グラベルステージで、タデイ・ポガチャルは総合争いのメンバーを決めたかったのか。
それこそ、何度アタックをかけただろうか。タデイ・ポガチャルはレムコ・エヴェネプール、ヨナス・ヴィンゲゴーと共に表彰台を決めたかったのは間違いない。
第1週の最終日でも、タデイ・ポガチャルの脚は絶好調だ。しかし、今回のTeam Visma | Lease a Bikeの走りには理解を示さない。
自分だけを見ている
上記はタデイ・ポガチャルのアタックを集めた動画だけど、まあ元気というか強すぎる。みんなが、第1週の最終日で疲れがたまっているのとは大違いだ。
ドリームチームのアシストの力も大きい。ただ、今回はヨナス・ヴィンゲゴーとTeam Visma | Lease a Bikeの作戦について疑問視している。
今日は3人で抜け出した場面もありましたが、最後まで行きたかったですか?
ヴィンゲゴーは私を恐れていると思う。そうでなければ、出発するときに協力してくれただろう。それに、彼にはもう一人、マッテオ・ヨルゲルソンがいたから、彼らの方が多数派だったんだ。
残り70キロで3人が抜け出した時にも、ヨナス・ヴィンゲゴーは協力しませんでしたね。
レムコと自分は大きな努力をした。ヨナスも一緒だったし、彼は調子がいい。
私たち3人はそこから立ち去った。他のクラスライダーたちに時間を稼いで表彰台を確保する絶好の機会だったと思うが、ヨナスは協力を拒否した。
彼らはプリモシュ・ログリッチやレムコのことなど考えずに、私だけを追いかけるんだ。
フィニッシュまでの区間で向かい風があったのが残念で、そのせいで最終局面で引き離すことができなかった。 だが、グラベルステージはとても楽しかった。
どこもかしこも砂と埃が多かったので、コースの全体像をはっきりと捉えることは不可能だった。本能と強さだけで乗り切る必要があった。
脚の調子は良かったし、難しいステージの一つだったのでこれは嬉しいニュースだ。これまでのツアーにはとても満足している。体調も良くて、とても良いチームが周りにいるので、とても自信を持っている。
表彰台独占は確実だった。1位、2位、3位がもっと離れていてもおかしくなかった。でもTeam Visma | Lease a Bikeはそれを受け入れなかっただろう。
彼らは他のライダーを過小評価しているのかもしれない。みんなそれぞれの道を歩んでいる。私は心で走るのが好きだし、今日はそれをするのに適した日だった。
レース1週目は終了し、最初の休息日となる。全チームが結論を出し、現状を把握しなければならないが、総合順位に変化はない。
イエロージャージのポガチャルは、レムコに33秒のリードを築き、ヴィンゲゴーは1分15秒遅れで3位につけている。3人の決着は第3週の山岳と最終ステージの個人タイムトライヤルだ。
コメント
いつも楽しく拝見させ頂いております。
個人的な感想ですが、やっぱりヴィンゲゴーには華が無いと感じています。というよりVismaというチームの方針ですかね。
ファンの方にはすみません。
ツキ位置作戦は認められるケースもあるけど、ほとんど批判を受けるにあたり大勢のファンは見ていて気持ちいのいい作戦でないのではないでしょうか。
この走りをロードレースらしいクレバーな走りと評価するのが玄人なのかもしませんが、ポガチャルの走りはいつも挑戦的、刺激的で見ていて本当に面白いです。
去年は怪我の影響もありながら全力で戦って負けたポガチャル。
今年は同じくような状況のヴィンゲゴー。
一昨年はヴィンゲゴー、ログリッチ、ワウト、セップクスにチーム力で負けたポガチャル。
今年は逆の立場のようなヴィンゲゴー。
なかなか両者最高の状態でのガチンコ対決は見られませんが、今年も熱い走りが見たいです。
いつも見て下さってありがとうございます!
誰でも、得意不得意分野があり、このステージではただ、ただタイムロスをしないことがTeam Visma | Lease a Bikeの作戦だったようですね。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、今のところベストではないけれど第3週の山岳で真価が問われるでしょうね。ただ、昨年のようにセップ・クスがいないのが痛い。
やはり、アシストの差が出るのは仕方ないかもしれませんね。
ファンとしては、第3週のガチンコ勝負を本当に期待したい!