ツール・ド・フランスを総合7位でゴールしたトム・デュムラン(Team Jumbo-Visma)はエースとしてブエルタ・ア・エスパーニャに出場する。
メンバーは現在7名がセレクトされており、ツールでエースだったプリモシュ・ログリッチとセップ・クスも選ばれている。
Jumbo-Vismaはシーズン最後のグランツアーで総合優勝を狙う。
Jumbo-Vismaのブエルタメンバー
9月24日時点でのJumbo-Vismaのブエルタのメンバーを見てみると。
どちらかというと、アシストは若手が揃っておりヨナス・ヴィンゲゴーはグランツール初出場だ。
ただ、トム・デュムランのアシストがプリモシュ・ログリッチにセップ・クス、そしてロベルト・ヘーシンクもいるのでかなり手厚い。
トム・デュムランは、ツールでは自らのマイヨ・ジョーヌ獲得は断念しなければならなかった。
だが、第3週に入って尻上がりに調子を上げてくる。
特に、第20ステージのタイムトライヤルでは抜群の走りを見せており、ブエルタでも十分に総合優勝を狙っていけるだろう。
ただ、登りでアシストの引きで遅れないようにしないと。トム・デュムランがシーズン最後に面白いレースを見せてくれることを期待しておこう。
トム・デュムランは世界選手権TTも出場
トム・デュムランは世界選手権個人タイムトライヤルにも、2年振りに出場する。
2018年はローハン・デニスに1分21秒の差をつけられて2位。2019年は膝の負傷で欠場しており、2017年以来の優勝を目指すことになる。
だが、今年の個人TTはレベルの高い争いになりそうだ。チームメイトのワウト・ファンアールトも出場するし、ディフェンディングチャンピオンのローハン・デニスは強い。
昨年3位のフィリッポ・ガンナの進化も著しい。表彰台を確保するのも大変だろう。
ブルエタは3ステージ少ない18ステージなので、個人TTの走りが総合タイムに大きく影響してくる。
トム・デュムランはブエルタ第13ステージの個人タイムトライヤルを占う上でも世界選手権で良い走りを見せておきたい。
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