シビウサイクリングツアー第2ステージは、なんとスタート前から延々とストリーミングをしてくれた。
昨日の第1ステージの模様も流してくれていた。
昨日の山頂フィニッシュに続き、第2ステージは現地時間13:45にシビウをスタート。
トランシルバニアの街の周辺地域を178km周回した後、午後遅くにシビウのBulevardul Victorieiでフィニッシュした。
フラットなゴールで、ルート上にはいくつかの上り坂があるが、スプリンターが最初の栄光を手にするチャンスは十分にあるはずだ。
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シビウでのサインとセレモニーの後、実際のスタートはシビウ市東部の郊外で行われる。
すぐにDealul Dăii(ディルルル・ダーイ)まで上り坂になっているため、レースはスタート地点から登り出す。
ステージは、小さいな山岳の登りを経て、オルト川の谷間を通る平坦な道が長く続いた後、なだらかな風景の中、有名な道を大回りする。
シビウのゴール前には、最後の40kmの間に2つの登りが連続するなど、このステージで最も困難な部分が登場。
二つの連続した登りはいずれも短い。平均勾配は5%前後とそれほど急ではない。
とはいえ、最後の登りは長い平坦区間の後に来るので、集団からのアタックの踏み台になるかもしれない。
最後の登りはゴールから約24kmのところで頂上に達し、最初はテクニカルな下り坂が続き、その後は速い下り坂になる。
しかし、約20kmの平坦な道があるため、アタックが最後まで粘るのは難しい。
今ステージの最初のスプリントは、長く、広く、平坦なフィニッシュのBulevardul Victorieiで、シビウの中心部に向かってまっすぐに進む。
スプリンターの活躍の場だ。
逃げが粘る
最初に逃げていたのは5人。私が見てる時には4人だったけど。雨でカメラのレンズが曇っていて、中々誰が逃げてるメンバーがかわからない状態。
普通ツールとかだと、すぐにカメラのレンズを拭くけど、ローカルでは慣れてないか。
逃げていたメンバーは、ゼッケン順に
- DIMA Emil(Giotti Victoria)
- DEMENTYEV Yegor( Team Novak)
- WEULINK Meindert(À BLOC CT)
- BUDZINSKI Tomasz(Wibatech Merx 7R)
この中では、ゼッケン52番のDEMENTYEV Yegorが一番キツソウに先頭交代を回していた。
ウクライナ出身で33歳。若い3人に比べてキツカッタか?
集団はBORAが引くんだから、逃げは射程圏内であることは間違いない。
現在、リーダーのパトリック・コンラットを守って進む。
走りながらチームメイトのリアディレーラーにスプレーを吹きかけている。
これはパスカル・アッカーマンか?
先頭集団は踏切を越えたが、後ろ集団は踏切ストップで45秒のロス。逃げ集団には嬉しいボーナスだったけど。
逃げ集団は、やはり3人になってしまう。だが、この3人結構粘る。後ろに集団が見えてからも登りで懸命に走った。
そりゃあ、山頂付近でトップにいたら、あとは下りなので必死だ。集団はNIPPO DELKO One Provenceの中根英登を先頭に一気に3人をパス。
飲み込まれる瞬間はいつもせつないねえ~。
ラストの登りに向かってグレゴール・ミュールベルガーがパトリック・コンラットを引く。
このまま二人になるかと思われたけど、パトリック・コンラットが下がっていく。これを見てグレゴール・ミュールベルガーがアタック。
彼に頂上で追いつけたのは数名のみだった。
だが、長く下りと平地で、なんとか後ろも追いついてくる。遅れたパトリック・コンラットも自ら先頭を引いて集団のペースを上げる。
追いついた36人のライダーが集団でゴールに向かって進む。こうなると、勝つ人はただ一人ですね。
🇷🇴 #SibiuTour
🏆 STAGE WIN for @Ackes171! 🏆 pic.twitter.com/upoW6hTnpQ
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) July 25, 2020
優勝したパスカル・アッカーマンは
それは少人数のグループで、誰もリードアウト列車を持っていなかったので多忙なスプリントだった。私はどちらの車輪を選ぶべきかわからなかった。
300で行くか? 良いスプリントだったけど長かった。
パトリック・コンラッドは最後の登る直前にパンクした。私たちにとって緊張した状況だったんだ。
最後の登りでフルになる計画があったので、プッシュを始める前に彼を待たなければならなかった。レースで優勝したことを嬉しく思います。
ちなみに、ダビデ・レベリンは集団ゴールで総合7位。中根英登は総合68位。
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