UCI(国際自転車競技連合)はイタリアのデゼンツァーノ・デル・ガルダで開催された運営委員会において、機材、選手の安全性、プロカレンダーに関する重要な一連のルール変更を承認した。
早ければ来月から段階的に施行されるこれらの改革は、選手の安全確保と競技の公平性を目的としている。
フロントポケットの禁止(2026年7月1日から施行)
The UCI Management Committee reviews the development of cycling in India and modifies provisions governing the participation of Belarusian and Russian athletes in international competitions in line with the recommendations of the IOC https://t.co/qcLVEudn2W pic.twitter.com/V1FZBVOTfV
— UCI_media (@UCI_media) June 5, 2026
UCIは、エアロダイナミクスを向上させる目的で、栄養補給品を詰めたフロントポケットをジャージの内部に使用するチームが散見されるとして、2026年7月1日以降、ジャージのフロントポケットを全面的に禁止する。
UCIによると、これらのポケットに入れられた補給品のジェルとかはレース中に消費されることがほとんどなく、単に選手のシルエットを変えて空力的なアドバンテージを得るために利用されていたとしている。
今後は無線機用の専用ポケットを除き、ポケットは背面にのみ許可される。
サイクルコンピューターのサイズ制限(2028年1月1日から施行)
Equipment regulation, rider safety and calendar changes dominate the governing body’s latest Management Committee meeting https://t.co/KdL4Iwx751
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) June 5, 2026
画面に表示されるデータ量が増加することで選手の認知負荷が高まり、事故の要因になり得るという懸念から、サイクルコンピューターの最大サイズが「126mm × 71mm」に制限される。
このサイズは現在市場にある最大級の製品に相当するため、既存の主要デバイスには影響ない。将来的なさらなる巨大化を防ぐための措置となる。
このルールは2028年1月1日から適用される。なんの意味があるのやら。
現在最大なのは、Garmin Edge 1050で、サイズ: 縦 118.5mm × 横 60.2mm × 厚さ 16.3mm。
ブエルタ・ア・エスパーニャなどのカレンダー変更
2027年の世界選手権(フランス・オート=サヴォワで8月24日〜9月5日に開催)に合わせて、カレンダーの大幅な変更も承認された。
これに伴い、男子のブエルタ・ア・エスパーニャは9月4日〜26日の開催に移動となる。
また、女子のブエルタ・ア・エスパーニャ・フェメニーナも、春の開催から男子の直後となるワールドツアーシーズンの終盤へと時期が移行する。
イエローカード制度と警告ピクトグラムの拡大導入
安全対策の一環として、イエローカード制度がエリートクラスのレースでも拡大導入される。
1日のレース内やステージレースで2枚のイエローカードを受けた場合、即時失格および7日間の出場停止処分となる。
この制度は、集団の安全を脅かす反則行為に対して提示される。さらに、コース上の危険箇所(道路の狭窄、急カーブ、踏切など)を示す標準化された警告ピクトグラムが国際カレンダー全体で導入される予定。
詳しくは以下のプレリリースで確認可能。




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