重量 : 8kg
- 価格: €4,999(約77万円)
Teammachine SLR Two、Three、Four モデルは現在販売されており、SLR One モデルは 2025 年後半に発売される予定となっている。
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