タデイ・ポガチャルが1級山岳ピュイ マリー パ ド ペイロル峠の頂上手前でアタック。
ヨナス・ヴィンゲゴーとプリモッシュ・ログリッチが追う展開に。だが、プリモッシュ・ログリッチは登りでヨナス・ヴィンゲゴーの走りについていけない。
レムコ・エヴェネプールに追い付かれ、ゴール手前1kmでまさかの転倒。ゴールでは55秒遅れの4位。総合では2分45秒差となり、総合優勝の夢は立たれたかと思われた。
痛恨の落車
La chute de Roglic et de la moto ! @LeGruppetto #TDF2024 pic.twitter.com/mnfXV7h8o4
— Romain Hidé (@RomainHide) July 10, 2024
何が悪いという訳でもなく、カーブでの落車。不運としかいいようがない。
その後のカメラの慌てぶりからも、突然としかいいようがなかった。
プリモッシュ・ログリッチは、膝から出血しながらゴール。もう、ツール制覇の夢は立たれたかと思われた。
最初に出たリザルトでは、タイム差がそのまま反映されて発表。しかし、その後リザルトは訂正された。
第11ステージに適用された、ゴール手前3km以内の転倒ということで、レムコ・エヴェネプールと同タイムとなった。総合4位の2分15秒遅れとなっている。
Le clan Roglic après la 11e étape: “Logique que Primoz ait été reclassé dans le même temps que Remco Evenepoel” https://t.co/3E7GbERbWV
— DH les Sports + (@ladh) July 10, 2024
チームのスポーツディレクターのコメントによると
少し濡れていて、滑ってしまった。ログリッチは大丈夫だと言っている。もちろん、皮膚を失ったので、いくつかの切り傷を負うことになるだろう。
しかし、幸運なことに彼は肩から落ちなかった。それが私たちの最大の懸念だ。我々は詳細に検査するつもりだが、プリモシュは相変わらず楽観的だ。
ただ、登りでヨナス・ヴィンゲゴー、タデイ・ポガチャルについていけなかったのは誤算なのか。それとも、まだベストではないのか。
アレクサンドル・ウラソフを失ったことで、最後の切り札がないのは気になるところだ。
コメント
この救済はちょっとズルい気もしますが…(笑)まあ、山頂ゴールではないからということなんでしょうね。
まあ、何とも言えませんね。時々不可解な判定があるみたいな。